2019年はラグビーワールドカップ、そして来年2020年は東京オリンピック・パラリンピックと、日本で開催される大きなイベントが盛りだくさん。
年々インバウンド(訪日外国人)の数は増え、国内の人気観光地では外国人を見かけないときはない、といっても過言ではないですよね。
外国人にとって定番になった日本の「ドラッグストア」
データマーケティングを行なっている株式会社True Dataが全国ドラッグストアの「2019年4月のインバウンド消費動向」を調査。その結果、ドラッグストア1店舗あたりの購買件数は約1,055件で、前年同月比で29.2%も減少したことが分かりました。
しかし、1レシートあたりの購買単価は16,471円と、前年同月比で9.1%も増加しています。この結果を見てみても、外国人観光客の消費動向が少しずつ変化しているといえるでしょう。
例えば、前回ご紹介したように中国で施行された「電子商取引(EC法)」の関係もあり転売目的の爆買いが減ってきています。
さらに、いままで日本の「神薬」といわれていたドラッグストア商品だけでなく、SNS等の口コミで人気を集める美容・コスメアイテムが売り上げを伸ばしていたりと、定番の日本のお土産も変わってきているのかもしれませんね。
それではさっそく今回の調査で外国人から人気を集めていたドラッグストアの商品TOP10をご紹介していきます。意外なグッズもいくつかランクインしていましたよ。
第10位 ポップキャン 1本/江崎グリコ(前月10位)
お土産として外国人から安定した人気を誇っている「ポップキャン 1本」(江崎グリコ)が前月と同じ10位にランクインしました。
6つの味が楽しめる多彩さと、ミッキーマウスの可愛らしさが人気を呼んでいるようです。ディズニーのファンでなくても、つい手を出してしまいそう。
1本の販売価格がリーズナブルなので、たくさん購入してもお得といった点も人気を集める理由のひとつかもしれませんね。