車の旅は、自分のペースで進めることはもちろん、気分で目的地を変更できるのも醍醐味のひとつです。各地でレンタカーを借りて、知らない土地をのんびりドライブするのもきっと楽しい旅になるはず。
なかでも山や海、川といった自然を身近に感じられる中四国エリアは、ドライブにうってつけのスポットがたくさん。そこで今回は、中国・四国エリアの「ドライブスポット」をいくつかご紹介していきます。
目次
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
大山/鳥取県
鳥取県にある「大山(だいせん)」は中国地方の最高峰の山です。「伯耆富士(ほうきふじ)」ともいわれる優美な姿を見せていますが、分け入っていけば切り立った崖やごつごつした岩壁など、荒々しい面が見えてきます。
ハイキングではなく、しっかりとした登山に近い準備が必要です。しかし、ゆるやかに広がる裾野の高原は、キャンプや紅葉、冬にはスキーなど、四季それぞれの魅力にあふれています。
宍道湖夕日スポット/島根県
島根県松江市の「宍道湖」は、美しい夕日が見られる湖として有名です。湖面を赤く染める夕日と、それをバックに黒く浮かび上がる鳥たちのシルエットはまさに一幅の絵のような景色。
この「宍道湖夕日スポット」は、絶景の夕日を楽しむために整備された場所で、多くの撮影者が訪れる人気スポットです。
瀬戸大橋/岡山県・香川県
本州と四国を結ぶ本四架橋のうち、岡山県倉敷市と香川県坂出市を結ぶ「瀬戸大橋」。6つの橋と4つの高架橋で構成され、全長は約9,368m。鉄道と道路が併設されており、道路は自転車も利用することができます。
また、途中の余島では、橋をおりて瀬戸内の新鮮な魚をいただくこともできるのが特徴です。
しまなみ海道/広島県・愛媛県
「しまなみ海道」は瀬戸内の島々を橋でつなぎ、広島県尾道市から愛媛県今治市を接続した西瀬戸自動車道をさします。
各島々で道路をおりて各地の名産品も楽しめます。例えば、瀬戸内海の海の幸やミカン、レモンといった名産品や、それらを使った地元ならではスイーツなども。
また、自転車でもわたることができ、乗り捨て自由なレンタサイクルのサービスも充実しています。潮風を感じてのサイクリングは爽快です。
角島大橋/山口県
「角島大橋」は山口県下関市と豊北町角島間の海士ヶ瀬戸に架かる長さ1,780mの橋です。
橋脚の高さを抑えて、周囲の景観に配慮した構造を採用していることから、エメラルドグリーンの海の上に道が浮かんでいるように見えます。2000年11月の開通以来、数多くのテレビCMやロケ地としても採用されています。
大鳴門橋/徳島県・兵庫県
「大鳴門橋(おおなるときょう)」は鳴門海峡にかかる橋で、徳島県鳴門市と兵庫県の淡路島をつないでいます。四国側の道路からは、渦潮を真上から見ることができるのも魅力のひとつ。このことから「渦の道」とも呼ばれています。
渦潮は鳴門海峡の干満潮時に、狭い瀬戸を通過する潮が1~2mの落差を生じさせるもので、なんと直径20mくらいのものもあるのだとか。
- スポット詳細記事
- >>>世界最大級の「渦潮」を足元に。鳴門海峡を渡る海上さんぽ
寒霞渓/香川県
小豆島にある「寒霞渓(かんかけい)」は、「日本三大渓谷美」のひとつに挙げられています。渓谷はさまざまな木々で埋め尽くされており、春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と四季それぞれの自然の美を味わうことができるのが特徴です。
ふもとから山頂までのロープウェイからは、渓谷を望むことができ、山頂の展望台からは寒霞渓全体を一望。さらに瀬戸内の海を見渡すこともできます。
道の駅 小豆島オリーブ公園/香川県
香川県小豆島町の「道の駅 小豆島オリーブ公園」はオリーブの名産地で、約2,000本のオリーブ畑に囲まれています。
食事からお土産アイテム、ポストまですべてオリーブにこだわったユニークな道の駅。レンタカーを借りて小豆島をめぐる際におすすめで、レストランなども併設されています。
四国カルスト/愛媛県・高知県
愛媛県と高知県をつなぐ尾根沿いに広がっているカルスト台地が「四国カルスト」です。このカルストはおよそ25kmにわたって広がっており、360度の大パノラマを堪能できます。放牧されている牛たちのノンビリとした姿には心が癒されます。
また、四季折々にさまざまな高山植物が見られるのも魅力です。四国カルストを東西に縦断している県道383号線「天空の道」とも呼ばれています。
四万十川/高知県
「四万十川」は四国を代表する大河(全長196km)であり、清流としても有名です。「日本三大清流」のひとつとも呼ばれています。
雨などで川が増水した際に水没する「沈下橋」が架けられているのも四万十川ならでは。
- スポット詳細記事
- >>>日本最後の清流で風になる。高知・四万十川にかかる「沈下橋」6選
中国・四国エリアは、瀬戸内海に面しているので、海沿いや橋などのスポットがたくさんあるのも特徴のひとつです。これらのスポットをドライブするのは、まさに爽快。非日常の世界に行けるのは間違いありません。
季節を問わず楽しめるので、新型コロナウイルスが落ち着いたころのドライブ旅の参考にしてみてくださいね。
- image by:photoAC
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