世界各国で増え続ける日本食レストラン。もはやどこへ行っても日本の伝統料理が食べられる時代になりました。
ジャンクフードのイメージが強いアメリカでも日本食が流行しており、現地ではなんと約18,000軒以上の日本食レストランがオープンしているそうですよ。そんなアメリカといえば、すぐ食べられる手軽なファストフードの発祥の地ともいわれています。
そこで今回は複数名のアメリカ出身の方に「日本に来て驚いたファストフード」についてインタビュー。私たちに身近なファストフード店から、母国では食べないけどハマってしまったグルメなど、感想だけでなく、日本とアメリカの食文化の違いについても知ることができました。
安くてウマい「丸亀製麺」で生卵にハマった?
店内でできたてのうどんを提供している「丸亀製麺」。定番の「かけうどん」は並300円(税込)、看板商品の「釜揚げうどん」はなんと並290円(税込)というリーズナブルな価格で提供されています。
日本だけでなく海外でも人気を集めており、世界13の国と地域で228店舗を展開。そんな丸亀製麺を訪れたアメリカ人の反応は…?
日本食のなかで「うどん」が大好きなのですが、丸亀製麺のクオリティには驚きました。初めて食べたときは麺がツルツルとして、弾力があってとても食べ応えがあることに感動しました。
わたしは東京の会社で働いているんですけど、ランチによく丸亀製麺を利用します。とくに「ぶっかけうどん」が好きですね!(アメリカ出身/20代・男性)
茹でたうどんを水で締め、その上から濃いつゆをぶっかけていただく「ぶっかけうどん」。そのままでも美味しいですが、好きな薬味や具材でアレンジして食べるのも最高ですよね。
よくぶっかけうどんに「生卵」をトッピングしています。アメリカでは生の卵を食べる文化がないため味を想像しにくかったのですが、いざ食べてみると思っていたよりサラサラして卵の味をしっかり味わえてよかったです。
母国で生卵を食べられない分、日本に来てからどハマり。見た目からして、もっとどろっとしているものと想像していましたが、意外とあっさりなのでたくさん食べられます。今度はニワトリだけでなくほかの鳥の生卵も食べてみたいですね!(笑)(アメリカ出身/20代・男性)
この方は、生卵を乗せたぶっかけうどんに挑戦したのですね。ニワトリ以外の生卵も食べたいなんて、かなりのどハマり具合であることが伺えます。もはやうどんではなく卵にハマってしまったのかもしれませんね。
アメリカもそうですが、海外では生卵を食べない食文化の国が数多くあります。基本的には加熱した卵を食べるので、日本で生卵が当たり前のように食べられていることを海外の方に話すと、驚く方も少なくないみたいですね。