住んで、学んで、探して。全国の離島から始まる第2の故郷の見つけ方

北海道から沖縄、あなたならどこへ行く?

島キャンのインターン先は、「歴史・伝統文化を守る」「海にかかわる」「食にかかわる」「観光にかかわる」といった関わりたいカテゴリーから選ぶことができます。

例えば、奄美大島ではマングローブ原生林でのカヌーツーリングガイド、与論島ではサンゴと海を守る活動、徳之島のラジオ局での番組制作、喜界島の魅力を伝える黒糖焼酎づくり、礼文島で海産物の販売接客など場所も内容も様々。

どれも島ならではのお手伝いができるとあってこれは貴重な体験!


今後の人生に生かせる経験

参加者のひとりは、自然が豊かで人も温かくて、悪いところが一つもありませんでしたと話します。

「地元の商店街で洋服屋さんを営んでいる女性の方に話しを聞いたときに、『大体この辺でお店を開いている人達は、一回島を出て都内で何年か働いて経験を積んだ後に、島に戻り自分のお店を開いている』と話しており、私も自分のやりたいことを仕事にして、しっかり経験を積んでから島で自分のお店を持ちたいと考えるようになりました」。

観光では得ることのできない財産

島キャンに参加した学生は、みんな「また帰りたい」といいながら戻っていき、実際に多くの島キャン生達がもう一度島に帰っていくそうです。

「今まで名前も知らなかった島や、東京からだと交通の便が悪い島もありますが、それでも再度訪れるのは、観光ではなくインターンシップで訪れ、『はたらく』の生む価値を学ぶと同時に、島の方々の暖かさに触れるからです。

観光以外で、しかも島出身ではないのに『また帰りたい』と思い、実際に友達や家族を連れて行くことが島おこしに繋がると考えています」と事務局の方がお話してくださいました。

島の魅力を発信し、学生たちの「第二の故郷」を目指し活動する「島キャン」。日本にまだまだたくさんのすばらしい島があることを彼らは教えてくれます。

島キャン

公式サイト: http://www.shimacam.com/

  • source:島キャン
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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