美味しいだけじゃ足りないの。大人心を刺激する新旧シンガポール旅-PR-

Array
2023/08/25
PR

おしゃれなショップやレストランが加速度を増して充実するシンガポール。スクラップ&ビルドで完璧に新しいものを生み出すというよりも、若者層を中心によりコンセプチュアルな方向への取り組みが、いまの時代の流れのようです。

コンセプトに捻りが効いていたり、プラスαでのアイディアが用意されていたりする個性的なお店が登場しているので、ショップ開拓は飽きることがありません。

そんな時代を発信するムーブメントがある一方で、昔からのシンガポールのよさももちろん健在。新旧交代ではなく、新旧が上手なバランスをとりながら共存し、行ったり来たりできるのがシンガポールらしさといえるのではないでしょうか。

今回は、そんなシンガポールの新旧を再確認できる、魅力あふれるスポットをご紹介します。

「食+α」体験型ショップがいま面白い!

食への好奇心や探究心がハイレベルなシンガポーリアン。美味しい食べ物の探求はもちろん、その背景にあるコンセプトや物語、そして食を通じで出会える何かを追い求める人も多いよう。

そのためかいまシンガポールでは「食+α体験できるショップが続々と増えており、ローカルたちの支持を集めています。

Kki Sweets

image by:シカマアキ

2009年のオープン以来、ローカルから絶大な人気をほこるのが「Kki Sweets(ケーキ・スウィーツ)」。

2022年多くのファンに惜しまれながらクローズドとなった京橋の名店「イデミスギノ」のケーキに衝撃を受け、「イデミスギノ」のような極上のケーキをシンガポールに!という熱い思いでオープンしたお店であり、ケーキのクオリティはもちろん、何から何までシンガポールで抜きん出る存在です。

まず特筆すべきは「Kki Sweets」が完全事前予約&オーダー制システムであること。つまり予約をとる時点でケーキの注文もしなければならないのです。

これは、ひとつひとつのスイーツを最高の状態でサーブするために生まれたシステム。

image by:シカマアキ

最初はちょっと驚きますが、オーダー時はカラーチャートで表示されるケーキがお店のテーブルでどんな姿形をして出てくるのか、予約時から当日までワクワクしながら待つという楽しみが隠された仕組みでもあります。

というのも「Kki Sweets」の最大の特徴は、シーズンごとに変わるアーティストやデザイナーとコラボレーションにあるから。

コンセプトに基づき、内装(時には外装まで)やケーキの盛り皿に至るまでトータルでビジュアルが変わるお店なんです。

image by:シカマアキ

当然、主役であるケーキも毎回のコンセプトにそったメニューに生まれ変わります。つまり、こちらのカフェは極上スイーツを味わう以上に、スイーツを通してその時に「Kki Sweets」が打ち出したコンセプトを体感するための空間として存在しているのです。

カフェではなく、ギャラリー空間と呼んだ方がふさわしいお店かもしれません。コンセプトテーマは1年に4回変わるので、新しいコンセプトが打ち出されるたびにまるで新しいお店を訪ねるような体験となり、ファンはリピート必須。

まずはぜひ一度、体験してみてください。場所はラッフルズホテルのすぐ近くです。

  • Kki Sweets(ケーキ・スウィーツ)
  • 3 Seah St, #01-01, Singapore 188379
  • City Hall/Esplanade
  • 定休日:月・火
  • 水〜日:12:00〜L.O.17:30
  • 公式サイト

Mr.Bucket Chocolaterie

image by:シカマアキ

シンガポールのお土産におすすめなのが「Mr.Bucket Chocolaterie(ミスター バケット・ショコラトリー)」のチョコレート。2022年12月にデンプシーヒルにオープンしたばかりのブランニューショップですが、早くもローカルたちにも人気のお店です。

image by:シカマアキ

フィリピンやベトナムなどアジア産のカカオにこだわったショコラ工房で、店内には実際にチョコレート作りをしているオープンになった工房ショップ、そしてイートインができるカフェスペースが併設されています。

すべてのチョコレートを試食できるというのが嬉しく、チョコレート好きには天国のようなお店で、絶対にお気に入りを見つけられると約束されたショップともいえます。

image by:シカマアキ

生チョコを日本まで持って帰るのは厳しいので、一番のおすすめは「オリジナルチョコレートバー」。

ベースとなるチョコレート、混ぜ込む具材、トッピングを好みで選びカスタマイズしたオリジナルチョコレートバーをその場で作ってもらえるサービスです。

自分用にはもちろん、お土産にも絶対に喜ばれます!お酒好きならカカオで作ったワインがドルチェワインとしておすすめ。

  • Mr.Bucket Chocolaterie(ミスター バケット・ショコラトリー)
  • 13 Dempsey Rd, #01-03/04, Singapore 249674
  • Napier
  • 定休日:月曜
  • 火〜木:11:00〜19:00、金〜日・祝日・祝前日:10:00〜22:00(営業時間は変更になる可能性があります)
  • 公式サイト

