音楽を聞いていたり、映画を観ていたりすると、まるで日本語のような外国語を耳にすることがありませんか?
例えば、英語の「Have a nice day!(いい日を!)」が、日本語の「幅ないっすね!」に聞こえたり。
海外旅行のとき、発音に自信のない筆者は、どうにかして英語っぽく伝わるよう、アメリカで「Water(水/ウォーター)」のことを「ワラ」と発音していました。
このように日本語と外国語では、音が似ているからこそ、聞き間違えることも珍しくありません。なかには海外でいってはいけない危うい日本語もあるのです。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
ロシアで日本語の「エビ」はNG?
日本料理や世界各国のグルメで親しまれている魚介類のひとつに「エビ」があげられます。皆さんは、エビを普段から食べますか?
一部の地域では、エビを食べないところもあるそうです。例えば、南アフリカでは、見た目が苦手で食べる人が少ないのだとか。国が違えば食文化も多種多様ですよね。
ただ、そのエビをロシアの飲食店で注文するときは注意しましょう。なぜなら、日本語のエビは、ロシア語で別の意味の言葉に聞こえてしまうから。
ロシア語〜英語の辞書によると、英語で「fuck」と書かれています。この「fuck」とは具体的にいうと禁句のひとつで、「~と一発やる(性交する)」とも。命令形だと「一発やれ」。
そのためロシアで日本語のエビは、誰かに対していうと、失礼な卑猥な言葉に聞こえてしまう恐れがあるのです。そんなエビを現地のお寿司屋さんで食べるとき、日本語のエビよりもロシア語の「クリービエトカ」を使ったほうがよいでしょう。
万が一の可能性を考慮して、トラブルを避けるためにも知っておいて損はないはずです。もちろんこのほかにも日本語に聞こえる「危うい外国語」はあります。それらに注意した上で、海外旅行を良い思い出にしていきたいですね。
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