夏こそ行きたい、心と体を癒す日本全国「温泉」ランキング【2020】

第2位 乳頭温泉郷 黒湯温泉/秋田県

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全国的にその名を知られる乳頭温泉の最奥にあるのが「黒湯温泉」。例年4月中旬から11月上旬のみの営業で、紅葉の時期はとりわけ人気ですが、個人的には緑が美しい夏の時期こそ訪れたい温泉のひとつ。

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ブナの森の谷間から湯煙をのぞかせる「黒湯温泉」は、泉質はもちろんのこと、藁葺きの屋根やひなびた木造建築など佇まいそのものも素晴らしく、日常から離れた温泉逗留に最高の場所です。

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ふんだんに湧き出る弱酸性の濁り湯と、露天から眺める緑豊かな森の風情に身も心も完璧にリラックス。日帰りでの利用もできますが、山奥の温泉だからこそ、ぜひとも宿泊して夜中の湯浴みや朝湯も堪能しまくりたい温泉です。

  • 乳頭温泉郷 黒湯温泉
  • 秋田県仙北市田沢湖生保内2-1
  • 0187-46-2214
  • 公式サイト
  • 営業期間:4月中旬から11月上旬(2020年は6月1日より営業再開)

第1位 カムイワッカ湯の滝 北海道・知床

本州に住んでいる人間としては、北海道のダイナミックな温泉パラダイスっぷりには心から憧れるのですが、なかなか最適なタイミングで訪ねることが難しく、長年行きたいリストにありつつも未訪の温泉がたくさんあります。

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知床にある「カムイワッカ湯の滝」もそんなひとつ。滝全体が温泉になっていて、その滝壺で湯浴みをするというダイナミックな野湯です。

滝登りをしてようやくたどり着けるわけですが、知床斜里町観光協会によると利用期間は6月初旬から11月初旬予定。とはいうものの、気温の低い北海道で温泉としてこの湯を楽しむのであれば、真夏の数週間しかありません。

真夏に狙いを定めて「カムイワッカ湯の滝」を目指したとしても、沢登りの初歩知識と技術の習得、気象状況や水量、そして道中が通行止になっていないかなどのさまざまなハードルがあるわけですが…。

滝壺 image by:photolibrary

なんとしてでも、一度はカムイワッカの滝壺で温泉につかってみたい!という願望を持って、今回はこのワイルドな温泉を、この夏行きたい温泉の1位としました。

  • カムイワッカ湯の滝
  • 北海道斜里郡斜里町大字遠音別村
  • 0152-22-2125(知床斜里町観光協会)
  • 公式サイト
  • 利用期間:6月初旬から11月初旬(予定)

長い自粛期間を経て、夏にすっきりリフレッシュできるようなスポットを、温泉マニアの私が優劣ではなく「いまの気分」でチョイスした今回のランキングですが、このなかに皆さんの気持ちに触れる温泉はあったでしょうか?

遠方旅行、そして海外旅行に行けるのはまだちょっと先になりそうなので、当分の間は近場でとりあえずあっちの温泉、こっちの温泉、と温泉旅を楽しんでみようと思います。ぜひ、みなさんも参考にしてみてください。

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