台湾トランジットで夜市へ!旅上手がやっている最高の乗り継ぎ&過ごし方-PR-

PR

絶品ご当地グルメに伝統ある建物と文化。その艶やかな魅力にハマる人も多い「台湾」の中で、もっとも人気かつ定番のエリアといえば「台北」でしょう。

2度3度訪れてもまだまだ深掘りしたくなるこのエリアは、初心者からリピーターまで多くの日本人を魅了します。

また東京国際空港(以下、羽田空港)から台北へは約3時間30分と近いこと、さらにアジアのハブ空港のひとつでもある「桃園国際空港」があることから、トランジット(乗り継ぎ)での利用を検討する人もいることでしょう。

image by:Shutterstock.com

でもせっかくの台湾、トランジットでスルーするのはもったいない!桃園国際空港だけでなく、台北市街すぐそばにある「台北松山空港(TSA)」の利用も視野に入れれば、旅の充実度は格段に上がります。

今回は台湾でのトランジットの活用法、さらにトランジットを上手に使った台湾ショートトリップや、お得かつ便利な搭乗方法など、「台湾+α」で旅を楽しむTipsをご紹介します。

台湾トランジット、「台湾桃園国際空港」と「台北松山空港」でどうすればいい?

「台湾桃園国際空港」と「台北松山空港」の基本情報

   台湾桃園国際空港(TPE) 台北松山空港(TSA)
住所 (33758)桃園市大園区航站南路9号 (10548)台北市敦化北路340-9号
営業時間  24時間  5:00~23:00
運航便  国際線が多い  国内線が多い
主な施設 各種飲食店、コンビニ、免税店、ATM、両替サービス、航空博物館、医療センター、美容院、マッサージサービス、祈りの部屋、シャワー設備など 飲食店、コンビニ、免税店、ATM、両替サービス、保育ルーム、VIPラウンジなど 
ラウンジ プライオリティ・パス対象:第1ターミナル6カ所、第2ターミナル2カ所/無料ラウンジあり プライオリティ・パス対象外:国際線VIPラウンジ1カ所
台北中心地へのアクセス 台北駅までMTRで約50分 台北駅までMRTで約16分

台湾へのトランジットで迷うのは、「台湾桃園国際空港」か「台北松山空港」、どちらの空港を利用するかということ。

台湾桃園国際空港は、その名の通り台湾の主要な国際空港であり、多くの国際線が発着します。巨大な国際空港だけあって、空港内の案内表示に日本語もありわかりやすく、乗り継ぎの際に迷うことも少ないはず。

一方、台北松山空港は主に国内線や近隣国への短距離路線が中心です。もし松山空港をトランジットの起点や終点にする場合は、台北市内へのアクセスが良好なのも魅力のひとつですね。

台湾トランジット利用で押さえておきたいポイント

トランジット時に必要な手続き

多くの国際線が集う台湾桃園国際空港の場合、国際線同士の乗り継ぎであれば、通常は再度のセキュリティチェックや入国手続きはありません。

ただし、フライトや航空会社によっては乗り継ぎカウンターでの再チェックインが必要な場合も。フライト前に事前に公式サイトなどで確認しておきましょう。

台北松山空港は国内線が中心のため、国際線からの乗り継ぎの場合、入国手続きを経てから国内線へのチェックインを行う必要があります。

どちらの空港もトランジットデスクや案内所があり、わからないことや不安な点はスタッフに気軽に確認できます。日本語対応が可能なスタッフも多いため、海外旅行やトランジット初心者でも安心です。

知っておきたい、便利な「インタウンチェックイン」

インタウンチェックイン」とは、台北の都心部から空港に向かう前荷物の手続きや搭乗手続きができる便利なサービスのこと。MR Tの台北駅などにある専用のカウンターで、搭乗手続きと荷物の預け入れができます。

桃園国際空港を利用する主要な航空会社がこのサービスに対応しているので、例えば前日や当日の早い時間に台北駅で手続きを済ませておけば、台北での観光やショッピングを心ゆくまで楽しんで、余裕を持って空港へ向かうことができます。

利用の際はサービス提供時間や、該当する航空会社を事前にチェックすることをお忘れなく。またセキュリティ上、一部の品物はインタウンチェックイン時に預けることができない場合もあるので、あわせて確認しておきましょう。

トランジットで空港滞在。楽しみ方&快適に過ごすコツ

空港ラウンジやリラクゼーションスポット、無料Wi-Fiや充電スポットを活用

長いフライトやトランジットで疲れた体を癒したいとき、空港ラウンジはまさにオアシス。

桃園国際空港はプライオリティ・パスが対象になる充実のラウンジ・レストランが8カ所もあるので、軽食を楽しみつつリラックスできます。

台北松山空港はプライオリティ・パス対象外のVIPラウンジのみ。台北松山空港を利用する航空会社の共有ラウンジのため、タイミングによっては混雑していることも。リフレッシュ目的ならマッサージ店舗の利用もおすすめです。

また両空港ともに無料Wi-Fi「Airport Free Wifi」を利用できるので、長いトランジット時間でも快適な時間が過ごせるはず。空港内の充電スポットも多数あり、座席の近くやラウンジなどに設置されています。

トランジット時間を活用。夜市や絶景など台湾を楽しみつくそう!

