いつか絶対に行きたい。「トルコ」の冬、知られざる9つの魅力

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トルコの冬はグルメも外せない!

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観光、お風呂ときたら、次はグルメを堪能したいもの。トルコは、冬に何百万もの魚がイスタンブルのボスポラス海峡を通り、冷たい黒海から地中海の比較的温暖な海へ移動するため、魚料理が魅力です。

アジアとヨーロッパを隔てるボスポラス海峡沿いや、ゴールデンホーンにかかるガラタ橋の上は、多くの釣り人たちが集まるスポット。地元の方々に混ざって釣りに興じることもできます。

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トルコ風居酒屋「メイハーネ」では、リュフェル(青魚)、パラムット(カツオ)、ハムシ(アンチョビー)、メズギット(タラ科のホワイティング)など、旬の魚料理を心ゆくまで味わいましょう。

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トルコで味わう冬グルメには、飲みものもあります。イスタンブルの冬には「サモワール」という銅製の湯沸かし器を押す人々が現れます。中には、オスマン帝国時代から続くクリーミーな飲みもの「サーレップ」が。

サーレップは、熱くとろりとしたマスチックミルク、砂糖、そしてランの塊茎から作られた粉を混ぜたもの。多くのトルコ人が健康飲料として親しんでいますが、その味もまた絶品で、冬の厳しい寒さを緩和する飲みものです。

お好みでシナモンと一緒にいただくサーレップは、同じく屋台で購入できる、紙袋に詰められた焼きたての栗「ケスターネ・ケバブ」とも相性抜群です。

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グルメめぐりでは、デザートも欠かせません。トルコには「アシュレ」という、穀物や新鮮なドライフルーツ、ナッツ、豆、ひよこ豆、砂糖が入った、日本のお粥のようなデザートがあります。

アシュレは別名「ノアの箱舟プディング」として知られ、旧約聖書の「ノアの箱舟」が山に漂着した日を記念して作られたといわれています。

材料は地域や家族によって異なりますが、寒い日にぴったりな、伝統的な冬のデザートです。

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冬に人気があるもう1つのデザートは「アイヴァ」と呼ばれるデザートです。カリンをクローブと砂糖シロップで煮詰め、クロテッドクリームを上に乗せたもので、果肉はオレンジがかった鮮やかな赤になっています。

上にふりかけられた緑のピスタチオのフレークとのコントラストが美しく、視覚でも楽しめるデザートは、写真映えも抜群。カフェやレストランでも食べることができ、欠かせない一品です。

観光、グルメと、見どころが満載な冬のトルコ。新型コロナウイルスが収束した際に、ひと足早くその魅力を追求してみてはいかがでしょうか。

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