初体験が凄すぎた…外国人が日本でハマった意外なモノって何?

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海外の定番「鶏」レシピとは?

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「焼き鳥」は、昔から庶民に愛されてきた日本のソウルフード。シンプルなレシピゆえ、ほかの国にも似たような料理が存在します。

そのひとつが、インドネシアやマレーシアなど、東南アジアで広く食べられている「サテ」という串焼き料理。

鶏肉が使用される「サテ・アヤム」のほかに、牛肉を串に刺した「サテ・サビ」、山羊肉の「サテ・カンビン」など、肉の種類にレパートリーがあるのが特徴です。ほかにも、兎や豚肉、ヘビやミズオオトカゲなどもサテにして食べるそうですよ。

串に刺して焼くなら、アメリカのBBQなども仲間と言えるかもしれませんね。では、ほかの国ではどんなレシピで「鶏肉」を食しているのでしょうか。

「チキン・パルミジャーナ」/オーストラリア

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「オーストラリアの鳥料理はオーブン調理するメニューが多くて、胸肉かもも肉を使うのが一般的。なかでも『チキン・パルミジャーナ』は、オーストラリアの典型的なパブ料理として、昔から愛されているよ」(オーストラリア出身)

「チキン・パルミジャーナ」とは、チキンカツレツのようなサクッと食感がおいしい鶏むね肉のレシピ。

味付けはトマトソースに粉チーズやとろけるチーズをオンと、一見イタリアンのようなメニューですが、れっきとしたオーストラリアの伝統メニューです。とろ〜りチーズが見た目にもおいしそうですよね。

「スタッフド・チキン」/デンマーク

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日本在住歴6年のデンマーク出身の人は、 定番料理の「スタッフド・チキン」を紹介してくれました。

「家族や友だちと集まるときに『スタッフド・チキン』をよく作ります。鶏の丸焼きが見栄えするし、意外と簡単にできるんですよ」(デンマーク出身)

スタッフド・チキンとは、ローストチキンのお腹に詰め物(スタッフド)をして蒸し焼きにした料理。詰め物の下ごしらえが完了すれば、あとはオーブンにおまかせという意外とお手軽なメニューです。

ちなみに、こちらの女性のお気に入りの焼き鳥は「ささみ」なのだそう。

「家で調理するとパサパサになってあまりおいしくないので、デンマークでは『ささみ』を積極的に食べる人は少ないかも。だから日本にきてささみの焼き鳥を食べたとき、しっとり柔らかくてびっくりしました」(デンマーク出身)

「チキンフリカッセ」/フランス

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「チキンフリカッセ」とは “白い煮込み” と呼ばれるフランスの家庭料理。チキンと野菜を生クリームでやわらかく煮込むため、シチューのような白いソースが特徴です。

「日本人の友だちにふるまったら『シチューみたいだね』っていわれたよ。確かに似てるけど、煮込む前に肉を炒めるところがシチューとの違いかな。スープよりもチキンがメインだから、チキンは細切れにせずに大きいまま焼くよ」(フランス出身)

お肉を先に焼くことで、鶏の旨味が濃縮されてとてもおいしそうですね。煮込む前のひと手間に愛情が感じられる一品です。

また、「フランスでも焼き鳥は人気。現地でも『YAKITORI』と呼ばれていて、味はタレだけ。鶏肉以外にシーフードや牛肉を使った串もあるんだけど、全部『焼き鳥』って呼んでるよ(笑)日本にきてからは断然塩派だね」と、フランスの焼き鳥事情についても伺うことができました。

海外の「YAKITORI」がどんなメニューなのか、実際に食べてみたいですね。

今回は日本在住の外国人に外国人の皆さんが来日してハマったものなどについてお話しを伺ってきました。

なかでも「好きな焼き鳥」については、いろいろ新発見があったかもしれませんね。焼き鳥は、お寿司や天ぷらと並んで知名度の高い日本料理。今後もさらなる海外進出が期待されますね。

  • 参考:PR TIMES
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