信仰を集めたきっかけは徳川家康?都心からも近い絶景パワースポット「赤城神社」

日本各地に点在する神社仏閣の数々。「パワースポット」としても人気が高く、観光には欠かせない場所です。美しい建築を眺めたり、御朱印集めやお守り購入など楽しみ方はそれぞれですが、実は「絶景」という視点からも見逃せない場所であることはご存じでしょうか。

そこで今回は、パワースポットでありながら絶景も堪能できる神社仏閣として人気を集めている群馬県の「赤城神社(あかぎじんじゃ)」をご紹介します。都心に近い名所として人気の名所について、その魅力をチェックしてみましょう。

赤城神社はどんなところ?

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群馬県前橋市富士見町赤城山に位置する「赤城神社」。日本全国に約300社が存在し、前橋市内だけでも14社ある赤城神社の本宮であると言われ、「大洞赤城神社」という名称でも呼ばれています。

「榛名山」「妙義山」と共に「上毛三山」のひとつに数えられる赤城山は、「日本百名山」「日本百景」にも選出されているほどの美しい山。古来より神々の山としても知られ、登山はもちろんのこと、沼でボートに乗ったりとアクティビティが楽しめます。

赤城神社は赤城山の「黒檜山」エリアに位置しており、全長72mの「啄木鳥橋」やズラリと並ぶ灯篭、そして本殿などが鮮やかな赤で彩られているのが特徴。周囲の自然にとても映える光景となっています。

霊峰・赤城山を信仰する修験者たちが続々と集う場所に

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創建された年は不明とされている赤城神社ですが、社伝では豊城入彦命が山や沼の霊を祀った時が始まりとされ、允恭天皇と用明天皇の時代に「神庫山(地蔵岳)」へ社殿を創設。806年には大洞旧社地へ遷座し、時の年号から神社周辺地域の呼称は「大洞」となりました。

平安時代以降も赤城山の修験者たちの信仰の場として栄え、江戸時代になると歴史の記録にも登場するように。1601年に城主・酒井重忠が大いに信仰をしていたことをきっかけに、その後も代々信仰が続けられました。

徳川家康を東照大権現として祀ったことで、さらに信仰を集めた赤城神社。現存する社殿は1970年の遷座時に再建されたもので、2006年には「大洞御遷宮千二百年祭」に合わせ、大修復が行われました。

赤城神社の楽しみ方は?

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木々に囲まれ、美しい赤が映える社殿の立ち並ぶ境内を散策するだけでも、そのエネルギーをひしひしと感じられる赤城神社。周辺には水辺が広がっていることも、その神秘的な雰囲気に拍車をかけています。


女性にとってのパワースポット」と呼ばれる所以は、「神道集」に記された赤城姫の伝説から。継母の妬みにより美しい姫たちを殺そうとするところから始まる悲劇でありながら、命を落とした姫が赤城大明神として龍神になったと伝えられています。

快晴の日に出会える湖面の輝きや木漏れ日はもちろんのこと、四季折々の桜や紅葉といった色彩変化による絶景も見事なもの。もちろん御朱印や祈祷も受け付けてくれるため、落ち着いた雰囲気の中でエネルギーチャージができますよ。


赤城神社のアクセス方法は?

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車で赤城神社を訪れる際は、関越自動車道の赤城ICを降りてからおよそ約1時間ほどで到着可能。神社には参拝者専用の無料駐車場が完備されているほか、ほど近くには県立の無料駐車場「県立あかぎ公園おのこ駐車場徒歩」なども整えられています。

電車を利用する際は、JR前橋駅で下車したのち「関越交通バス」に乗り換え、およそ90分ほど。観光客が増加する土日祝日のみ、直通バスも運行されているのでぜひ利用してみましょう。

歴史と伝説に彩られ、豊かな自然に囲まれた「赤城神社」。緑や水に溢れた大自然の中でゆったりと絶景を楽しみながら、パワースポットのエネルギーを存分に感じてみてはいかがでしょうか。

  • 赤城神社
  • 群馬県前橋市富士見町赤城山 4-2
  • 027-287-8202
  • 前橋
  • 公式サイト
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  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
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