先日、地元の人だけが知る「ご当地パン」を紹介しましたが、今回紹介するのは、「ご当地ドリンク」です。
ご当地パンにも負けない、インパクトあるネーミングや個性的なフレーバーのものが勢ぞろい!では、早速ディープなご当地ドリンクの世界を見ていきましょう。まずは日本の南から。
宮崎県「愛のスコール」「ヨーグルッペ」
image by: 西表カイネコ さん/ [CC BY 2.1 JP], via Photozou
昼ドラのタイトルのような名前がインパクトある「愛のスコール」。初めて飲む人はパッケージやその名から想像できないかもしれませんが、甘酸っぱいヨーグルト風味の炭酸飲料です。
まだ「乳性炭酸飲料」が珍しかった昭和47年に発売され、南日本酪農協同より販売されました。かれこれ45年近くも地元の宮崎はもちろん、他の地域でも販売されています。
ちなみに、「スコール」はデンマーク語で「乾杯」を意味するそうです。レモン、アップルからミルクセーキまで、種類も豊富です。
この他にも、宮崎で長年愛され続けている飲み物があります。それは、「ヨーグルッペ」。
こちらも、南日本酪農協同が昭和60年より販売する”乳酸菌とコク”が特徴の乳酸菌飲料です。ビフィズス菌・サーモフィルス菌・アシドフィルス菌の3種の菌がマイルドな味を作り上げ、独特なコクを作り出しています。女の子のパッケージが印象的ですね。九州や北海道エリアなどでポピュラーだそうです。
大分県「つぶらなカボス」
沖縄「ゲンキクール」「ヒラミ8」
「花田のミキ」は65年以上、奄美大島で飲まれている添加物不使用の発酵飲料。原料は、米、さつまいも、白糖!夏バテや体調が悪い時にも効果的だとか。味は甘めで、甘酒に近い味がします。パッケージから牛乳を想像する人も。500mlで260円です。沖縄でもよく飲まれているようです。
南はトロピカルが漂う温暖気候ということもあり、さっぱり系や夏バテ効果のあるドリンクが多いですね。パッケージや名前もインパクトのあるものばかりですね。
次はところ変わって、北へ。