Tanglin Gin

1915年にラッフルズ・ホテルで誕生した「シンガポール・スリング」image by:編集部

シンガポールを代表するカクテル「シンガポール・スリング」のベースリキュールがジンであることはみなさんご存じのとおり。

世界的にクラフトジン工房が盛り上がりを見せる流れにおいて、ここ数年シンガポールでももちろんシンガポール産のクラフトジンに注目が高まってきています。

image by:シカマアキ

これまで数々の章を受賞してきた、シンガポール初のクラフトジン蒸溜所Tanglin Gin(タングリン・ジン)」もまた、シンガポールで訪れるべき素敵な場所です。

シンガポール植物園タングリングゲートのほど近く。デンプシーヒルの丘の上に位置する蒸留所は、その昔ジャングルだったころのシンガポールを思わせる佇まいで、そこだけ特別な時間が流れるよう。

image by:シカマアキ

同店では「Tanglin Gin」の各種ジンのテイスティングをはじめ、その歴史やジン作りについて学べるツアーが開催されています。

「Tanglin Gin」のジンはシンガポールを築く4つの異なる文化、中国、マレー、インド、ヨーロッパのテイストをベースにレシピが作られているのが特徴です。

それぞれ異なる風合いのジンとじっくり向き合いながらお気に入りの一本を見つける時間はなかなか贅沢なもの。

image by:シカマアキ

テイスティングを優雅に楽しみながら、ジンを通してシンガポールの歴史や民俗文化を学ぶという体験ができる場所です。

  • Tanglin Gin(タングリン・ジン)
  • 26B Dempsey Rd, Singapore 247693
  • +65 8909 3674
  • Napier
  • 日本公式サイト

もっと面白いシンガポールを発見する「⚪︎⚪︎散策・巡り」

東京23区ほどの大きさの中にアジアとアラブと西洋が交差するシンガポール。ちょっと歩けば異なる景観が広がるので、気軽に各国訪問が叶うのもシンガポールの楽しみです。

そこで出会う人々の服装や、辺りにいい匂いを漂わせる食べ物の匂い、ショーウィンドウを飾る異国の装飾品など興味はつきません。ぜひ散策してみましょう。

ストリート散策

image by:シカマアキ

マレー系イスラム教徒のコミュニティの中心となる「カンポンギラム」は、黄金色に輝くサルタンモスクを中心に周囲に広がる裏路地散策が楽しいエリア。

通りには、絨毯屋さん、ランプ店、布屋さんなどの専門店がまるでバザールのように軒を連ねます。

image by:シカマアキ

ぜひ訪ねてほしいのが、量り売りの香油店。さまざまな香りの香水がそろうので、お気に入りを見つけてみては。美しい色彩のエジプトの香油瓶にも思わず見惚れてしまいます。

image by:シカマアキ

カトン地区では、中国、マレー、ヨーロッパの伝統をミックスさせたキュートなプラナカン建築に出会います。

繊細にさまざまな模様を描くカラフルなタイル装飾が実にフォトジェニック。この地区はカトンラクサの発祥地でもあるので、小腹が減ったらぜひラクサを食してくださいね。

image by:シカマアキ

道行く人々の姿からして突然にここはインド!となる「リトルインディア」も楽しいエリアです。

ショーウィンドウから美しいサリーを眺めているだけでも楽しいのですが、時間があればぜひヘナアートに挑戦してみてください。プチプラでゲットできるビンディやアクセサリーもお土産におすすめです。

image by:シカマアキ

チャイナタウンのメインストリート、「パゴタ・ストリート」のカラフルな風景もシンガポール街歩きを代表するスポットです。

プチプラのお土産物屋からアンティークショップまで雑多に店が連なるので、ブラブラと目的を決めずに歩くのがおすすめ。

また、ここまで来たらぜひシンガポール最古のヒンドゥー寺院「スリ・マリアマン寺院」にも立ち寄ってみて。

クラフトビール散策

image by:編集部

1年を通して暑く湿度も高いシンガポールで最も快適に街歩きを楽しむ方法は、ズバリ、クラフトビールホッピングではないでしょうか。

実はシンガポールはクラフトビール天国。日本と比べると圧倒的にクラフトビールが広く浸透している印象で、専門店の数はもちろん、何気なく入ったお店で当たり前のようにクラフトビールを扱っている率が高いです。

各国のインポートビールが種類豊富にそろうこともビール好きにとってはいい話。シンガポールのローカルブランドと合わせるとかなりレンジの広い楽しみ方ができると思います。

ホーカー巡り

image by:シカマアキ

B級グルメの宝庫、ホーカー(屋台街)にもクラフトビール専門店が店を構えていたりするので、とりあえず歩けばクラフトビールにありつけることは間違いありません。

シチュエーションも、マーライオン公園やマリーナベイ・サンズへのリバークルーズの起点となるクラークキーから、街中のパブやカフェ、ホーカーまでと幅広いので、ビール好きはクラフトビールを極めてみては。

きっとお気に入りの銘柄とお気に入りの店が見つかるはず!

アフタヌーンティー巡り

image by:シカマアキ

イギリス統治時代の影響が色濃く残るシンガポールでは、いまでもアフタヌーンティー文化がしっかりと浸透しています。

せっかくなので滞在中一度くらいはアフタヌーンティーを体験し、その優雅な文化に触れてみたいもの。

ザ・フラトン、グッドウッドパーク、シャングリラなどの5つ星ホテルには、必ずそのラウンジやレストランに有名なアフタヌーンティーがあります。

紅茶とともにいただくのは、サンドウィッチやスコーン、スイーツなど。セイボリーメニューや、かなり本格的な料理がサーブされることも。そのスタイルも、ティースタンドに盛り付けられてサーブされるものや、ビュッフェ形式など、お店によってさまざまなパターンがあります。

お茶として考えるとお値段的に決して安くはありませんが、結構なボリュームなので、ランチ兼夕食としてとらえれば全然あり。

アフタヌーンティーは人気なので、基本的には予約をおすすめします。マリーナベイ・サンズに店舗を構えるTWGでは日本語の予約サイトもあるので、事前に旅の予定を組みたい人にはおすすめです。

東京生まれ、湘南生息中のフリー編集ライター。インテリア、旅モノ、湘南情報を中心にお仕事しています。All About沖縄ガイド。目下、踊れる編集ライター目指し趣味のフラメンコに取り組む日々。趣味は温泉。

Instagram

美味しいだけじゃ足りないの。大人心を刺激する新旧シンガポール旅-PR-
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け