鹿児島県の奄美大島は、東京からたった2時間ほどのフライトで着いてしまう南国の楽園。まだまだ手つかずの自然の残る、のどかな絶景を楽しむことができます。
そんな奄美大島での観光といえば、レンタカーがおすすめ。南部と北部で異なる魅力を楽しみながら、古くから伝わる伝説の妖怪を探す旅もまた一興です。
早速、奄美大島の魅力を120%楽しむ旅を体験してきたので、ご紹介していきます!
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
奄美大島の「南部」は自然がとても豊か
雨が多く、水不足の心配がない奄美大島には、固有種を含む動植物が多く存在します。そして700m級の山が連なる南部と、丘陵地帯の北部とではその雰囲気はまったく異なるのも特徴です。
名瀬から山間を縫うように南下していくと、周りの景色は一変します。国内で2番目の規模を誇り、面積約70万平方メートル以上あるマングローブ原生林には、オヒルギ、メヒルギ、サキシマスオウノキなどが生い茂っています。
「油井岳展望台」から見えるのは、水路のような大島海峡。その向こうに見えるのが加計呂麻島です。
奄美大島もそうですが、加計呂麻島も相当に海岸線が入り組んでいるので、いくつもの島があるように見えますが、実はひとつの島なんです。
- 油井岳展望台
- 鹿児島県大島郡瀬戸内町阿木名
パワースポットになっている奄美大島の南端「ホノホシ海岸」には、激しい海流から起こる波で、砂利のような小さなものから、こぶしサイズまですべて「まん丸石」だらけで、なかなかの壮観です。
- ホノホシ海岸
- 鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈
- 公式サイト
奄美南部以南でしか見られないヒカゲヘゴは、日本最大のシダ植物。巨大なゼンマイのような若芽がキュートなんですよ。
真ん中からむっくりと、小さなおサルさんのしっぽみたいな新芽が出てきて、そしてそれがスルスルと伸び、巨大なゼンマイの出来あがり!筆者はこのフォルムに魅せられました。
さらに奄美大島は、クロマグロ養殖日本一の街だってご存知でしたか?
南部で一番大きな街、古仁屋にある加計呂麻島へのフェリーの発着所にもなっている「せとうち海の駅」では、甘くてとろける本マグロの大トロと中トロが入ったまぐろ丼がいただけますよ。
- せとうち海の駅
- 鹿児島県大島郡瀬戸内町古仁屋大湊26-14
- 公式サイト
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