郷愁の秋、デンマークで特別な体験を。憧れの北欧で見つけた絶景の日々-PR-

PR

日本の秋は「紅葉」が美しい季節。しかし近年、インバウンドの人気もあり、有名紅葉スポットはどこも多くの見物客で混雑し、のんびり楽しむことが難しくなっています。

そこでおすすめしたいのが、秋から冬にかけて行く北欧デンマークの首都コペンハーゲンへの旅。秋になると、街じゅうが黄金色に包まれます。

image by:Daniel Rasmussen/Copenhagen Media Center

コペンハーゲンといえば、運河沿いに色とりどりの木造家屋が並び、王国ならではの宮殿や城も見逃せません。デザインの国らしく現代美術館も多く、アートも堪能でき、世界が注目する最新グルメも目白押し。

しかも、日本からの直行便もあってとても便利なんです。そこで今回は、コペンハーゲン在住者がおすすめする、いま一押しのスポットとっておきの過ごし方などを紹介します。

デザイン大国「デンマーク」の美しき建築様式

デンマークといえば、世界有数のデザイン大国といっても過言ではありません。

「ロイヤル・コペンハーゲン」「ジョージ・ジェンセン」の食器やカトラリー、「ヘイ・ハウス」「アンド・トラディション」の家具、「ダンスク」「ステルトン」のキッチン用品などが、北欧デザインを代表するブランドとしてよく知られています。

そしてコペンハーゲンには、デンマークのモダンアート(現代芸術)が堪能できる建造物やホテルなどがいくつもあります。滞在しながら北欧デザインにどっぷり浸る体験ができるのも、コペンハーゲンならではといっても過言ではありません。

まずは街歩きが楽しくなる「デンマーク建築センター」へ

「デンマーク建築センター(DAC)」image by:Astrid Maria Rasmussen/Copenhagen Media Center

デンマークの建築について知るには、「デンマーク建築センター(DAC)」がおすすめ。

コペンハーゲンのウォーターフロント・コンプレックス(BLOX)に位置し、ガラスのキューブを積み重ねたような建物は遠くからでも目立ちます。

image by:Mellanie Gandø/Copenhagen Media Center

デンマーク建築の過去から最新まで詳しく知ることができるほか、企画展も必見。

16世紀にデンマークの国王が他国から建築家を招へいして建築学校を設立したこと、1947年に策定されたコペンハーゲンの都市計画「フィンガープラン」、市民参加型の公共建築、さらに将来を見据えた持続可能な建築なども知ると、コペンハーゲンの街歩きがさらに楽しくなります。

上階のカフェ・レストランは、コペンハーゲンの運河を望む絶好のロケーション。

また、1階にある書店には、建築やデザインなどの関連書籍がそろっています。建物の前にある広場は、秋の天気が良い日にのんびり過ごす市民が集まる人気スポットです。

歴史的な美しい建造物にビールの聖地もある「カールスバーグ地区」

「カールスバーグ地区」image by:Lukas Bukoven/Copenhagen Media Center

デンマークのビール醸造会社といえば「カールスバーグ」を思い浮かべる人も多いはず。

コペンハーゲン中央駅から、赤い車体の近郊列車エストーで西に3駅行ったカールスバーグ駅の近くには、創業の地「ホーム・オブ・カールスバーグ(Home of Carlsberg)」があります。

約5年の休業期間を経て2023年12月にリニューアルオープン。工場跡は博物館となり、カールスバーグ社の歴史、昔のビール作りに関する展示などが見学できます。

また、英語によるガイドツアーやかつてビールの運搬に使われた醸造馬の見学、3種類のビールが試飲できる体験(有料・約30分)も。

もちろん限定ビールをはじめ、エプロンやマットなどのグッズを購入できるブランドショップもあります。本場デンマークで味わうビールは格別です。

「ノルドハウン地区」でデンマークの最先端に触れる

「オーフスゲート」image by:Giuseppe Liverino, @tourbillondelavie/Copenhagen Media Center

コペンハーゲンの港湾地区「ノルドハウン(Nordhavn)」では近年、新たな都市開発が進められています。デンマーク建築の最先端が垣間見られるほか、持続可能な地区としても注目を集めています。

中心部から地下鉄でわずか15分。ノルドハウンの中心「オーフスゲート(The Århusgade)」は古き良き建造物と新たなデザインが調和し、中央広場は活気があります。

