第三の家。蔵王の森がつくる美と健康の温泉宿「ゆと森倶楽部」

湯量豊富な自家源泉、自然の音を聴きながら楽しむ癒しの湯浴み

同施設のお風呂は、慶長年間400年の歴史を誇る、遠刈田(とおがった)温泉です。

温泉浴・森林浴・マイナスイオン浴が一度に味わえるかけ流しの渓流露天風呂「川の湯しかく・まる」は、その楽しいかたちに思わずほっこり。さらりとした美肌の湯で、クリやコナラの自然林に抱かれ、眼前には渓流「小阿寺沢」が流れています。

風に揺らぐ葉音、せせらぎ・鳥のさえずりに癒されます。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気も味わえますよ。

また館内の大浴場は、内湯、露天、寝湯・サウナ・水風呂つきです。女性浴場には、湯サイドテラスがついた露天風呂も。シャワーヘッドは、グローエ社製のレインシャワー。「全身をやわらかな雨に包まれるような心地よさ」がたまりません。

今求められている「サードプレイス」

おおらかな自然のもと、四季折々に充実したステイスタイルを楽しめる同施設ですが、訪れてみると1泊だけではではとても味わえ尽くせないと感じました。実際、連泊客が多く、リピート率が非常に多いのが特徴のひとつであり、そのことから今「サードプレイス」が求められているのではと考えます。

「サードプレイス」とは、家庭や職場の役割から解放されて寛げる「第三の居場所」のこと。「理想の日常」をコンセプトにサービスのあり方を探求してきたことで、同施設は「サードプレイス」の考え方が人々から支持を得て、リピーターの獲得へとつながっているのです。

日常の喧騒を離れ、リフレッシュでき、セカンドハウスのようにメンテナンスも維持管理の必要もなく、好きな時に好きなだけ滞在できて、大自然のエネルギーをチャージした後は、元気になって日常の中に戻っていく。「ゆと森倶楽部」には、訪れる人を元気にしてくれる不思議なチカラがあるように感じました。一度訪れたらまた来たくなる、やみつきになるのも納得です。

なお、2018年10月から2019年2月末までは、セレクトフレーバーのオリジナル紅茶と一緒に読書を楽しむ「Books&Cafe」を開催中。ブランケットが恋しくなる季節、暖炉ラウンジで燃える薪の香り、はぜる音を聞きながら、ゆったり大人の旅を楽しんでみてはいかがでしょう。

  • 「蔵王の森」がつくる美と健康の温泉宿 ゆと森倶楽部
  • 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字上の原128
  • 0224-34-2311
  • https://www.yutomori.com/

写真提供:「蔵王の森」がつくる美と健康の温泉宿 ゆと森倶楽部

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