高知県の野菜がおいしい3つの理由
高知県の野菜がおいしいのには、3つの理由があります。
1つめは日本でも珍しい地理環境にあること。高知県は南側をスッポリと太平洋に囲まれ、北側は森林に覆われる特殊な地形になっています。しかも農作物にとって大事な水を作り出す森林の割合が84%。この値は日本一を誇ります。また、一年中温暖な平野部と寒暖差の激しい山間部とで旬をずらすことで、年間を通して安定的に農作物が収穫できるのです。
2つめは、豊かな天候。高知は、農作物に必要な要素である水・気温・太陽・雨のいずれも日本トップクラスで、日本一にも頻繁になっています。
最後は美しい河川に恵まれていること。
高知県は「四万十川条例」という独自の水質基準を厳しく守ることで、「清流」を保持する努力をしています。その甲斐あって、高知県で獲れる海の魚の種類は約1,500種に及び、日本一。そんな、綺麗で栄養豊富な清流で四国野菜は育てられているのです。
こうした恵まれた農環境の中で、地元農家さんが手塩にかけて一生懸命野菜を育てているのですから、おいしくないわけがありませんよね。何より、人の温もりまで届けてくれるのが最大の魅力です。“仕送り”を通して農家のお爺ちゃんやお婆ちゃんと交流すれば、きっと高知が第2の故郷に思えてくるはず。いつか会いに行くのもいいかもしれません。
- 記事提供・編集協力:P.M.A.トライアングル
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