空港内でひっそり待機…となりがちなトランジット。でも台湾の2つの空港を上手に使えば、トランジットの時間を活かして台北市内をショートトリップも可能です。

今回は台北松山空港からのアクセスを想定し、近場で巡ることができる人気観光地をピックアップ。ぜひ参考にしてみてください。

士林夜市(台北松山空港からMRTで約30分)

image by:Shutterstock.com

台北といえばやはり夜市!なかでも台北の夜を楽しむなら「士林夜市」は外せません。

台北松山空港からのアクセスは、空港目の前にあるMRT「松山機場駅」から文湖線に乗り「南京復興駅」へ。緑の「松山新店線」を利用し「中山駅」、赤い「淡水信義線」へ乗り換え「士林駅」まで向かい、徒歩5分ほど到着です。

輝く市場の明かり、懐かしくもワクワクする雰囲気は、まさに台湾の夜ならでは。伝統的な台湾料理やスイーツもそろっており、お土産探しにも最適です。

台北101(台北松山空港からMRTで約17分)

image by:Shutterstock.com

地上101階建て、高さ約509m。まさに台北のシンボルともいえる「台北101」へも、台北松山空港からMRTでのアクセスが便利。

「松山機場駅」から直通で「大安駅」へ、赤い「淡水信義線」に乗り換え、「台北101/世貿」まで約17分。駅出口4を出れば台北101の入り口に到着します。

入り口すぐそばに展望台チケット売り場直行のエレベーターがあるので、ぜひ登ってみてください。超高層ビルから眺める台北市街は絶景です。

龍山寺(台北松山空港からMRTで約20分)

image by:Shutterstock.com

短いトランジット時間ながらも台湾の歴史を感じたいなら「龍山寺」へ。「松山機場駅」から「忠孝復興駅」へ向かい、青い「板南線」に乗り換えて「龍山寺駅」で下車すれば、すぐに寺院の雰囲気を満喫できます。

台北市内のそれぞれの観光スポットはどれも空港からのアクセスが良く、時間の制約がある中でも十分に台北の魅力を感じ取ることができるはず。

ただし時間には十分な余裕を持って、空港への帰路も忘れずに。安全第一で、素敵な台湾ショートトリップを楽しみましょう。

いつもの海外旅行をトランジットで格上げするなら、航空会社選びが重要

台湾トランジットなら「エバー航空」がベスト。以遠権フライトは魅力がいっぱい!

image by:エバー航空

トランジットや複数の国を巡る旅で台湾を楽しむなら、大切なのはその先、第2の目的地となる国です。そしてできるなら、さまざまな国で異文化体験を満喫するためにも、お得かつ便利に搭乗できるのがベスト。

だからこそおすすめしたいのが、エバー航空を利用した台湾トランジットと、以遠権フライト(以遠便)です。以遠権フライトとは、自国(A)から相手国(B)に渡航し、さらにBから第3国(C)への渡航が可能になる権利のこと。

これにより、AからBを経由してCへ向かう路線の場合、経由国であるBから乗ってCに向かう一部区間のみの利用が可能になります。

最大のメリットは、全体の運航区間でなく一部区間のみの利用になるため、お得に搭乗できるということ。そしてエバー航空では、台湾経由での以遠権フライトが充実しています。

  1. MUC(ミュンヘン国際空港)
  2. MXP(ミラノのマルペンサ国際空港)
  3. BKK(バンコクのスワンナプーム国際空港)
  4. SGN(ホーチミンのタンソンニャット国際空港)
  5. MNL(マニラのニノイ・アキノ国際空港)

以遠権フライトの利用により、東京発で台湾トランジット、トランジット中にショートトリップで台北市内を楽しんで、さらにミュンヘンまで!

さらには往復のいずれかで「羽田-台北松山」を組み合わせることで、台北での滞在も便利に。

たとえば、羽田空港発台北松山空港へ。台北市街へのアクセス抜群な台北松山空港から観光地を巡りつつ、市内の主要駅でサクッとインタウンチェックイン

夜までしっかり台北を満喫した後は、夜間の発着も多い台湾桃園国際空港へ向かい、以遠権フライトで第2の目的地へ向かう…なんていう、旅好きにはたまらない充実のスケジュールを組むことができるのです。

台湾からさらに世界へ。異文化を味わい尽くす「旅上手」な選択を

image by:Shutterstock.com

トランジットを賢く利用すれば、いつもの海外旅行に経由地ならではの風景や食の思い出をさらに追加することができます。

台湾桃園国際空港はアジアのハブ空港として成長し、世界各地へのアクセスが非常に便利。そしてコンパクトながらも台北市街地すぐそばという最大のメリットを持つ、台北松山空港。

この2つを上手に利用すれば、旅の充実度が2倍どころか5倍、10倍に増えるはず。

また台湾も、その歴史や文化、グルメなど、何度通っても通い足りない魅力を持つ国です。トランジットのショートトリップ目的で台湾を選んでもよし、第1の目的地などに選んでもよし。

魅力あふれる台湾から次のステップをどこにするか、じっくりと選んで自分好みの旅程を組めれば、まさに「旅上手」といえそうです。

平成生まれ、神奈川県川崎市出身、浅草在住。雑誌・Webの編集者です。ライターとしてフリーランスでも活動しています。ホテル宿泊マニアで、お酒とカメラとドライブが趣味。

お問い合わせ・お仕事のご依頼はこちら

台湾トランジットで夜市へ!旅上手がやっている最高の乗り継ぎ&過ごし方-PR-
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け