東京から離島へプチトリップ。絶景や温泉も楽しめる「大島」観光のコツ-PR-

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コロナ禍によるステイホームが続いたことにより、家時間が大好きな筆者でも「大自然の中でのんびりしたい!」と、離島へのプチトリップに思いを馳せる毎日です。

アウトドア派の人であれば「大自然に囲まれた癒しの時間を過ごしたい…」と切に願うほどのストレスを感じているかもしれません。

とはいえ、都内から大自然を楽しむには遠出はつきもの…と思っていませんか?実は東京の竹芝桟橋から高速ジェット船で1時間45分調布飛行場からは25分で、緑あふれる自然絶景を楽しめるエリアがあります。

それが、伊豆諸島のひとつである、「大島」。特に夏には海水浴釣り目的で多くの人が集う大島ですが、季節や天候を気にせず楽しめるスポットもたくさんあります。

今回は1年を通して身体も心も豊かになる大島の楽しみ方や、島内でぜひ訪れたい絶景スポットや、おすすめ観光スポットをご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

都内からプチトリップ!自然の楽園「大島」へ

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都心から太平洋の南方へ約120kmの場所に佇む「大島」。

都心からの主なアクセスの方法は「東海汽船」の船舶による海路と、「新中央航空」による空路の2つ。

海路は、東京の場合「竹芝桟橋」から夜間の大型客船で約6時間、高速ジェット船で約1時間45分。空路は、「調布飛行場」から約25分で大島に到着します。

総面積約90平方キロメートルと、伊豆諸島の中で最も大きな島です。島全体が海底から立ち上がった火山となっており、誕生からこれまでの数万年の間に、幾度もの噴火を繰り返しながらその姿を変化させてきました。

この特殊な島の構造こそが、ほかの地域では体験することのできない魅力的な自然を生み出しているのです。

三原山を登る前に!島の歴史を紐解く「伊豆大島火山博物館」

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大島の一大観光スポット「三原山」トレッキング前に足を運んでおきたいのが、「伊豆大島火山博物館」。三原山はもちろん、世界各地の火山について学べる、火山専門の博物館です。

大島の噴火の歴史や、噴火のメカニズムといった火山の基礎的な情報に加え、上映ホールでは大島に暮らす人々の生活や、大自然の魅力を記録した大迫力の映像を楽しむことができます。

提供:(一社)大島観光協会

展示内容も豊富で、かなりじっくり火山について学べます。火山の基礎知識に触れたあと三原山を散策することで、よりディープな魅力に気付けるはず。

ちなみに館内には島内のデジタルマップもあり、各施設や飲食店情報を確認できます。

  • 伊豆大島火山博物館
  • 東京都大島町元町字神田屋敷617
  • 04992-2-4103
  • 入館料:一般500円(団体400円)、小中学生250円(団体200円)
  • 定休日:なし(館内および映像機器保守点検のため、年11日間の臨時休館日有り)
  • 9:00~17:00(入館16:30まで)
  • 公式ページ

ルートによって変わる魅力の数々!「三原山」トレッキング

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島の中央に位置する「三原山」をトレッキングするための代表的なルートは、三原山山頂口から分岐している舗装道「山頂遊歩道」(約2.2km/約45分)と、砂道の「周回乗馬コース」(約2.8km/約60分)の2つ。

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なかでも初心者におすすめなのが、「山頂遊歩道」です。火口展望台付近までは道がしっかり舗装されているので歩きやすく、ベビーカーを押して登る家族連れもいるくらいなのだそう。とはいえ、登山には変わりないので、装備はしっかり用意して登りましょう。

ほかにも都立大島公園側から三原山を登る「テキサスコース」や、裏砂漠のど真ん中を横断する「大砂漠コース」もありますが、こちらはすでにルートを知っているリピーターなど上級者向け。

今回はガイドさんに案内をしてもらいながら、約4時間ほどのトレッキングとなる以下のルートをご紹介します。

  1. 山頂遊歩道(約2.2km/約45分)
  2. お鉢巡り(カルデラ周廻線火山一周コース、約2.5km/約45分)
  3. 「裏砂漠」(裏砂漠線、約3.2km/約65分)

山頂にある「三原神社」の鳥居&噴火口を見下ろす「お鉢巡り」

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自然を楽しみながら山頂遊歩道をゆっくり歩いて約1時間。山頂に到着するとすぐに目に入ってくるのが、歴史を感じる「三原神社」の鳥居です。

古くから島民の信仰対象「御神火(ごじんか)」として崇められてきた三原山の中でも、とりわけ神秘的なパワースポットであり、1986(昭和61)年の噴火の際には溶岩流が神殿を避けるという奇跡が起きたのだとか。天気が良ければ、鳥居越しに富士山が浮かぶ幻想的なシーンに巡り会えます!

