新型コロナウイルスの蔓延により、出かける際も「密」になる混雑を避けたり、換気の良い場所が選ばれている現在。その影響から、これまでも人気のあった「アウトドア」がますます流行の兆しを見せています。
この度、CCC MARKETING HOLDINGS株式会社が18~69歳の男女1,501名を対象に「アウトドアに関するアンケート調査」を行いました。アウトドア界隈で実際にどのような動きが起きているのか、気になる情報をチェックしてみましょう。
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※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
高まるアウトドア人気。必要なアイテムはどうする?
はじめに行われた「アウトドアをしますか?」という質問では、「アウトドア歴」とともに回答が寄せられ、16.6%が「10年以上」という結果に。アウトドアの強者たちが、2割近くにものぼることがわかりました。
続いて多くなったのは9.3%の「2~3年」、8.5%の「1年以下」、7.3%の「4~5年」、3.3%の「6~9年」となりました。一方、半数以上となる55.0%は「アウトドアはしない」と回答しています。
性・年代別の結果を見ると、「1年以内」は16.3%で10~20代の男性が多く、流行を作り出す世代がアウトドアに惹かれていることが読み取れます。
また、「10年以上」には34.3%で50~60代の男性が多数となり、年季の入ったアウトドアのベテランたちの存在が判明しました。
続いて、675人のアウトドア経験者に「それぞれのアウトドア用品はお持ちですか?」と質問すると、68.9%で「クーラーボックス」がダントツの1位となりました。
アウトドア時以外でも重宝するクーラーボックスは、多くの人がまず最初に入手するアイテムといえそうです。
2位は61.5%で「チェア」、3位は51.0%で「ランプ・ランタン」、4位は49.2%で「テーブル」、5位は46.2%で「シュラフ」が獲得。アウトドアにおける必須アイテムが勢ぞろいしました。
「持っていないが、これから買う予定」を聞くと、1位は11.1%で「ダッチオーブン」、2位は10.4%で「ヘッドライト」、3位は10.1%で「タープ」、4位は9.8%で「ウォータージャグ」、5位は9.2%で「バーナー」が獲得しました。
冒険の旅で出てきそうなビジュアルの「ダッチオーブン」は、SNS映えも抜群で欲しい人が急増している新進気鋭のアイテム。ゴロゴロとした野菜を煮込んだり、チキンを丸ごとローストしたり、パンを焼いたりと用途バリエーションの豊かさも人気のポイントです。
「現地の備品やレンタルで済ませている」グッズを質問したところ、1位は28.4%で「焚き火台・グリル」、2位は27.7%で「ダッチオーブン」、3位は26.1%で「クッカー」、4位は23.3%で「タープ」、5位は23.3%で「バーナー」という結果に。
1位の「焚き火台・グリル」は、いよいよプロ級のアイテムといえるもの。
大型で保管も大変なことから、まずはレンタルで使用してみたという人も多いのではないでしょうか。どのアイテムも、何度か借りて使用し、慣れてきたところで購入してみるのが良さそうですね。
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