初夏を彩る「天空のポピー」。色あざやかな秩父高原牧場へ【2019】

朗らかな春が終わり、サンサンと降り注ぐ力強い太陽が存在感を増してくるこの季節には、エネルギーに満ちあふれた初夏の花々が瑞々しく見ごろを迎えます。

今回は、秩父高原牧場で咲き誇る「天空のポピー」の魅力を深掘りしてご紹介。青空に近い標高500mの土地で咲き誇るポピーは、まさに天空を彩る花。胸が高鳴るような絶景は、きっとあなたにパワーをくれるはずですよ。

ポピーの赤と青空のコントラストが美しい「秩父高原牧場」

埼玉県秩父郡東秩父村の「秩父高原牧場」では、標高500mの広大な土地に鮮やかなポピーが咲き誇り、青空との見事なコントラストを楽しむことができます。

約1,000万本のシャレーポピーが天に向かって真っ直ぐ咲き、エネルギッシュに初夏を彩る風景は圧巻です。

毎年シーズン中には「天空のポピー」という花イベントが開催され、皆野町・東秩父村の観光案内のほか、JAちちぶ、観光土産品など物産販売も行われます。

赤をメインに、ピンクや白の瑞々しく陽気なポピーを愛でながら、初夏の訪れを満喫することができますよ。

秩父高原牧場（天空のポピー）を楽しむベストな時期や時間帯は？

例年の見ごろ：5月下旬〜6月上旬

例年5月下旬から6月上旬の約20日の間、シャレーポピーの見ごろを楽しむことができます。同所は広大な土地を持つため、播種を2段階で実施しており、開花・見ごろを迎えるのも2段階。

早咲きエリアと遅咲きエリアの開花時期の差は例年8日間ほどで、時期をずらして長く楽しむことが可能です。

ポピーは見ごろが短い花ですが、このように開花時期を少しずらすことで、約20日間も見ごろを思う存分に楽しむことができます。

早咲きエリア、遅咲きエリア共に例年開花が少し遅くなる傾向にあるため、訪れる前には天空のポピーHPにて「開花情報」をチェックしてみてください。

欲張りに一面満開の景色を楽しみたい方は、早咲き・遅咲きいずれも開花している6月を狙うのがおすすめですよ。

天空のポピーの開催時間は例年、午前9時から午後5時（最終入場は午後4時30分）となり、早めに訪れても入園することができません。

午前中の時間が青空とのコントラストも最も鮮やかなので、朝の時間帯がやはりおすすめですが、入園開始時間ジャストを目指してくださいね。

秩父高原牧場（天空のポピー）へのアクセス方法

秩父高原牧場の最寄駅は、親鼻駅下車 三沢経由西武秩父行きバス「三沢郵便局」です。しかし、バス停から徒歩で90分の距離があり、標高差もあるので、体力に自信がない方は、車かタクシーで訪れるのがおすすめです。

天空のポピー開催中は、秩父鉄道「皆野駅」からシャトルバス、乗合タクシー、ツアーバスが運行しています。なかでもシャトルバスは30分間隔で運行しているので便利ですよ。

ただ、運行は開催期間の土日のみなので、平日の場合は乗合タクシー、ツアーバスの利用を検討してみてください。

2019年の「天空のポピー」情報

2019年は5月20日（月）〜6月9日（日）までの21日間、秩父高原牧場にて「天空のポピー2019」が開催しています。

開園時間は午前9時から午後5時（最終入場は午後4時30分）で、入園料は大人（中学生以上）300円、小学生以下は無料となっています。

開催期間終盤である6月7日〜6月9日（日）の3日間は、「ポピーの摘み“撮り”イベント」も開催されます。

同イベントでは、1人10本以内でポピーを摘み取ることができますよ。また、通常は入れないエリアが解放されるので、特別な写真も撮ることが可能。

参加希望の方は、長靴（汚れても良い靴）、手袋、ハサミを持参してくださいね！

シャレーポピーの花言葉は、「恋の予感、いたわり、陽気で優しい、思いやり」などがあります。花言葉通りの可憐な花々は、きっとあなたの心も高鳴らせ、優しく包み込んでくれることでしょう。

2019年もまだ間に合う「天空のポピー2019」。週末は公共交通機関が充実しているので、気軽に日帰りで出かけられるのも嬉しいですよね。今週末もし予定がない方、はふらっと秩父高原牧場まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

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