「パンザマストが鳴ったら家に帰ろう」千葉県柏市以外で伝わらない新方言

午後4時ごろ、外でどこからともなく流れてくる音楽を聴いた覚えがありますよね?「家路」や「夕焼け小焼け」など哀愁漂う懐かしい同様が多いのですが、その音楽が流れるものの名前を知っている人は少ないはず。

ところが、千葉県の柏市で尋ねてみると…

「パンザマストでしょ?」

「小学校の頃はパンザマストが家に帰る合図だった」

編集部「えぇぇ、なんでみんな知ってるの!?」

柏市民が口々にいう「パンザマスト」

正式名称は「防災行政無線」と言って、大規模な災害や火災が発生した際の防災無線や、朝・昼・夕を知らせる時報の役割を持つ無線なのですが、なぜか千葉県柏市では「パンザマスト」という名称で広く知られています。それはこんなところでも…

千葉県柏市公式Twitterも「パンザマスト」

看板も「パンザマスト」


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柏市民は防災行政無線で夕方に流れる「夕焼け小焼け」の音楽のことを「パンザマスト」と呼んでいますが、本来「パンザマスト」とは防災行政無線などを設置する柱のことを指します。日鐵住金建材株式会社の商標登録商品で、サイトの商品紹介ページでは「パンザーマスト」と表記されています。


image by:柏市立酒井根東小学校

主な防災行政無線の役割として、防災関連の放送と時報がありますが、柏市では市のホームページや資料などで防災関連のことを、小学校のホームページでも夕方の時報を「パンザマスト」と表記していたりするので、防災関連無線を介した放送をまとめて「パンザマスト」と言うようです。

Wikipediaでも「新方言」の例として、千葉県柏市を主な地域に、その他2市で使われていると明記されています。

では最後に、柏市民に馴染み深い夕刻の「パンザマスト」放送を動画でご紹介。みなさんも小学校の下校時刻に聴いた、懐かしい音楽を思い出しましたか?

image by:fpdress/Shutterstock.com

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