東京メトロの13駅の駅構内の様子が、2018年5月28日(月)からGoogleストリートビューで一般公開されました。
駅構内のストリートビューを使えば、東京メトロの駅ナカの様子を現地に行く前に確認しておくことができ、エスカレーターや階段・トイレの位置、出口までのルートなどを目で確かめたり、待ち合わせ場所を決めておくこともできて、非常に便利ですよね。
今回第1弾として公開されたのは、赤坂駅、赤坂見附駅(銀座線・丸ノ内線)、浅草駅、上野駅(銀座線・日比谷線)、外苑前駅、麹町駅、新橋駅、辰巳駅、溜池山王駅(銀座線・南北線)、東京駅、虎ノ門駅、西新宿駅、六本木駅の、計13駅のホームおよびコンコースです。
それでは、早速Googleマップで見てみましょう。
ストリートビューで誰もいない駅を探検!
千代田線 赤坂駅ホーム
いつも終電まで混雑しているホームに誰もいません。撮影は早朝に行われたそうです。
コンコースにも、人っ子一人いません!
長い長い地下通路の様子です。どこまで行っても、誰もいないぞ!
壁の案内表示も拡大すれば結構読めます。乗り換え時間や地上までの移動時間を短く見積もってしまって、先方に遅れて到着しそうになり、焦ることってありますよね。就活などで初めて駅を利用する人も、これなら準備万端で移動できそう。
六本木駅
六本木ヒルズ直結の西麻布方面改札。六本木駅は出口がたくさんあって、それぞれの距離が離れているため、出口の選択を間違うと、地上に出てとてつもなく離れた場所にいる自分、つまり約束の時間に遅刻確定になってしまった自分に気がつき、愕然としてしまうことがありますよね。近くの出口をビジュアルで確認しておけるのは、とてつもなく安心なことです。
ホームのトイレを発見。飲み会のあとでものすごくトイレに行きたくなってしまって、必死のパッチで場所を探すこと、ありますよね。こうやって帰りに立ち寄るはずの大事な場所を頭に入れてから現地にいけると、心強いですね。
銀座線 新橋駅
JR、地下鉄、ゆりかもめなど6つの路線が乗り入れている新橋駅もかなり複雑です。イベントのために遠方からきてドキドキしている人も、ストリートビューで予習しておけば、キョロキョロ案内表示を探さすに颯爽と歩行できますね。
銀座線新橋駅は、改札を入って右にエレベーターがありました。ベビーカーや車椅子の人、羽田から移動してきて大きなスーツケースを運んでいる人などは事前に動線を確認しておけてとても便利です。
上野駅
美しい上野駅構内。
振り返ると切符売り場が見つかりました。しまった、チャージしなきゃ!という場面でももう大丈夫。拡大すれば見ることができます。
番外編・新幹線乗り換え口を発見!
他社のストリートビューとも連動しているので、乗り換え確認がシームレスにできてとても便利です。ここは、歌人・石川啄木が故郷の訛りを懐かしんだところかも?
専用アプリでさらに便利に駅移動!
また、東京メトロアプリの「メトロラボ」内にGoogleストリートビュー機能を利用したコンテンツの実証実験を、2018年6月中旬に上野駅を皮切りに浅草駅、東京駅、六本木駅の計4駅を順次公開し、9月末まで試行する予定です。
東京メトロアプリサイト
http://www.tokyometro-app.jp/
ところで、あのダンジョン駅の公開はいつ?
駅構内が詳しく見られると聞けば、誰もが気になるのが「ダンジョン」と称されるほど複雑な構造で有名な渋谷駅と新宿駅ですよね。この2つの駅はいつストリートビューが使えるようになるのか、東京メトロ広報部山下さんに電話で問い合わせました。
「今回の第1弾はリニュアル工事が完了した駅からGoogle社に撮影をしていただきました。第2弾は8月からの公開を予定しています。しかし、渋谷駅は現在工事中ですので、もう少し先になりそうですね」とのことでした。いつか入り組んだホームや通路が公開されるその日までに、まずは、難易度の低い駅から、ストリートビュー操作に慣れておきましょう。
このストリートビューの取り組みの一番の目的はバリアフリーだそうですが、まだ電車の走っていない早朝に撮影された画像が使われているため、エスカレーターの上りと下りの電光表示は残念ながら確認できないので、注意が必要だそうです。さらに便利になるツールになっていくことを期待したいですね。
- source:PR Times
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