パンダだけじゃないんだ。さまざまな文化が詰まった「上野公園」

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2023/08/06

1873年に日本で初めての公園となった「上野恩賜公園」通称「上野公園」。都会のオアシスとして自然に囲まれた大きな公園で、桜の名所としても知られています。地方在住の方も名前を耳にしたことはあるのではないでしょうか。

この上野公園、実は普通の公園ではありません。約53ヘクタールの広い敷地内には、動物園、博物館、美術館に図書館と公園と文化施設が融合した名所となっています。今回は東京観光で立ち寄りたい、上野公園を改めてご紹介しましょう!

上野公園は日本のスミソニアン博物館

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アメリカ合衆国ワシントンD.C.の中心部に、「スミソニアン博物館」と呼ばれる博物館がいくつも集まるスポットがあります。航空宇宙博物館、国立自然史博物館などが一カ所に集まるスミソニアン博物館はワシントンD.C.の観光名所。上野動物園は“日本のスミソニアン”といっても過言ではありません。

本家スミソニアンに負けないくらいたくさんの施設が集まる上野公園。もともと日本で最初の公園として誕生した上野公園ですが、1900年代に次々と博物館や美術館が開館し、2012年には再度整備が行われ、噴水やカフェなどもでき現在のような一大観光スポットとなりました。

上野公園の見どころ

たくさんの施設が集まる上野公園は見どころたっぷり!一日中滞在しても飽きることなく過ごせます。上野公園の見どころを見ていきましょう。

東京国立博物館

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東博の愛称で知られる「東京国立博物館」も上野公園観光では欠かせない場所です。上野公園が公園となる前に開館した日本最古の博物館には、国宝や重要文化財を含む約12万もの作品が収蔵されています。

土偶から始まり、鎧兜や刀剣など日本の歴史に触れられる展示や仏像などアジアの文化財などがとても豊富な東京国立博物館。広大な敷地で一日中楽しめます。本館にあるミュージアムショップもおみやげ探しにぴったりですよ。

国立科学博物館

image by:yu_photo/Shutterstock.com

日本の成り立ち、地球の成り立ちが学べる総合科学博物館が「国立科学博物館」です。化石や天体望遠鏡など、子供も興味を引く展示は必見です。

国立科学博物館は飛行機の形をしている「日本館」と、2015年に開館した「地球館」の2つに分かれており、どちらも見応え抜群。


日本館では日本列島の成り立ちと歴史、日本の自然、日本の生き物たちについての展示がされています。日本で初めて発見された首長竜「フタバスズキリュウ」の骨格標本も!

地球館ではさらに大きな視点で地球について学ぶことができます。地球の生き物たちについての展示から始まり、世界の科学技術、さらには宇宙にまで目を向けていきます。大人も夢中になる興味深い展示ばかりで、あっという間に時間が過ぎてしまいますよ。

国立西洋美術館

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日本の成り立ち、日本の文化財を楽しんだ後は少し西洋へ目を向けてみるのはどうでしょうか。「国立西洋美術館」はフランスから寄贈された美術作品を基礎に、西洋美術に関する展示を見られる美術館です。

ロダンの「考える人」やモネの「睡蓮」、ゴッホの「ばら」など誰もが美術の教科書で目にしたことのある作品が並びます。

西洋芸術を堪能した後は、ぜひミュージアムショップへ。大人な雰囲気の国立西洋博物館のミュージアムショップには、とてもおしゃれで実用性の高い品々が並びます。絵画をモチーフにしたスカーフやアクセサリーなど、作品に触れた感動を形にして持ち帰るのはいかがでしょうか?

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