たった3分間でわかる「シンガポール」の最新トレンドスポット-PR-
最近、シンガポールがグンと面白いことになっていると感じます。
多種多様な民族文化が共存する面白さはこの国が持つもともとの特徴ですが、面積にしてわずか東京23区くらいのキュッとコンパクトな空間の中に、若者世代を軸に新しいシンガポールの魅力がどんどん発信され、その勢いはとどまるところを知りません。
異なるカルチャーがプラスされ、東西ミックスや新旧ミックスが自由な発想で行われるのは、メルティングポットであるシンガポールでは自然な流れでしょう。
その勢いは経済成長を背景に高まるばかり。奇しくもコロナ禍でのクローズドの時間が、人々が自国の文化や歴史に向かい合い、その魅力の再発見につとめる結果となったことも、いまのこのムーブメントの原動力に繋がっているようです。
シンガポールと聞いて「マーライオン」や「マリーナベイ・サンズ」のイメージしか思い浮かばないなら、それは非常にもったいない!
今回はいまのシンガポールで見るべき、行くべき最新おすすめスポットをご紹介します。
ローカルに人気のカフェでスペシャリティコーヒーを楽しむ
いまや日本でもすっかりお馴染みとなったスペシャリティコーヒーですが、ここシンガポールでも絶大なる存在感を持って人々のライフスタイルに浸透しています。
アジアのコーヒー生産地に近いという地理的利点も加わり、それぞれに独自の信念を持った“スペシャリティ”を追求。
スイーツやフードメニューはもちろん、空間にまで独自性をプロデュースするカフェが点在します。
友人同士カフェタイムを楽しんだり、ひとりで朝食を食べたり、PCを持ち込んで仕事をしたり、とシンガポーリアンの日常はカフェありきなのです。
Tiong Bahru Bakery Safari
オーチャードから車で10分ほど、緑豊かな高台にあるシンガポールのスーパーおしゃれスポット“デンプシー・ヒル”にあるカフェが「Tiong Bahru Bakery Safari(ティオンバル・ベーカリー・サファリ)」です。
南国の田園風景の中に溶け込むようなカフェ空間が素晴らしく、ちょっとしたグランピング気分を味わえるとして人気を呼んでいます。
街中からわずか10分でこんな自然が楽しめるのもシンガポールの魅力で、周辺は高級住宅地ということもあり客層もなかなか優雅な雰囲気。
「Tiong Bahru Bakery」は、元々フランスの有名なパン職人とのコラボで開かれたベーカリーで、シンガポールの現在のパンムーブメントの先駆的存在としても知られるお店です。
クロワッサンが絶大的な人気を誇るので、カフェと一緒にぜひお試しを。こちらのSafariに加え、本店ティオンバル、オーチャードなどをはじめ複数店舗があります。
- Tiong Bahru Bakery Safari(ティオンバル・ベーカリー・サファリ)
- 130E Minden Road, Singapore 248819
- +65 6877 4876
- Napier
- 8:00〜18:00(ラストオーダー:閉店30分前)
- 公式サイト
Chye Seng Huat Hardware
シンガポールでも古い建物をリノベしたショップが多く目につきますが、古い町工場をリノベして素晴らしいアップサイクル空間となっているのがこちら「Chye Seng Huat Hardware(チェ・セン・ホァ・ハードウェア)」。略して「CSHH」と呼ばれています。
シンガポールの老舗珈琲専門会社「Papa Palheta」がオープンした旗艦店で、1Fはカフェと焙煎所にショップ、2Fはコーヒーのワークショップの際に開放されるオフィススペースとなっています。
敷地内には屋外スペースもあり、かなりゆったりした空間となっているので、週末にはちょっとしたフェス的イベントが開催されることも。
それぞれのコーヒー豆の魅力を最大限に引き出すことをコンセプトとしたこだわりのコーヒーにはファンが多く、また充実のフードメニューも魅力です。
