まもなく新生活が本格的にスタートし、新しい環境に身をおく人もいるのではないでしょうか。新生活で地元を離れたり、いままでとは違う場所へ移動したりすることもあるはず。
そんな「引っ越し」の需要が増えるこの時期ですが、実は日本と韓国ではまったく異なるのだとか。実際に訪日韓国人の皆さんにお話しを聞いてみたところ、「日本の引っ越し業者さんはスゴい!」との声が聞こえてきました。早速、ご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
日本の引越し業者さんは靴下をかえるの!?
荷物の量や移動の距離によっては、引っ越しを業者さんにお願いすることもありますよね。業者の皆さんはプロですので、家具・家電の移動もなんのその。
筆者はいままでいろんな業者さんに引っ越しを依頼してきましたが、どのかたもいつも丁寧で親切で、スピーディーに対応してくださったことを覚えています。
しかし、韓国の引っ越し業者さんは日本のように丁寧で清潔で…というわけではない様子。
韓国の引越し業者さんは土足が当たり前!?
韓国といえば土足文化ではなく、日本と同じく家のなかでは靴を脱ぐ文化が浸透しています。しかし、引っ越しの際に業者さんに依頼すると、場合によっては土足で部屋に入られることがあるのだとか。
その理由としては、家具・家電などの荷物の運搬時に足元を守るためです。しかしながら新しい家に移るときに、床の掃除からスタートするとなると、手間が増えて面倒ですよね。
「韓国の引越し業者はフレンドリーな感じで悪くないです。でも日本の引越し業者の人は、みんな丁寧で優しいことにびっくりしました。引っ越し前の見積もりで部屋に来てもらったとき、自分でスリッパを持ち歩いていて驚きましたね」(韓国出身)
「日本の引越し業者の人は、荷物の整理や運搬も丁寧だと思います。韓国での引越しは、業者の人がカゴにバンバン荷物を放り込んでいてハラハラします(笑)しかも日本では新居への荷物を入れるときに、業者の人が靴下を履き替えてくれて感動しました!」(韓国出身)
「日本の引越し業者さんは靴下も綺麗に履き替えて荷物を搬入してくれるから驚きました。韓国では土足で業者の人が部屋に入るので、引越ししたらまずは掃除です」(韓国出身)
「日本でとある引越し業者さんに依頼をしたとき、退去後の部屋をサッと片付けてくれてとても嬉しかったです。サービスがすごい」(韓国出身)
ちなみに最近では、靴の上にビニールの袋(靴カバー)を被せたりする韓国の業者さんも増えているよう。新居を汚さないためにも一般的に浸透していくとありがたいですよね。
また、退去後のお部屋をササッと綺麗に掃除してくれる日本の引越し業者さんに感動したという声も聞こえてきました。地域によって異なるみたいですが、韓国では退去するときに掃除をすることがあまりないのだとか。
大きなゴミは片付けるそうですが、すみずみまで掃除して退去することがないのだそう。このように同じ引っ越しひとつに注目しても、日本と韓国で意外な違いがあることがわかりますね。
新生活がスタートするなかで、海外の異文化に触れてみると、あらためて日本の素晴らしさもわかるはず。そして外国人の視点を通して、良さを再発見していきたいですね。
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