日本食を愛する台湾人が決める「ここがうまい日本の外食チェーン店」
牛丼は台湾でもソウルフード?
黄さん:「吉野家」とか「すき家」は台湾でおなじみのお店です。日本の「吉野家」はメニューが少ないですが、台湾ではとても豊富です。しかもめちゃ美味しいし、日本で食べた牛丼とまったく一緒の味です。
おなじみの牛丼チェーン店「吉野家」は、アメリカ、中国、香港、台湾、シンガポール、フィリピン、インドネシア、タイ、カンボジア、マレーシアなどで出店しています。台湾では、現在66店舗あります(2018年10月時点)。
店舗数日本一を誇る牛丼チェーン店「すき家」は、中国、ブラジル、タイ、マレーシア、メキシコ、台湾、インドネシア、ベトナムに合計252店舗を出店しています(2017年3月末時点)。台湾での出店数は25店舗(2018年6月時点)。
黄さん:「すき家」は、主に台北市内に展開していて、日本のように24時間営業のところもあります。
──台湾では、日本のような24時間営業のお店はたくさんありますか?
黄さん:多いですよ。台湾のお店を含めると、日本よりも多いかもしれません。なかにはお昼も営業している夜市もありますよ。お酒を飲んだ後に少し食べて帰るということもあります。
台湾で人気沸騰中の天丼屋さん
黄さん:台湾の天ぷらは、日本の天ぷらとは違います。日本のさつま揚げのようなものを台湾では天ぷらと言います。
黄さん:スープで食べたり、甘酸っぱいタレをかけて食べるのが一般的です。
──たしかに、天ぷらというよりさつま揚げですね。
黄さん:天ぷらはあるけど、ライスの上に天ぷらを乗せるという文化はないですね。なので天丼のように、天ぷらが乗ったライスにタレをかけて食べることはとても新しかった。
──台湾で天丼屋は人気ですか?
黄さん:台北で超人気の天丼屋さんがあって、そこはすごく並びます。「金子半之助」というお店なのですが、三井アウトレットパークに入っていて、オープン当初はフードエリアを一周するほどの行列ができていました。
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──三井アウトレットパークがあるのですか?
黄さん:三井アウトレットパークはよく行ってましたよ。そこに日本料理がたくさん入っていて、天丼屋さんの他にうどん屋さんとかがあります。
──初めて知りました。
黄さん:台湾人は日本が好きだから、日本のお店が新しくできるっていうだけで、並びたくなります(笑)あと、日本人の友達は知らなかったのですが、モーモーパラダイスというしゃぶしゃぶ屋さんが人気でした。
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黄さん:モーモーパラダイスは台湾にたくさんあって、塩とんこつ鍋とか、友達や大学のクラスメイトとよく行っていました。台北の中心街にあります。