晴耕雨読の時を過ごす田んぼに浮かぶホテル―――
そんな素敵なキャッチフレーズを持つホテルがあるのをご存じでしょうか?「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE(スイデンテラス)」があるのは、山形県鶴岡。三方を山に抱かれた自然の恵み豊かな庄内平野の中心地です。
ネーミングそのまま“田んぼに浮かぶ”を視覚的テーマとし、どこに身を置いても水田の気配を感じられるこのホテルは、世界的建築家・坂 茂氏の設計によるもの。水田だけでなく、滞在をとおして庄内地方の豊かな自然の恵みを感じることができるのが魅力。
今回は、人気の「スイデンテラス」についてお話ししたいと思います。
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「スイデンテラス」ならではの魅力その①とことん水田ビュー
「スイデンテラス」での滞在は、とにかく水田の風景を楽しむためにあり。水田に浮かぶホテルの外観を外から見て楽しむのもありだし、客室やパブリックスペースなど場所を変えてホテルの中から水田を眺めるのもあり。眺める方向によって月山が見えたり、空が大きく広がったり、とにかくどこをどう切り取っても水田ビューを楽しめます。
春先には田んぼに張られた水がまるで鏡のように世界を映し、夏〜秋にかけては青々と風に棚引く稲の風景に癒されます。
一帯が黄金色に染まる夕暮れどき、月光を浴びて蒼く輝く夜の水田、と一日のうちでも時間帯によって表情をガラリと変え、また天候によっても別世界が映し出されるので、見飽きることがありません。視覚だけでなく、梅雨入り前の時期にはカエル、秋には虫たちの大合唱など、耳で聴く楽しみがあるのも素敵。
イチオシのビュースポットはフロント階にある「サンセットテラス」。見晴らしがよく解放感抜群なので、サンセットはもちろん一日中どの時間帯でも特別感を味わえます。
「スイデンテラス」ならではの魅力その②秀逸ライブラリー
「スイデンテラス」に泊まりたい大きな理由のひとつに、充実したライブラリースペースがあります。2階フロント脇にある宿泊者以外も利用可能なライブラリースペースと、宿泊者専用のライブラリースペースの、館内には2カ所のライブラリーがあり、両方合わせて2,000冊の蔵書が並びます。
そのカテゴリーもとっても幅広く、小説やエッセイ、写真集はもちろん、アート、自然科学、心理学、農業、食etc…とズラリと並ぶ本棚のタイトルを見ているだけでワクワクがとまりません。本は館内のどこにでも自由に持ち運び可能なので、好きな場所で好きなだけ読書を楽しむことができます。
宿泊者専用のライブラリーは温泉やラウンジに隣接した場所にあるので、温泉→ラウンジ→ライブラリー温泉→ラウンジ→ライブラリーのループにハマってしまうと、なかなか客室に戻れないのですが、それもまた楽しい!
「スイデンテラス」ならではの魅力その③パブリックスペースの充実
上記のライブラリーも含め、「スイデンテラス」はパブリックスペースがとっても充実しているホテルです。
ライブラリーのあるフロント階は、全体が宿泊者意外にも開放されているオープンスペースになっていて、明るく開放的なガラス貼りの空間にはソファやテーブルが点在。テラススペースの居心地も抜群です。
また、庄内のこだわりの品々を販売するショップや、レストラン「MOON TERRASSE」もあり、飲み物や食べ物の調達にも困りません。
宿泊者限定で利用できる施設としては、温泉スパとフィットネスジム、庄内地方や山形のお酒やワインなどがいただける酒バーと酒ラウンジがあり、それぞれをじっくり楽しもうと思うとホテルに篭るしか選択はありません。
2カ所ある温泉は時間帯によって男女入れ替え制。フィンランド式サウナもあるので、水田を眺めながら“整い時間”に没頭することもできます。24時までしか利用できないのがとっても残念!
「スイデンテラス」ならではの魅力その④庄内の食
米どころ、庄内地方の魅力を発信する「スイデンテラス」では、当然“食”に対しても並々ならぬ力を注いでいます。コンセプトは、山形庄内の“食”とつながる。春夏秋冬の旬の味覚と生産者の顔が見える食材にこだわった山形の食体験をとおして、ゲストは山形の自然の恵みの豊かさを知ります。
人気の朝食ビュッフェは80%以上の料理に庄内産の食材を使用した和食メニューを中心としたもの。新鮮な野菜はもちろん、季節によっては珍しい山菜料理や、身体の芯からほっこり温まる煮込み料理など山形の郷土料理をいただきます。
庄内米食べ比べとして、つや姫、つや姫玄米、雪若丸の3種類のお米が並ぶのはさすが米どころ。月山を背景に広がる水田を眺めながらいただく朝食は格別に気分よく、朝から元気一杯エネルギーチャージが叶います。
これだけ魅力的なコンテンツがそろっていて、価格帯はビジネスホテルプラスアルファと聞けば、興味を持たないはずありませんよね。客室数は全部で119。22平方メートルのダブルと29平方メートルのツインという構成で、シンプルで機能的。
よく鶴岡観光の拠点としておすすめされていますが、「スイデンテラス」を楽しむなら潔くホテルステイに時間を割いた方が懸命なような気がします。
個人的な見解を述べれば、ライブラリーの充実度からも一人で滞在するのがおすすめ。好きな場所で好きだけ本を読み、好きなときに温泉につかり、好きなときに部屋でゴロゴロ、飲みたいときに飲んで、食べたいときに食べる。そのすべてを水田を眺めながら。というお一人様旅がこのホテルの真っ当な楽しみ方だと思うのです。
そんなふうに感じるのはおそらく私だけではないようで、滞在したときも、お一人様、しかも女子のお一人様の姿が多く目につきました。
確かに「スイデンテラス」での時間は1泊だけでも、かなり気分的にリフレッシュ。リフレッシュ&リチャージ目的なら、客室露天風呂付きのラグジュアリーなリゾートステイにももちろん憧れますが、いやいや「スイデンテラス」でも十分リセットが叶います。
チェックアウトするころには、よし!また頑張ろう!って気持ちになれますから。気軽に利用できる女子のお一人様旅にこそおすすめしたいホテルです。
- SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE
- 山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1
- 0235-25-7424(9:00~18:00)
- 鶴岡駅から車で約10分
- チェックイン時間:15:30〜24:00/チェックアウト時間:6:00〜10:00
- ホームページ
- image by:小林繭
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