採取期間はたった10日。雪深い福島の森から生まれたメープルシロップ

寒さが和らぎ外気温が4℃になると、樹は根から水を吸い上げます。そして樹のてっぺんに水が行きわたると、今度は葉を出し始める。その10日間のあいだに幹に小さな穴をあけ、ホースを差し込んで樹液を樹から分けてもらうのだそうです。

この樹液には、カルシウム、カリウム、マグネシウム、マンガンという4種類のミネラルが含まれています。95mlの瓶に入っているのは角砂糖2個分の砂糖。一般に売られているサイダーより甘さ控えめで、ほのかなカエデの香り。ちょうどよい甘さに仕上げました。

そして、佐藤さんがこだわっているのは安全であること。保存料、着色料は使用せず、放射性物質測定結果では全て1ベクレル以下になっています。

キノコハウスさんのHPに詳しく紹介されています。こちらもご覧ください。
メープルサイダー物語

佐藤さんは、「からだに入るものですから、自分の子どもや孫にも食べさせたいものを作りたい。この地元の材料を使ったサイダーをたくさん販売することで、限界集落と言われる地域で若者の雇用を生み出したい」と熱く語って下さいました。みりんを使ったスイーツなど、新商品にも取り組んでいるということです。

メープルサイダー 95ml 361円(税込390円)
株式会社キノコハウス

  • 記事提供:kura-cafe
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  • ※この記事は西会津町の福島特定原子力施設地域振興交付金事業に基づくものです。
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