面倒なアク抜きよ、さらば!福島県産「塩わらび」でお手軽な郷土料理

この時期から登場する美味しい山の恵み「山菜」は、春になると楽しみな食材のひとつ。中でもシャキシャキとした食感のわらびは、炒め物や佃煮などにすると絶品ですが、いかんせん下ごしらえが面倒くさい!

そんな時、西会津町で作られるアク抜き済みの「塩わらび」はいかがでしょうか?

塩わらびで手軽に郷土料理

【西会津町のおいしいもの紹介】

保存食にハマっています。みそ汁の具がワンパターンになったとき、寒くて買い物に出たくないとき、具だくさんの煮物をつくって、食卓をほっこりさせたいとき。アク抜きと下ゆで済みの塩わらびは、とっても重宝します。

福島県西会津町は、軒下まで雪が積もるという豪雪地帯。西会津出身の方が、一年を通して一番いい季節は、山菜摘みの頃だとおっしゃいます。

5月、待ちに待った春が来て、わあっと田んぼの溝や道端にふきのとう、山に入るとわらび。たくさん摘んで、塩漬けにするのだそうです。

塩わらびを製造販売しているのは、「奥川こらんしょ村」。西会津町の秘境と言われる奥川地区のお母さんたちが、地元の農産物を使い、熱い思いと工夫で郷土の味を商品化しています。

塩わらびは、5月に採れたわらびを2度塩漬けし、約2か月という時間をかけて作られたもの。銅鍋でさっと湯がいてアク抜きしてあるので、下処理の手間がかかりません。塩抜きさえすれば、いろいろな料理に使えます。

【塩抜きの方法】


適当な長さに切り、ボウルなどに水といっしょにいれて、水を取り替えながら一晩~一日置きます。ほんのり塩気が残るくらいが食べごろです。

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