2019年オープンの「オドー(THE AUDO)」は20世紀初頭のネオバロック建築で、レジデンスホテル、レストラン・カフェ、コンセプトストア、図書館などが入る、必ず訪れたいスポットです。

さらに先へ進むと、地元の人々が日光浴や海水浴などを楽しむ人気の場所「サンカイエン・ブリッゲ(Sandkajen Brygge)」があり、地元の人々が日光浴や海水浴などを楽しむ人気の場所。とくに秋は街が黄金色に染まるなか、テイクアウトのコーヒーを味わうのが至福のひと時です。

都会の中にあるオアシス「オペラパーク」でリフレッシュ

「オペラパーク」image by:Jacob Harrison – MOY/Copenhagen Media Center

2023年12月にオープンした「オペラパーク(Operaparken)」は、コペンハーゲンで話題のスポットのひとつ。朝7時から夜23時まで開園していて、入場は無料です。

コペンハーゲンの内港にある工業島にあり、約8万本の植物と600以上の樹木が植えられ、都会でありながら緑豊かな公園です。

「オペラパーク」image by:Aske Jørgensen/Copenhagen Media Center

北米や英国、亜熱帯など世界各地をテーマとする6つの庭園、カフェ併設の温室があり、隣接の王立歌劇場オペラハウスとは屋根付きの連絡通路でつながっています。外が寒くても中はぽかぽか、一年中楽しめます。

image by:Emilie Ristevski/Copenhagen Media Center

まさに都会の中にあるオアシス。秋には赤やオレンジ、黄色などの紅葉で彩られ、冬には白銀の世界となる美しい公園で、身も心もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

コペンハーゲンの宿泊施設はどこがおすすめ?

「ホテル・アレクサンドラ」image by:Mellanie Gandø/Copenhagen Media Center

コペンハーゲンには、デザインが魅力の宿泊施設が数多あります。ヴィンテージなデザインが好きなら、1910年創業の老舗「ホテル・アレクサンドラ」がおすすめ。

外観がクラシックで内部はモダン、デンマークデザインの家具やロビーにこだわり、北欧デザイン好きにはたまりません。

「ラディソン・ブル・ロイヤル・ホテル」image by:Mellanie Gandø/Copenhagen Media Center

ラディソン・ブル・ロイヤル・ホテル」はデンマークで著名なアーネ・ヤコブセンがデザインし、天井が高くて開放的な客室から眺める街並みも堪能できます。

「ホテル・オッティリア」image by:Mellanie Gandø/Copenhagen Media Center

一方、モダンデザインだと、カールスバーグのビール醸造所でモルトや穀物を収蔵するサイロとして使われていた歴史的建造物をリノベーションした「ホテル・オッティリア」がおすすめ。工場の重厚な雰囲気で宿泊体験できるのは貴重です。

ほかにも、築112年の元中央郵便局だった建物を改装した「ヴィラ・コペンハーゲン」、地元の前衛的なデザイナーたちのアートワークが観賞できる「ザ・ダーリング」も大人気。

ノルドハウン地区にある「ザ・オード・レジデンス」は、客室内の家具や備品などほぼすべて購入可能というコンセプトが斬新なレジデンスホテルです。

コペンハーゲンには泊まるだけでアートを身近に感じられるホテルがたくさんあるので、宿泊先を選ぶのも楽しみのひとつですよ。

まだ日本人が知らないコペンハーゲンを探そう

『ハムレット』ゆかりの地へ日帰りトリップ

コペンハーゲンの郊外にも、見どころが多くあります。そのひとつが、シェイクスピアの有名な戯曲『ハムレット』にゆかりある港町「ヘルシンオア(Helsingør)」です。

同作に登場する街「エルシノア」の名でも知られており、ユネスコ世界遺産登録の「クロンボー城(Kronborg Slot)」などがあり、中心地からの日帰り旅行先としてもおすすめです。

コペンハーゲンから普通列車で約50分ほどですが、おおよそ10~15分おきに列車があるのでアクセスも便利。ヘルシンオア駅に着いたら、駅前にあるハムレットと恋人オフィーリアの銅像を、まずはお見逃しなく。

