新年会に歓送迎会と、何かと飲み会が続くこのシーズン。その瞬間は楽しいものの、調子に乗って飲みすぎてしまうと翌日に待っているのが、ツラい「二日酔い」です。翌日が休日ならまだしも、平日だとしたらまさに悲劇…。激しい頭痛や吐き気に苛まれ、仕事どころではなくなってしまいます。
そんな辛い二日酔いの朝、日本では「しじみ入りの味噌汁を飲むと効果がある」などと言われていますよね。もちろん、これは日本独自の文化。では、海外では一体どのような食べ物が好まれているのでしょう?今回は海外で親しまれている二日酔いの解消法を現地の方に聞いてみたのでご紹介していきます。
意外にもスタンダード!?アメリカの二日酔い解消法
WHOが発表した「世界のアルコール消費量 国別ランキング(資料:GLOBAL NOTE)」によると、アメリカのアルコール消費量は年間8.78リットルで第41位、ちなみに日本は6.86リットルで第64位という結果でした。
アメリカといえば映画でも良く見かけるビールを思い浮かべるのではないでしょうか。なかでもBudweiser(バドワイザー)という銘柄は日本でも馴染み深いビールですよね。では飲みすぎた次の日、どんなもので二日酔いを解消しているのでしょうか?
チキンヌードルスープ
「少し塩気を強めた、温かいスープを飲んでいます。コーンスープやコンソメスープなど、様々なスープが売っていますが私が一番好きなのはチキンヌードルスープ。少ししょっぱいと感じるくらいのスープを胃に流し込んであげると、不思議と気分が楽になるんです。」(アメリカ在住/女性)
コーヒー&バナナ
「コーヒーを薄めにして飲んだり、バナナを食べたりしています。頭痛が伴う場合は牛乳と鎮痛剤を一緒に飲み、部屋を少し暗めにして横になることが多いですね。また、あまりにも辛い二日酔いじゃない場合は、可能な限り近所をゆっくり散歩するなどして身体を動かすようにしています。」(アメリカ在住/女性)
ラーメン
「日本人はラーメンを食べる方が多いと思いますが、アメリカでも私はラーメンを食べます。やはり、日本のラーメンの方が美味しいですけど……アメリカのラーメンも食べているうちに慣れてきました(笑)」(アメリカ在住/女性)
パンケーキ &ベーコン
「アメリカ人は基本的に飲む量が半端じゃありません!それに加えて、二日酔いの時に飲む水の量もスゴイです。とにかく水を沢山飲んでいますね。食べ物は、アメリカの朝食の定番パンケーキに、たまご・ベーコンを食べて、気分をすっきりさせるのが好みです。」(アメリカ在住/女性)
意外にもシンプルな、アメリカの二日酔い対策。温かいスープ飲みたくなるのは、万国共通なのでしょうか。印象的だったのは、鎮痛剤を飲むという意見。風邪薬としても広く用いられている薬を、二日酔いに時に飲むというのは日本ではあまり考えられないですが、確かに頭痛対策としては効果がありそうですよね。