日本全国にはたくさんのパワースポットがありますが、神社・仏閣などの世界的に知られたところもあれば、地元民には有名でも意外と他県民が知らないところも少なくありません。
今回は、瀬戸内海の穏やかな波風を感じながら、絶景とともにパワーを感じられる香川県の「銭形砂絵(ぜにがたすなえ)」をご紹介していきます。ぜひ香川旅や四国周遊の参考にしてみてくださいね。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
穏やかな海に面した「銭形砂絵」
皆さんは香川県と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか。グルメに関しては「讃岐うどん」ははずせませんし、観光地でいうと「金刀比羅宮(こんぴらさん)」や「栗林公園(りつりんこうえん)」、アートで知られる「小豆島(しょうどしま)」は有名ですよね。
香川県といえば、そんなグルメから観光まで堪能できる場所といっても過言ではありませんが、実は他県民にはあまり知られていないパワースポットがあることをご存じでしたか?
四国のパワースポットと聞くと、「四国八十八箇所」の88カ所の霊場である仏教寺院を思い浮かべるかもしれませんが、海の絶景とパワーを感じる名所が「銭形砂絵」です。
この銭形砂絵は、江戸時代の銭貨「寛永通宝(かんえいつうほう)」をかたどった形をしているのが特徴。実際に、観音寺市の商工観光課の担当者さんについてお話を伺ってみました。
巨大な砂絵、なぜ作られた?
観音寺市の商工観光課の担当者さんいわく、「江戸時代の寛永のころに藩主を歓迎するために一夜にして作られたといわれています」とのこと。
まさかこんなスポットがあったとは…!海とゴールドに輝く美しい「高松シンボルタワー」に目を奪われ、島々の絶景やタワーを背景に記念写真を撮っていた筆者からすると、瀬戸内海に面した場所にこんなパワースポットがあることに驚きを隠せませんでした。
有明浜の白砂に描かれた銭形砂絵は、その巨大さに驚きです。東西122m、南北90m、周囲345mのサイズを誇ります。この砂絵を見ると、健康で長生きでき、お金にも不自由しないといわれているそう。
しかもなんと日没からライトアップも行われています。日が沈んでから午後10時ごろまでライトアップが行われ、通常はグリーンの装飾ですが、期間限定でゴールドやブルーに彩られるとのこと。
そして、いくら波風の穏やかな瀬戸内海に面しているとはいえ、この美しい形を保つのは地元の市民の皆さんが行う「砂ざらえ」のおかげなのだとか。
この癒しの絶景を見るときは、先ほどの商工観光課かたによると「銭形砂絵が見えるスポットは、琴弾公園内の山頂展望台」がおすすめと教えてくれました。
- 琴弾公園
- 公式サイト
香川県で讃岐うどんや一鶴(いっかく)の骨付鳥を堪能したあと、少しばかりお腹を空かしたいときは、こちらでゆったりとした時間を過ごしてみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに個人的には一鶴は、ジューシーな「ひなどり」もめちゃめちゃ美味しいですが、かみごたえのある「おやどり」がおすすめです。あと忘れてはいけないのが「とりめし」!これ美味しすぎるので、きっと大人から子どもまで楽しめるはずですよ。
銭形砂絵へのアクセスはJR観音寺駅からタクシーで約5分ほど。四国周遊のときの参考にもしてみてくださいね。
- 銭形砂絵
- 香川県観音寺市有明町14
- 公式サイト
- image by:photoAC
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