朝食に訪れるのはもちろん、観光途中のひとやすみにコールドブリューとスイーツをいただくのもおすすめ。ジャラン・べサール・スタジアムの近くの一際一目をひくウォールアートが目印です。
- Chye Seng Huat Hardware(チェ・セン・ホァ・ハードウェア)
- 150 Tyrwhitt Rd, Singapore 207563
- Bendemeer
- 定休日:毎月第1月曜
- 8:30〜22:00(ラストオーダー:21:30)
- 公式サイト
Common Man Coffee Roasters Joo Chiat Road
シンガポールのおしゃれカフェとしてその名を知らない人はない「Common Man Coffee Roasters(コモンマンコーヒーロースターズ) 」。
アラビカ豆のみを使用したコーヒーが美味しいと人気のカフェで、自社でコーヒーアカデミーを運営することからもそのこだわりっぷりがうかがえます。
特筆すべきは、コーヒーのみならずフードの実力も素晴らしいこと。一日中朝食メニューがいただけることに加え、ボリューム満点のブランチメニューにもファンが多いお店です。
ベジタリアンやグルテンフリーメニューもあり、またワインやビールといったアルコール類もそろっているので、ローカルにとってはいろいろと使い勝手の幅が広い実力店といった存在。
2021年にオープンにオープンしたJoo Chiat Road店はプランテーション時代を思わせる外観がとてもフォトジェニック。東部カトン地区のプラナカン建築スポットのすぐ近くなので、建築物観光と合わせて立ち寄りたいカフェです。
- Common Man Coffee Roasters Joo Chiat Road
- 185 Joo Chiat Road, Singapore 427456
- +65 6877 4863
- Paya Lebar/Eunos
- 7:30〜17:00
- 公式サイト
ローカルシーンを盛り上げる、フォトジェニックなスポットも
シンガポールの旅を切り取るなら、ザ・シンガポール!といえるラッフルズなどの高級ホテルや、カンポンギラム、チャイナタウンといったスポットもいいけれど、いまのシンガポールのカルチャーが伝わるローカルシーンもぜひ切り取ってほしいもの。
思わず写真を撮りたくなる、写真を撮るためだけに行きたくなる、旅のテンションを盛り上げるフォトジェニックなスポットもチェックしてみましょう。
Haji Lane
現地のシンガポーリアンと話すと必ず行くべきスポットとして名前があげられるのが「Haji Lane(ハジレーン)」です。
アラブストリート近くに位置する全長250mほどのその裏路地には、おしゃれな古着屋や雑貨店、カフェが建ち並び、どこか裏原的な雰囲気が漂います。
夜にはストリート全体がバーからあふれる人々でにぎわい、壁面を埋めつくよう描かれたウォールアートも最高で、シンガポールイチのヒップな通り「Haji Lane」へと化すのです。
アラブストリートやモスクの観光と合わせて立ち寄るもよし、夜にいっぱいひっかけに繰り出すのもおすすめです。
- Haji Lane(ハジレーン)
- Haji Lane, Singapore 189214
- Bugis
My Awesome Cafe
「My Awesome Cafe(マイ・オーサム・カフェ)」は、チャイナタウンの一画に位置する、古い医院を改装したローカルに大人気のカフェです。
カフェといってもお酒やフードメニューも充実しているので、ダイニングバーといったほうがいいかもしれません。夕方ごろからは仕事を終えた付近のオフィスワーカーたちでにぎわいを見せます。
店内には天井からカラフルな提灯がぶら下がり、美しいアンティーク家具やヴィンテージな古道具が空間を彩ります。
ところどころ、さり気なくオーナメントとして古い医療機器雑貨が配されたところに元医院がテーマにあることが感じられ、アバンギャルドな雰囲気も魅力。
全体的に情報量いっぱいですが、それがレトロでキッチュな空間にまとめられているのがとにかくとってもオーサム!
