三重県にパクり疑惑…?あの人気番組にそっくりなPR動画の真相を直撃

:しつこいですが、なぜ、まるでテラ○ハウスのような動画をつくるコトになったのですか?

岡本さん:だからパクってませんって(笑)。都会の若者に、IターンやUターンの候補として、もっと三重県を知って欲しかったのです。少子高齢化や跡継ぎ不足は、三重県が直面している問題です。

:なるほど。そういった都会の若者に受けいれられる、スタイリッシュ感を追求した結果、そのような作品ができた、と言うことですか?

岡本さん:テーマが移住と再就職で、対象者が若者。彼らが田舎の空き家で共同生活するなんて面白いのでは? って進めたら、偶然、似たような感じになっちゃったのかなー。

:えっ、偶然

岡本さん:そう、偶然です。

:撮影はどんな感じでしたか?

岡本さん:実際に三重県で撮影したのですが、出演された方々も、三重県の漁業や仕事、自然や文化などにすごく感動していました。出演者や制作スタッフが本当に一丸になって仕事をしました。最後のシーンでは、全員が泣いちゃいました。

:なるほど! 都会の若者には三重県の漁業や仕事って、新鮮に映るのでしょうね。撮影で気を付けたことなどありますか?

岡本さん:そうですね、表情を捉える感じですかね。使っているカメラも本物と同じものを使いました。

え、本物!? 本物=テラ○ハウスと同じってことですか?

岡本さん:あっ、そこはカットしてください…(汗)。

:これはパクリを越えて、完コピ(完全コピーの略)ですよね?

岡本さん:いや、偶然です。

:このインタビュー、OTONAMIEに掲載してもいいですか?

岡本さん:うん。いいですよ!

:このインタビューをOTONAMIEに掲載して、岡本さんが県庁のお偉い方に怒られたりしないですか(意外とすんなりOKでちゃった…ちょっと岡本さんのことが心配…)?

岡本さん:このインタビュー読んで頂いた方が、「つづきは三重で」や、「ミエタカラ」の映像などに興味を持って頂ければ、それで良いじゃないですか!

岡本さん:あと、もうすぐミエタカラのノーカット版を公開するかもしれないので、それも告知して頂けると嬉しいです! ノーカット版でご覧になると、マジで泣けると思います。

:(おっと! 私、使われちゃってる!?)

パクり(っぽい)けど見てみたくなる動画

ちょっとスガシカオさんにも似た、公務員っぽくない広報担当の岡本さんに、なかなか秀逸に使われてしまった私…。でも、三重を想う気持ちは、行政も三重に暮らす私たちでも一緒。そんな垣根を越えて、もっと三重が盛り上がれば良いのになと思いました。

最初ミエタカラを見たとき、正直「パクリやん…。」と思った。しかし、予告編、本編を観ていく内に「JPのあと、だれが卒業するんやろ…。ノーカット版も観てみたいな」と思っている自分がいた。

サミットも迫る!さてこのチャンスに、どうなる三重県! そう! つづきは三重で…。

  • 記事提供:OTONAMIE
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

ライター:yusuke.murayama

村山祐介。OTONAMIE公式レギュラー記者 兼 運営代表。仕事はグラフィックデザイン。趣味はお酒。地元三重で何かおもしろい新発見はないかなと日々探し求めています。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた

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