京都には数多くの神社やお寺がありますが、祀られているのは天神さまやお釈迦さまだけではありません。なかにはあまり見慣れない、珍しいパワースポットも数多くあります。
そこで今回は、アフロヘアの大仏から京都屈指のミステリースポットまで、さまざまな神社や寺院をご紹介していきます。
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白峯神宮/京都市上京区
「白峯神宮」は「スポーツの守護神」として知られた神社です。蹴鞠の神様「精大明神」を祭っており、球技をはじめとするスポーツ関係者がよく参詣に訪れています。
また、「球を落とさない」「球が落ちない」ことにちなんで、勉学の神様としても信仰を集めています。ちなみにスポーツでの健闘への祈りをこめた「闘魂守」を配っていますが、これは全国でここだけです。
安井金比羅宮/京都市東山区
京都市東山区にある「安井金比羅宮」には高さ1.5m、幅3mの絵馬の形をした縁切り縁結び碑があります。良縁を妨げる悪縁を切ってから、改めて良縁を結ぶというご利益のある神社です。
願い事を書いた形代を持って、まず碑の中心にある穴を表から裏へとくぐり、次に裏から表へとくぐります。最後に形代を碑に貼ると、これで悪縁は切れ良縁を結ぶことができるといわれています。
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六道珍皇寺/京都市東山区
「六道珍皇寺」は、冥界への入り口であると信じられてきたお寺です。本堂の裏には平安時代の政治家で、冥界の役人でもあったという小野篁が冥界に通うのに使ったとされる井戸があります。
この話の真偽はともかく、お盆には精霊を迎えるための「六道まいり」が行われ、多くの参詣者が訪れています。
金戒光明寺/京都市左京区
京都市左京区に位置する「金戒光明寺」には、仏像の丸まった髪の毛・螺髪(らはつ)が笠のように大きい「五劫思惟阿弥陀仏像」があります。
巷ではアフロ大仏などと呼ばれていますが、この姿をした阿弥陀仏は全国に16体しかなく、国内でもとても珍しい大仏です。
五劫とは気の遠くなるような長い時間のことで、それだけの間修行をしてきたことをあらわすため髪が長いのだとか。
ちなみに金戒光明寺は、幕末には幕府側の拠点でしたので時代劇でおなじみの新選組もよく出入りしていました。
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