全国から多くの人が集まり、生活を送っている日本の首都・東京。居住地域は多くの市区町村エリアに分かれていますが、その中でも最も人気が高いのが「山手線沿線」ではないでしょうか。
この度、そんな山手線のどの駅が最も人気が高いのかについて調査が実施されました。東京・埼玉・千葉・神奈川のいずれかに住む男女500人が回答した「JR山手線沿線で住みたい街ランキング」について、さっそくチェックしてみましょう。
それぞれのエリアの「ワンルームの家賃相場」も合わせて紹介していきます。
第10位:駒込駅/7.76万円
10位にランクインしたのは、豊島区に位置する「駒込駅」。
山手線の他に南北線も乗り入れており、利便性も抜群。特別名勝に指定された日本庭園「六義園(りくぎえん)」や、バラの名所とされる「旧古河庭園」など、自然豊かな観光スポットが楽しめる駅です。
「落ち着いた閑静なイメージがある」(50代・男性)
「オフィス街ではなく、住宅が多そうだから」(40代・男性)
ワンルームあたりの家賃相場は7.76万円と、東京都内にしてはお安め。山手線エリアのなかでも引越しやすいエリアかもしれませんね。
第7位:上野駅/10.53万円
7位に選ばれたのは、新幹線の停車駅として多数の観光客で賑わう「上野駅」。
「動物園や浅草やら賑わっているから(50代・女性)」「上野公園やアメ横があるから(50代・男性)」と、観光スポットに事欠かないのが大きな魅力となっています。
上野駅周辺には、休日に多くの人でにぎわう「上野動物公園」のほか、「国立科学博物館」や「東京国立博物館」に、「東京都美術館」、「国立西洋美術館」と多くの文化施設が集結しています。
ワンルームあたりの家賃相場は10.53万円。山手線以外にも、東京メトロや京浜東北線をはじめ8路線が交わっており、アクセスの良さも魅力になっています。
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第7位:巣鴨駅/8.46万円
同率7位ランクインしたのは、年配の方々にも強く愛されている「巣鴨駅」。東京の駅ながら”暮らし”に比重が置かれた雰囲気が支持されています。
「昔からのお店が多く、ほのぼのした感覚がありそう」(60代・男性)
「昔ながらの住宅街のイメージ。商店街があって便利だし、そこそこ静かに暮らせそう」(50代・女性)
中山道沿いの街として江戸中期から栄えた「巣鴨地蔵通り商店街」は、地元の人だけでなく観光客に人気の商店街。今や約200店が軒を連ねる大きな商店街をみて、住みやすそう!と感じる人が多いのかもしれませんね。
ワンルームあたりの家賃相場は8.46万円。巣鴨駅の西側にある北大塚は家賃相場も少し安くなるので、家賃に悩まれている方はそのエリアで探してみてもいいかもしれません。
第7位:渋谷駅/13.67万円
同じく7位にランクインしたのは、現在も大幅な改築が進み、流行が生まれ続ける「渋谷駅」。
「奥へ進むと閑静な住宅街もあり「いろいろ店がそろっていて便利(40代男性)」「新たな街に生まれ変わりそう(50代男性)」と、刻々と変化する刺激的な街として好まれているようです。
ショッピングスポットの多さは言わずもがな、神泉駅の方へ進めば高級住宅地である松濤エリアにつながります。
家賃相場は13.67万円と、山手線の他の駅に比べてかなり上がりますが、いつか住んでみたい憧れの街として票が集まったのかもしれませんね。
第6位:東京駅/12.14万円
東京を代表するターミナル駅であり、歴史的な名所でもある「東京駅」は、6位にランクイン。オフィス街ならではのメリットに魅力を感じる人が住みたいと感じるようです。
「交通便利なのと、道が広くて人混みが少なく歩きやすい。オフィス街のため、どこに行っても人が少なく生活しやすそう」(30代・女性)
東京駅の家賃相場は12.14万円。抜群のアクセスの良さや、飲食店やクリニックの多さなどを考えれば妥当な値段かもしれません。
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