ハムレットの舞台、世界遺産「クロンボー城」は必見

「クロンボー城」image by:Thomas Rafn-Larsen/Copenhagen Media Center

クロンボー城は、15世紀にオーレスン海峡を通る船から通行税を徴収するために築城されて以来、火災や修復を繰り返し、1924年に現在の形に。

デンマーク・ルネッサンス様式の王や王妃の住居のほか、教会、地下牢などがあり、広いダンスホールは城の完成当時、北欧最大規模でした。城内では、『ハムレット』に関する展示や寸劇が見られることも。

地下にあるデンマークの武人ホルガーダンスク像は、デンマークが危機になると眠りから目覚めて国を救うとされ、必見です。

さらに、城の入口にあるシェイクスピアの胸像のレリーフに「王子Amleth」との記述があります。実はシェイクスピアは、語尾の「H」を語頭にして、ハムレット(Hamlet)としたとか。

休憩スポットにも最適な「M/S デンマーク海事博物館」

「M/S デンマーク海事博物館」image by:Daniel Rasmussen/Copenhagen Media Center

クロンボー城とともに訪れたい場所が、「M/S デンマーク海事博物館」です。

船舶の製造や修理などに用いられたドライドックの跡地だった場所を活用し、海洋王国デンマークの海の歴史を、写真や映像、船の模型などで展示・紹介しています。

デンマークで有名な建築事務所ビャルケ・インゲルス・グループが手掛けたガラスを多用した外観、そして内観も見どころのひとつ。博物館の床に勾配があるなど、まるで船上にいるかのような体験ができます。

ミュージアムショップやカフェもあり、休憩スポットにも最適です。クロンボー城からすぐの場所に位置しているので、あわせて訪れてみてはいかがでしょうか。

「エルシノア」の美しき石畳を歩きながら木工細工とグルメを堪能

「エゲヴェーク」の木工細工。image by:Jacob Lisbygd/Copenhagen Media Center

エルシノアは、古き美しき石畳道の街歩きが楽しい場所です。1本路地を入るとカラフルな家屋が並び、まるでおとぎ話の世界のような体験ができます。

そして、世界で多くの受賞歴があるデンマークを代表する手彫り家具「エゲヴェーク(Egeværk)」は、実はエルシノアを拠点に活動しています。芸術性高い木工細工の見学も、機会あればぜひ。

「パティオ」image by:Mark Tanggaard/Copenhagen Media Center

街歩きでお腹が空いたら、ランチは旧市街にあるレストラン「パティオ(Patio)」へ。オムレツやサンドイッチ、パン各種、カフェメニューも充実し、居心地いい庭を眺めつつ、のんびり味わうことができます。

「モス」image by:Jacob Lisbygd/Copenhagen Media Center

ディナーでは、エルシノアで人気のレストラン「モス(MOS)」がおすすめ。旧市街にあり、肉や魚介をはじめ地元食材を使うデンマーク家庭料理は、絶賛する美味しさと評判です。

世界きっての美食の街、北欧料理が融合すると…

デンマークは食の宝庫。特に、コペンハーゲンは他の北欧諸国のなかでも、最もミシュランの星とグリーンミシュランの獲得数が多いとされています。

「スモーブロー」image by:Shutterstock.com

現地ならではのグルメでは、デンマーク伝統のオープンサンドイッチ「スモーブロー(Smørrebrød)」や、デンマーク風ハンバーグ「フリッカデーラ(Frikadeller)」が有名です。

また、世界一予約が取れないと評判のコペンハーゲン発レストラン「ノーマ(noma)」が始めたとされる、ニュー・ノルディック・キュイジーヌ(新北欧料理)も知られるようになりました。

さらに、いま北欧料理と他地域の食文化が融合した新たな料理も続々登場しています。

ここ10年ほどの間にコペンハーゲンで増えたのは、なんとイタリア料理

特にイタリア料理店「イルブーコ(Il Buco)」は、イタリア仕込みのティラミスやワインとともに、北欧らしいジビエを使った定番のピザやパスタが絶品であることから「まるでイタリアを旅している気分になれる」と地元で評判です。

image by:Daniel Rasmussen/Copenhagen Media Center

また、アジア料理のお店も増えています。ベトナム料理・広東料理・北欧料理をフュージョンしたというレストラン「ジャタック(JATAK)」に、寿司とワインのペアリングが楽しめる8席のみの「スシアナバ(Sushi Anaba)」。

