全国47都道府県ありますが、地域によって方言もあれば、慣れ親しんだ食べ物もありますよね。トリップエディター編集部の四国担当は、愛媛県のじゃこ天、香川県のうどん、高知県の鰹のタタキ、徳島県の祖谷そばを食べて育ってきました。いまでもたまに地元のご飯が恋しくなるときがあります。嗚呼、恋しい…。
ところで、出身地の違う人に郷土料理を聞いてみると、「え?なにそれ?」っていう名前の食べ物、ありませんか?聞き間違えかと思うほど、全国にはちょっと変わった名前の料理がたくさん隠れているのです。そこで今回は編集部が調査してみました! 実際にその都道府県出身の方にお話を聞いてみたので、いくつかコメントとあわせてご紹介していきます。
山形県「もってのほか」
とんでもないに類似する「もってのほか」という言葉ですが、山形県では食用菊のことを意味します。色鮮やかで、シャキシャキとした歯ごたえが特徴。
山形県出身:胡麻和えとか、おひたしにして食べるよ。ちょっとえぐみがあるから、大人の味って感じだね。
宮城県「はっと汁」
ハッとする汁?帽子のハット…?いいえ「はっと汁(はっとしる)」です。宮城県では、小麦粉を練ってつくったすいとんのようなものを「はっと」と言います。東北地方で伝わる郷土料理なんだとか。