青森の雪原にミステリーサークルが出現。犯人はたった1人の「足跡」

田んぼアートで有名な青森県の田舎館村(いなかだてむら)が、真冬の田んぼを利用したスノーアートを2月9日〜12日の4日間にわたり公開しました。週末には多くの観光客が訪れ、人口約8,000人の田舎館村に、ピークの日には1日4,000人以上も足を運んだそうです。

全国ニュースでも放送された話題のスノーアートですが、今回は初日と最終日に訪れました。以前にも紹介した「緑が生い茂った夏の『真田丸』」や、「紅葉を迎えた渋い秋の『真田丸』」とはまた一味違ったスノーアートの世界を!

足跡で作った「スノーアート」に4千人以上が殺到!

今年の冬の田んぼアート公開期間は2月9日(木)~12日(日)の4日間。11日は土曜日で祝日、しかも晴天という絶好のコンディションに恵まれました。報道を見た人や、昨年のスノーアートを見ていたリピーター、隣の弘前市で開催していた「弘前城雪燈籠まつり」の行き帰りに寄る人など、のべ4,000人を超える人が訪れました。

青空に映える白いスノーアートと、「津軽富士」とも呼ばれる岩木山との景観が見事です。

(写真提供:田んぼアートの村 いなかだて公式Facebookページ

このスノーアートを製作したのは、イギリス人のサイモン・ベックさん世界でただ一人のスノーアーティストとして、世界中で美しいアートを雪原に刻んでいます。

筆者が会場を訪れたのは17時頃。日没後の青い光と展望台からのライトアップの光が交差している中を、黙々とサイモン氏が歩いていました。

トイレ以外の休憩をほとんどとらず歩き続けること11時間ついに、スノーアートが完成です!

栄養補給にバナナを食べるくらいで、時には半そで姿になりながら約40kmを歩いたそうです。超人的ですね!


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