京都「祇園祭」の秘密。氏子らが7月にキュウリを食べない理由

image by:kqlsm/Shutterstock.com

キュウリ封じ

八坂神社の御神紋は「五瓜に唐花(ごかにからはな)」と「左三つ巴」です。これは家紋のようなものです。ちなみに「五瓜に唐花」の紋は織田信長家の家紋と一緒です。

この神紋実はキュウリを輪切りにした時の断面と似ています。そのことが由来で、祇園祭が行われる7月になると祇園祭の関係者や氏子達はキュウリを食べないという習わしがあります。「恐れ多い」とのことからだそうです。

京都は美味しい漬物でも有名な土地ですが、この時期ばかりはキュウリ好きには辛い1か月です。ただ、今も頑なに守られているのはごく一部の方達だけのようで、一般観光客は食べても大丈夫のようです。

いかがでしたか?

まずはサラッと祇園祭の概要言い伝えなどをお伝えしました。導入部分からコッテリしているとあまりよくないので今回はこのぐらいにしておきます。

次回は来週の半ばの配信となるので、前祭の宵山や山鉾巡行、八坂神社の神幸祭の数日前となります。なので、祇園祭の魅力をふんだんに、余すところなくご案内したいと思います。

これを読んで祇園祭に行けば観るべきものがよく分かり感動のレベルも格段に上がるような内容になっています。

一度読んで前祭を観て、もう一度読んで後祭を楽しむことが出来るようにしています。是非とも楽しみにしていて下さい!

  • image by:kqlsm/Shutterstock.com
  • ※掲載時点の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※初出:MAG2 NEWS(2016年7月20日)
いま読まれてます

Page: 1 2 3

TRiP EDiTOR編集部 :TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。