日本は周囲を海で隔てられた島国ですが、国内にどのくらいの離島があると思いますか?
北海道・本州・四国・九州・沖縄本土を除くと小さな島含め、その数なんと6,847。その中で人が住んでいる有人離島は、418あるといわれています。
島の方々の想いを伝承できる学生を送り出す
有人離島の中には有名な観光資源がある島もありますが、まだまだ知られていない島が多く、人口減少も進んでいます。
そこで今、離島で職業体験をしながら島おこしをはじめよう! という新しい形のインターン「島キャン」が活発に行われています。島キャンは、 島をCampus(学び場)に、 島でCamp(仮住まい)し、 あなたと島のCan(可能性)を見出すために、うまれました。
島キャン生が島の魅力を発信
参加への流れとしては、まず島キャンに興味を持った学生たちが島キャンミーティングに参加。事務局がアレンジし、インターン先が決定されます。インターンシップ中には実際に島民とお手伝いをしながら島をPRするために、SNSを使った情報発信を行います。
ここまではよくあるインターンですが、島キャンがユニークなのはミッションが終わってから。
島おこしインターンを経験した島キャン生が一堂に会する「島キャンサミット」で、インターン先ごとに島おこしインターン実施報告するだけではなく、インターン中につけた日記(日誌)や日々の活動を写真・動画で撮影したものを使って島おこしPR動画を制作するんです。
これにより島キャンでの体験が動画としてずっと残り続けることになりますし、一般の人にも広く伝わります。島をPRするのは、実際に島に滞在しその魅力に触れたインターン生が行うので、そのリアリティもひとしお!
今島キャン公式サイトにアップされている動画は、仲良くなったからこそ映し出せる住民たちの表情や実際に体感した大自然などがリアルに伝わるものばかり。
どこかの企業が作ったものではなく、撮り方、構成など、どれひとつとして似た様なものがない手作り感が、いい味を出しています。
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