国が違えば、食べ物も文化も違うもの。それは「恋愛」も例外ではなく、日本では当たり前のことでも海外では通用しなかったり、外国人にとっては不思議に映ったりすることもあるようです。
逆もしかりで、日本人が驚く「海外の恋愛事情」もたくさんあります。例えば、「初デートでキスはOK?」「キス以上はどのタイミングで進む?」そんなぶっちゃけた話を調査してみました。
今回は、さまざまな国の出身者と外国人をパートナーにもつ日本人にアンケート調査を実施。その結果をもとに座談会を開催したところ、いろんな国ごとの恋愛事情が見えてきました。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
今回の参加者
- ライター赤池(以下・赤池):日本人としか恋愛経験がない、日本出身の20代女性。今回のライターです。
- サエさん(以下・サエ):同棲中の彼氏をヒモにしたいと考えている日本出身の20代女性・編集者。
- ユナさん(以下・ユナ):友だちの恋話をビールのつまみにしている韓国出身の20代女性。
「海外の恋愛」ってどんな感じ?
まず、日本人と外国人の恋愛スタイルの違いについて聞いてみました。
積極的だから展開が早い/台湾出身
「日本人は男性女性ともに奥手で、恋愛がなかなか進まない傾向にあると思います。実際に、お互いに好意を抱いているに『自分の勘違いだったらどうしよう…』と思い込んで、恋愛に発展していない日本人の友人もいました。でも台湾人は恋愛に積極的なので恋愛展開がとても早いです!」(台湾出身)
すれ違いや勘違いはない/スウェーデン出身
「日本人の場合は『本音と建前』があるため、本心が伝わりづらいと思っていました。スウェーデン人の場合は、真剣に考えている同士が恋をするので、本心だけで話すことが多いです。そのためコミュニケーションがスムーズになり、恋愛をしていてすれ違いや勘違いなどはないです」(スウェーデン出身)
人前でラブラブするのは当たり前/パートナーがメキシコ出身
「メキシコ人は感情をストレートに表現するので、ケンカのときでも意見を相手にしっかり伝えます。普段は家でも外でもラブラブで、公園のカップルは大体キスをしているか、抱き合っていちゃいちゃしています。普通の光景なので誰も目に留めません」(パートナーがメキシコ出身)
赤池:アンケート結果を見てみると、結構積極的な人が多いように思えますね。もちろん日本人のすべてが消極的というわけではないですけど、人によっては意中の相手にアプローチするまでに時間がかかるのかもしれないです。私は相手の気持ちを確かめるためにいろんなことしちゃいますね。
サエ:わかる。片思いしてるときとか「好きな人 気持ち 確かめ方」とかでよくググってた。
ユナ:いわれてみれば、昔日本人と付き合っているときに、恋愛まで発展するのがすごく遅かった印象かな。「あなたも私のこと好きだよね?」って確信があっても、友だち期間が長かった。
サエ:確かに!いまの彼氏と付き合う前、わざとふたりっきりになったり、手を出してくるだろうっていうシチュエーションを作ったりしてた。空振り三振だったけどね。
赤池:相手に聞いたり伝えたりするのが一番早いんですけど、様子うかがっちゃうんですよね。
ユナ:気持ちは見えないからね。ちなみに韓国でもカップルは人前でイチャイチャするかな。ペアルックとか当たり前だし、連絡は頻繁に取り合うのが普通。
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サエ:連絡は毎日とりたい。私は彼氏にずっと家にいてほしいから、いっそのことヒモになってほしい。もちろん彼の意思を尊重するけど、コロナ禍でリモートになったのはぶっちゃけちょっと嬉しかった。
赤池:囲う気満々じゃないですか。
サエ:いつでもどこでも触れていたい。でも、彼氏にはたまに拒まれるかな…「飲食店ではキスしないで」とか。
赤池:食事する場かつ、人前ですしね。そもそも日本人は公共の場でイチャイチャするのを好まない印象があります。
ユナ:飲食店はまぁわからなくもないですね…。でもお互い、すれ違いを生まないためにも本心で話し合うことって本当に大事。
サエ:私は話し合いができないタイプなので、都度何かあれば相手に伝えるようにしてる。もちろんケンカ腰ではないよ。
赤池:すべてをいう必要はないけれど、相手に誤解してほしくないからこそ、ちゃんと伝わるように言葉を選んで話すことは重要ですよね。これはカップルの関係性に限らず、友だちや家族、仕事でも必要なことかもしれないです。