2022年にオープンした「チュジュ(Juju)」はデンマークの食材を使う本格韓国料理店で、「スラーピー・ラーメン・ジョイント(Slurp Ramen Joint)」はボーンホルム島産の小麦とライ麦で作った麺と自家製の出汁で提供するラーメン店です。

日本料理店もあり、コペンハーゲンで独自に進化する味を試してみるのも、意外な楽しみ方でもあります。

「レストランアウレ」image by: Mark Tanggaard/Copenhagen Media Center

レストランアウレ(Restaurant Aure)」は、開業からわずか81日でミシュラン1つ星を獲得した、いま地元グルメ通の注目を集める場所です。

18世紀の火薬庫を改装した店内で、29歳のシェフが手掛ける料理はとても独創的。魚介だけでなく季節によってはジビエもメニューに並びます。

コペンハーゲンには“北欧らしさ”や、“最新のグルメ”を味わえるレストランが点在しています。街を歩きながらお気に入りのお店を探してみるのも、現地でしかできない経験として楽しめるはずですよ。

世界中が注目するコペンハーゲンのカルチャーに触れる旅へ

秋は紅葉の絶景、冬は厳寒の海水浴で整う!?

コペンハーゲンでは、秋の紅葉だけでなく、港町ならではの楽しみ方、冬の海水浴をする人々が少なからずいます。現地の人々と一緒に、コペンハーゲンのアウトドアを満喫してみてはいかがでしょうか。

「シカ公園」image by:Marvin Kuhr/Copenhagen Media Center

紅葉スポットで最も有名なのが、コペンハーゲン北部の自然公園「ディルハーベン(Dyrehave)」、通称「シカ公園」です。

中心部から近郊列車エストーで約20分。都会の喧騒から一気に自然あふれる森が広がる場所です。この森は、日本画家・東山魁夷が描いた名画『もりのささやき(Whisper of the Woods)』のモデルになったともいわれています。

image by:Marvin Kuhr/Copenhagen Media Center

昔はここで王族が狩りや猟を楽しんでいたそうで、現在は自然公園として開放されています。森の中には数百頭ものシカが放し飼いされ、最寄りのクランベンボー駅から馬車に乗り、シカを眺めながら森の中を進むのもおすすめ。

ハイキングをしたり、のんびり過ごすシカを眺めたり、この体験はかけがえない旅の思い出となります。

image by:Daniel Rasmussen/Copenhagen Media Center

また、コペンハーゲンでは、運河のガイド付きクルーズボートのレンタルなど、水辺の街ならではの楽しみ方も豊富です。

実は、厳しい冬にも関わらず、海水浴を好むのがデンマーク人の伝統。冷水で泳ぐのは身体に良いとされ、国内各地に更衣室とシャワーが完備された、無料のプール「ハーバーバス(Harbor Bath)」があります。

そしてサウナとともにハーバーバスを楽しむのが地元流。冬の海水浴に興味あれば、コペンハーゲンのきれいな水辺でぜひチャレンジしてみてくださいね。

唯一の直行便「スカンジナビア航空」でコペンハーゲンへ

コペンハーゲンでの特別な旅を楽しむなら、スカンジナビア航空がおすすめです。

スカンジナビア航空は、東京(羽田)とコペンハーゲンを結ぶ直行便を運航しており、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの北欧3国にまたがるフルサービスキャリアです。

コペンハーゲンに行くなら、スカンジナビア航空で!
image by:スカンジナビア航空

ビジネスクラス「SAS Business」、プレミアムエコノミークラス「SAS Plus」、エコノミークラス「SASGo」の3クラス制。

全席にUSBポートやシートモニターがあり、機内Wi-Fiはビジネスクラスが無料、そのほかのクラスも有料で利用でき、フライト中も快適に過ごせます。

飛行時間は、12時間20分~13時間30分ほど。東京以外の都市からの乗り継ぎ利用も便利なので、初めての北欧旅行でも安心して楽しめることでしょう。

憧れの北欧で見つけた絶景に染まる旅へ

コペンハーゲンの魅力を引き立てる建築アートやグルメの数々。秋冬だけの特別体験をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

  • PR:株式会社エアトリ
  • image by:Copenhagen Media Center、スカンジナビア航空
  • ※掲載時点の情報です。内容は変更になる可能性があります。

TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。

WebSite / Twitter / Facebook / Instagram / Mail magazine

郷愁の秋、デンマークで特別な体験を。憧れの北欧で見つけた絶景の日々-PR-
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け