採取期間はたった10日。雪深い福島の森から生まれたメープルシロップ

メープルシロップと言えばカナダ産がメジャーに販売されてますが、日本国内でも生産されていることをご存知でしたか?

今回、アンテナショップ「kura-cafe」からご紹介するのは、福島県西会津町の雪深い森に生えるイタヤカヤデで作ったメープルシロップのジュースです。

大自然の恵みをいただく メープルサイダー

【西会津町のおいしいもの紹介】

雪深い福島県西会津町で、この時期にしか採れないイタヤカエデの樹液で作ったメープルサイダー。甘さひかえめで後味すっきり。一口飲めば、身体にじんわり栄養が沁みわたる!ミネラルをたっぷり含んだ天然の栄養ドリンクです。

このメープルサイダーをつくり、昨年7月販売を開始した株式会社キノコハウスの佐藤昭子さんにお話を伺いました。

豊かな自然に囲まれた西会津町奥川地区で、美味しい空気、水、自然の恵みを受けながら農業をいとなみ、安心・安全な商品を開発している佐藤さん。縁側カフェも開いています。

カフェのホットケーキに国産のメープルシロップをかけようと思って探したら、生産しているのは全国で2か所しかない。その2か所、極寒の地でイタヤカエデの樹液が採れるなら、自分で作ってみようと思ったのがきっかけとか。

シロップにするのは、樹液を40分の1に煮詰める大変な作業。それなら、樹液そのものを役立てたいと考え、日本で他にないメープルサイダーが誕生しました。

このイタヤカエデの樹液は、実は冬から春に向かうこの時期、たった10日間ほどしか採取することができません。


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