フードはどれもボリューム満点なので、仲間とワイワイ集まりたいときに寄りたいお店というのも頷けます。
- My My Awesome Cafe(マイ・オーサム・カフェ)
- 202 Telok Ayer St, Singapore 068639
- +65 8798 1783
- Telok Ayer
- 月曜:11:00〜21:00、火〜金:11:00〜0:00、土・祝:10:30〜0:00、日曜:10:30〜21:00
- 公式サイト
No Sleep Club
ここでしか体験できない数々のフォトジェニックなドリンクをサーブするのが「No Sleep Club(ノースリープクラブ)」です。
オリジナルカクテルとライトミールが楽しめるお店ですが、そのカクテルの演出が素晴らしく、独創的であるという点でも群を抜いています。
目の前で一杯のカクテルが創られていくようすは、さながら完璧な美学に基づいたショーが繰り広げられるようでもあり、出来上がったカクテルの佇まいの美しさと合わせて、非の打ちどころがない完璧さ。
「Asia’s 50 Best Bars(アジアのベストバー50)」に選ばれたこともある実力店なので、お味の方ももちろんの実力です。
繊細さとエンターテインメント性を兼ねそろえたカクテル体験が楽しめるお店であり、一人でスイーツとカクテルを楽しみたい女子にもおすすめです。
- No Sleep Club(ノースリープクラブ)
- 20 Keong Saik Road, Singapore 089127
- +65 88380188
- Outram Park
- 定休日:月曜
- 火〜土:18:00〜11:59、日曜:12:00〜18:00
- 公式サイト
ATLAS
シンガポールを代表するバー「ATLAS(アトラス)」。圧倒的な風格と存在感で訪れる人を魅了する魅惑のバーです。
店内は1920年代のアールデコ様式でまとめられ、あたかも中世の教会を思わせるような荘厳感にあふれます。
空間のスパイスとなっているのが中央に配された高さ15mもあるジンタワーで、目に入るものすべてが圧巻という感じ。
バーが入るビルの「Parkview Square」の外観が、映画『バッドマン』に登場するゴッサムシティのようすにそっくりなこともあり、映画の世界を体験できるような空間ともいえます。
基本的には常にバーとして紹介される「ATLAS」ですが、実はアフタヌーンティー営業もしています。
夜とは異なる昼間の光の中の「ATLAS」も魅力的。昼、夜ともにはずせないシンガポールのフォトジェニックスポットです。まだの人は一度体験してみて。
- ATLAS(アトラス)
- Parkview Square, 600 North Bridge Road, Singapore 188778
- +65 6396 4466
- Bugis
- 定休日:日曜
- 火〜木:12:00〜0:00、金・土:12:00〜2:00
- 公式サイト
OCBC Garden Rhapsody
マリーナベイ・サンズのすぐそばにあるモダンな植物園「Gardens by the Bay(ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ)」のライトショー「OCBC Garden Rhapsody(ガーデン・ラプソディー)」も忘れてはなりません。
園全体が環境に配慮したサステナビリティなシステムをコンセプトにデザインされていることで世界的に注目を集めるこの植物園では、毎晩19時45分と20時45分の2回、10分に渡る光と音楽のライトショーが楽しめます。
シンボルともいえる11本のスーパーツリー(人工の木)は、このライトアップ時に備えて太陽光電池が設置されているので、ショー自体が自然エネルギーによって行われるという仕組み。一歩も二歩も進んだライティングショーにもシンガポールらしさを感じますね。
マリーナベイ・サンズ直結の「ベイフロント駅」からは路線バスが運行されているので、アクセスもとっても便利。なお、路線バスのチケットは、オンラインかガーデンズ・バイ・ザ・ベイ・モバイルアプリでのみ購入可能です。
1日の仕上げをウォーターフロントでのんびり過ごし、シンガポールの夜のイルミネーションを満喫してみてはいかがでしょうか。
- OCBC Garden Rhapsody(ガーデン・ラプソディー)
- 18 Marina Gardens Drive, Singapore 018953
- +65 6420 6848
- bayfront
- 入場料:無料
- 19:45/20:45
- 公式サイト
- PR:シンガポール政府観光局
- image by:シカマアキ
- ※掲載時点の情報です。内容は変更になる可能性があります。