日本食を愛する台湾人が決める「ここがうまい日本の外食チェーン店」

やよい軒は、おしゃれな日本食屋さん

──昔、私が台湾にいったときに「やよい軒」をよく見かけた気がします。

黄さん:「やよい軒」は定番の定食屋さんですね。でも高いです(笑)日本の値段よりも高いと思います。美味しいですけど、高級な感じがしますね。

日本語で「やよい軒」と書いている image by: 編集部

──ジャパニーズ テイショク レストランと書いていますね。定食という文化は台湾にもあるのですか?

黄さん:定食という文化はありません。「やよい軒」や「大戸屋」ができてから知りましたね。台湾人にとってはおしゃれな日本食です。あと、「やよい軒」はライスがとても美味しい。台湾ではジャポニカ米が流通していて、日本と変わらないはずですが…白ご飯が最高。

黄さん:あと「ココイチ」もよく行っていました。

──日本ではおなじみのココイチですが、台湾と比べると何か違いはありますか?

黄さん:少し贅沢したいときとか週末に食べに行くっていう感じでした。

台北漢中店 image by: Asacyan [CC BY-SA 3.0], from Wikimedia Commons

「カレーハウスCoCo壱番屋」は、アメリカ、中国、韓国、香港、タイ、台湾に店舗を展開しています。台湾には2005年、台北市に台湾1号店(台北漢中店)がオープン。2018年2月時点では、台湾に24店舗あります。

──台湾ではどんなカレーが主流ですか?

黄さん:みんな家では日本のカレーを食べています。インドカレーというより、日本のカレーですね。台湾のセブンイレブンでは、バーモンドカレーが売っています。

黄さん:屋台のカレーは安いけど、なんか普通に怪しい味がする(笑)

──怪しい味?(笑)

黄さん:小学生の昼食で蛍光ペンのような色のカレーが出てきました。ホタルのように光る蛍光色のカレーには、何が入っているか分からないので、怪しい味がします。いまでも小学生のときに食べたカレーがトラウマになっています(笑)

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