2020年8月、秋を遠く感じるほどの暑さが続き、ちょっと外に出ただけで汗がにじむほど。特に今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響からマスク着用が生活に取り入れられ、余計に汗ばむ日々ですね。
しかしそんな暑い日こそ、しっかりお湯に浸かって、心と体の汗をサッパリ流せる、癒しの「温泉」がぴったりなのです。
今回はTRiP EDiTOR内のアクセスデータをもとに、7月に人気を集めた「日本全国の温泉」をランキング形式でご紹介。離島から穴場の無料温泉、都内の天然温泉など、さまざまラインアップ。
遠出ができないいまだからこそ、地元の温泉の魅力を再発見してみたり、また自由に旅行ができるときに備えて、行きたいスポットをチェックしてみてはいかがでしょうか。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
第20位 式根島/東京都
伊豆諸島の、東京から数えて4つ目の島となる式根島は、実は知る人ぞ知る温泉天国。野趣という点ではあふれすぎと言っても過言ではない天ナチュラルな野湯を楽しむことができる場所なのです。
温泉が湧きいでるのは、島の南側。抜群の透明度と青い海がフォトジェニックな石白川海水浴場よりも西へ向かったあたりの沿岸に点在します。
式根島で最も野趣あふれるのが、別名内科の湯と呼ばれる「地鉈温泉」。
野湯には憧れるけれど、そこまでワイルドさを求めないという人は、「足付温泉」へ。
式根島で唯一無職透明のお湯を楽しめ、切り傷、おでき、水虫、アトピー皮膚炎に効能が期待できることから、別名「外科の湯」と呼ばれる温泉です。
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第19位 新平湯温泉/岐阜県
北アルプスの裾野に点在する、平湯温泉・福地温泉・新平湯温泉・栃尾温泉・新穂高温泉という5つの秘湯を総称して、「奥飛騨温泉郷」と呼んでいます。今回は、そのなかから新平湯温泉にある古民家の宿「郷夢の宿 山ぼうし」をご紹介。
同施設の湯は源泉60度、無色透明の単純温泉。真夏や真冬など源泉温度が大きく変化した場合を除いて、基本的に加水・加温なしの源泉掛け流し。しかもわずか10室という客室数に対して風呂数が充実しているのです!
内湯と露天がそろった大浴場に加え貸切り風呂が2つあり、こちらは空いていればいつでも使用OKの方式。貸切りといえどもなかなかゆったりとした造りなので、のんびりと湯浴みを満喫するのに最高ですよ。
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第18位 温泉津温泉/島根県
天然温泉表示制度で「オール5」の評価を得た、全国の日帰り・共同浴場をご紹介。中国・四国地方からは、島根県にある全国区の有名温泉地、「温泉津(ゆのつ)温泉」の共同浴場、「薬師湯(やくしゆ)」です。
温泉津温泉は世界文化遺産にも指定されており、石見銀山(大森銀山)の積出港として栄えた港町にある温泉地です。
そこにある薬師湯は、日本温泉協会の天然温泉の審査において、山陰地方で唯一の最高評価「オール5」を獲得している、自然湧出のかけ流し湯。
免疫力向上や未病対策に期待できるともいわれる泉質で、体を芯から温めてくれますよ。
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第17位 明礬温泉/大分県
大分県別府市内には8つの温泉が点在し、それらまとめて別府八湯と呼んでいます。それぞれが温泉地として栄えており、泉質と歴史もさまざま。しかしそのなかでもとりわけ薬効が高いとして知られているのが「明礬(みょうばん)温泉」なのです。
目にも鮮やかな見事なコバルトブルーの湯を誇るのが「岡本屋旅館」で、このコバルトブルーの湯を求めて別府から足をのばす観光客も少なくありません。
ほかにも単純泉や炭酸水素塩泉など、宿によって異なる湯の温泉を楽しむことができるので、ぶらぶらと歩きながらあちらの湯、こちらの湯と立ち寄り湯めぐりをするのが、明礬温泉での正しい過ごし方ですね。
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