2022年は7年に一度の御開帳の年!長野県「善光寺」ご利益を授かる旅へ

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2022年の御開帳は期間が長い!

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約700万人もの人が一目見ようと訪れる、善光寺の御開帳。7年前はただ混雑が気になるだけでしたが、今年となると混雑よりも気になるのは「密」になるかどうかでしょう。ご利益を授かりに出かけたいけれど、新型コロナウイルスに感染してしまっては元も子もありません。

2022年の御開帳は密を避けるため、通常より1カ月も長い期間行われることが発表されています。1カ月ほど長い期間御開帳が行われるので、通常よりは少し混雑は緩和されると予想できます。

もちろん日や時間帯によっては混雑し、待ち時間が発生することも考えられますのでホームページの待ち時間をチェックするようにしましょう。

御開帳の期間にはさまざまな行事が行われる

善光寺付近の街並みimage by:photoAC

2022年の御開帳は4月3日から6月29日までの88日間。この期間中にはさまざまな行事が行われるので、ぜひ日にちを合わせて訪れてみましょう。主な行事とその日程は以下の通りです。

4月2日「前立本尊遷座式」

まず御開帳の前に行われるのが遷座式です。4月2日の午後に、前立本尊が宝物庫から本堂まで移される行事ですね。ご住職と白装束の僧侶の方々が厨子(ずし)を運ぶ姿はタイムスリップしたような特別な光景です。

4月3日「開闢大法要(かいびゃくだいほうよう)」

いよいよ御開帳当日。この日は朝6時ごろから宗派ごとの法要が行われ、ご住職によって厨子が開かれます。前立本尊のお姿が見え、御開帳が始まる重要な儀式です。ちなみに前回の御開帳初日は10万人もの人が訪れたそうです。

4月23日「中日庭儀大法要(浄土宗)」
5月7日「中日庭儀大法要(天台宗)」

4月と5月に分けて行われるのが宗派ごとの大法要です。正装に身を包んだご住職や稚児行列など華やかに行われる大法要は大人気の行事で、場所取りが必要なほど。この大法要はテレビのニュースでも取り上げられるので、目にしたことのあるかたも多いでしょう。

御開帳のシンボルである回向柱(えこうばしら)を中心としてご住職や僧侶たちがお経を読む姿は圧巻の一言です。

6月29日「結願大法要」

御開帳のフィナーレは「結願大法要」です。7年に一度だけの御開帳が終わる瞬間、参拝に訪れた人々からは感謝と感嘆の声が上げられます。如来様とのお別れを惜しみながら厨子の扉が閉められ、御開帳は終了となります。

7年に一度の貴重な体験を!

貴重な体験ができる善光寺の御開帳へ出かけてみませんか?普段は目にすることのできない如来像とのご縁を結ぶ旅は、きっと運気アップとリフレッシュに繋がるはず!健康と平和を願い、善光寺へ参拝する旅へ出かけてみましょう。

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