日本国内では地域によって食べ物の呼び名が変わったり、風習が異なったり、微妙な文化の違いがあることをみなさんご存知でしょうか?特に東西で分かれると「関東では肉まん、関西では豚まん」と呼んだり、「関東は濃い味、関西は薄味」のように、驚きの違いが見えてきます。
そこで今回は、関東VS関西の違いをランキング形式で発表していきたいと思います。関東でも関西でもない、編集部の地方出身者にも話を伺ってみましたので、地方ではどちら派なのかもあわせてご紹介していきます。
謎多き関西…。関東の人からすると理解不能!?
今回、ランキングサイト「ランキングー!」が10~60代の男女を対象に総勢3,344名からアンケートを取り、「関東と関西の違い」について調査を行いました。その中から特に驚き度が高かったものをランキング形式にして紹介していきます。まずは第10位から。
第10位:もはや別の和菓子。桜餅の作り方
関東と関西の桜餅は、味だけではなく、見た目も違っており、別の食べ物だと思っていた方もいるみたいです。まず関東の桜餅は、小麦粉を混ぜた皮に餡を乗せてぐるっと巻いたものが一般的。関東で有名なのは墨田区にある「長命寺の桜餅」で、向島の長命寺の前で販売し始めたことが始まりなのだとか。
対して関西の桜餅は餡をもち米で包んだ丸いぼた餅のような形状で、道明寺餅とも呼ばれています。好みの問題ではあるかもしれませんが、長命寺の桜餅と比べるとぴったりとお餅に葉っぱが付いているため、葉っぱも一緒に食べる方も多いのだとか。
関東風の桜餅は舌触りが良いのが特徴なのに対して、関西風の桜餅はもち米を使用している分、食感を楽しむことができます。どちらも美味しいことには変わりありませんが、同じ桜餅でもこんなに違いがあるのですね。
関西出身の方からすると、関東の桜餅をみて「クレープみたい」と思うことも少なくないようです。では、桜餅以外の食べ物はどうでしょうか?