絶景は千葉にあり。「房総」の美しい景色に出会える週末旅ルート

東京からほど近い千葉県の房総半島には、自然物、人工物を問わず、様々な絶景や、珍しい風景、いわゆるインスタ映えスポットが存在するのをご存知ですか? さらに言うなら、房総半島の中央から内房側にも多くのスポットが存在するため、1日で多くのインスタ映えスポットや「いいね!」がもらえそうなエリアを回る事ができるのです。

例えばこの写真は、房総半島の旅の出発点(終着点)としても有名な「房総の玄関口」、海ほたるパーキングなのです。なんとなく通り過ぎがちな場所でさえ、時間帯によってはこんな綺麗な写真を撮ることがでてしまうのが、房総半島の魅力の1つなのです。今回はそんな「いいね!」なエリアをバイクツーリングで回ってきました。それでは、1日で回れる房総スポット旅行のはじまりです。

今回の旅のルートマップはこれ!

大山千枚田〜大福寺(崖観音)〜燈籠坂大師の切り通しトンネル〜東京湾観音〜鋸山(地獄のぞき)〜原岡海岸(海へと続く桟橋)〜明治百年記念展望塔〜江川海岸(海へと続く電柱)〜海ほたるPA

まずは棚田から南下し、崖観音の絶景へ

大山千枚田

大山千枚田(2月)この時期は、閑散としています。
大山千枚田(6月)この日は、沢山の観光客でにぎわっていました。
撮影場所を変えると、雄大な田んぼの広がりを写真に収めることができます。

まずは、「東京から一番近い棚田」と言われている、大山千枚田です。冬場に撮影した写真もあったので、合わせて載せてみました。高台から見下ろす風景となるため、普通の田んぼよりも広がり感じることができます。稲穂が実る時期には、夕方にライトアップなどもされているようなので、時間帯だけでなく、季節の違いによっても、様々な顔を見せてくれそうですね。

大福寺の崖観音

緑の山に朱色のお堂が目立ちますね。
お堂が建てられている場所のバックに見えるマーブル模様の地層も見所ですね。
お堂からの景色も絶景です。
謎の洞窟。右奥へと続き、さらに左に続いていました。

次に、大福寺の崖観音」へ。海沿いを走る房総なぎさラインを南下していると、左側にそびえる岩山に嵌め込まれたようなお堂が現れます。思わず二度見してしまうような、ちょっと、いや、かなり不思議な建物です。朱を基調とした観音堂は、遠くからでも目立ちますので、外国人観光客にも人気がありそうですね。また、観音堂からの景色も素晴らしいです。さらに、あまり紹介される事がありませんが、観音堂がある崖には、無数の洞窟が掘られていて、中には、結構深さがありそうなものも存在します。こうした洞窟も、工夫次第ではインスタ映えスポットになりそうですよね。

Page: 1 2 3 4

TRiP EDiTOR編集部 :TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。