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三原神社でパワーを貰ったら、火口を一周する「お鉢巡り」(カルデラ周廻線火山一周コース)をするのがおすすめ。

火口展望台からは見ることができない、すべての火口を上から見下ろすことができます。最も大きな直径約350m、深さ約200mというダイナミックな火口は必見です。

数少ない日本の砂漠「裏砂漠」を巡る

image by:編集部

お鉢巡りを終え、次に向かいたいのが、火口頂上から目の前に広がっている砂地「裏砂漠」(裏砂漠線)です。

国土地理院が発行する地図にて、日本で唯一「砂漠」と表記されている場所があるのはここ大島だけ。三原山の噴火にともない降り注いだマグマが大地を焼いた、一面黒い砂地が広がる別世界

青い石はガラス質である「ケイ素」が含まれた溶岩で、噴火後の熱い状態から急速に冷やされることで発生する現象なのだとか。image by:編集部
image by:編集部

あたりを歩いていると、地面からモクモクと立ち上る湯気が。これはマグマで水が熱されて発生する自然現象だそう。

ときおり見られる窪みに手をかざすと、お風呂に浸かっているような温かさが!三原山が現在でも活動している火山なのだということを、身を持って体感する瞬間です。

噴火によって流れ出た溶岩アートを楽しむ「ジオロックガーデン」

image by:編集部

終着点の大島温泉ホテルへの道中にある「ジオロックガーデン」には、噴火時に火口から流れ出た溶岩が。大小さまざまな溶岩がありますが、自然が創り出した“アート”とも言える造形美を誇るものもたくさん。

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映画のワンシーンで使用されたことから三原山と縁の深い『ゴジラ』に似ているゴジラ岩や、角度によって美しい女性の顔にみえる「べっぴんさん」など、見る人によって例える物はさまざま。

イメージを膨らませて、自分だけの名物スポットを見つけて写真に収めると、大島の旅がより思い出深いものになりそうですね。

image by:編集部

溶岩地帯に生い茂る、緑の葉をつけている植物は、伊豆大諸島の固有種「ハチジョウイタドリ」。

通常の植物であれば、育つための十分な養分がない溶岩地帯でもたくましく自生している姿も眺めていると、植物の生命力の強さを感じずにはいられません。

緑生い茂る「再生の1本道」を抜け終着地点へ

image by:編集部

ジオロックガーデンを抜けると、徐々に植物が生い茂るエリアに突入。木々たちが1本の道を守るように続くこの草原地帯は「いつか森になる道」と呼ばれているエリア。

まだ空が見渡せる背の低い植物たちが、将来成長して森になることを願ってつけられたネーミングなのだそう。

image by:編集部

さらに歩を進めていくと、先程よりも背の高い樹木がトンネルのようになり木漏れ日が差すエリア「こもれびトンネル」が。

噴火で植物が焼かれ黒い砂で一面が覆われた溶岩エリアから、徐々に成長してく植物たちの成長の証と生命力の強さに感服しているうちに、終着点にたどり着きます。

近隣には気軽に日帰り温泉が楽しめる施設もあるので、さっぱり汗を流し、トレッキングの疲れを癒してみてはいかがでしょうか。

  • 三原山・山頂口展望台(山頂遊歩道入口)
  • 東京都大島町泉津
  • 「三原山山頂口」バス停下車すぐ
  • 関連ページ
  • グローバルネイチャークラブ(取材・撮影協力)
  • 東京都大島町元町字北野1-74
  • 04992-2-1966
  • 公式サイト
 

車や自転車で!大島の自然を感じる絶景スポット、体験施設へ

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三原山のトレッキング以外にも、大島には自然の神秘を感じることができるスポットが盛りだくさん。もし雨が降ってしまった場合でも、博物館や体験施設など屋内で楽しめる観光スポットも豊富なので、島の魅力をどのシーズンでも存分に味わい尽くすことができます。

また島にはレンタカーも多数用意されているので、大島一周道路(東京都道208号大島循環線)を使い、まずは島内全体をぐるりと一周してみるのもおすすめです。車であれば、約1時間で島を一周することができます。

大島一周道路は信号が少ないため、自転車でのサイクリングにも最適です。元町港付近で貸し出しているレンタサイクルで気軽に周遊するほか、都内からクロスバイクやロードバイクを輪行して本格的なサイクリングを楽しむ観光客も多くいます。

自転車や車を使わず、ゆったりと歩いて観光を楽しみたい人は、大島の中心地・元町エリアから野田浜までを緩やかに結ぶ遊歩道「サンセットパームライン」を歩きながら、道中にある絶景スポットや観光名所を巡るのもおすすめ。

観光のプランはまさに無限大!訪れる人の好みによって、さまざまな楽しみ方ができる大島の絶景スポットや観光スポットの数々もチェックしておきましょう。

大島の文化をトコトン体験!「ふるさと体験館」

image by:編集部

ふるさと体験館」では、三原山の噴火を題材に、大島の名産品「椿油」の絞り体験、好みの色の椿の花びら明日葉などで生地を染める「草木染め」、左右に置かれた太鼓をダイナミックに両手で叩く郷土芸能「御神火太鼓」など、大島での伝統的な文化体験自然体験が可能です。

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古くから島の生活に根づいた文化体験をすることで、大島の歴史や生活を身近にイメージできるはず!各体験コース共に予約必須なので、訪れる際は事前にスケジュールに組み込んで置くのがおすすめです。

  • ふるさと体験館
  • 東京都大島町元町字北の山125-4
  • 04992-2-3991
  • 休館日:不定休
  • 10:00~16:00(体験終了時間)
  • 公式ページ
  • ※体験はすべて事前予約制です。

島自慢の名産品について深く学ぶ「椿園」と「椿資料館」

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古くから多くの椿が自生しているため“椿の楽園”とも言われている大島。整髪用、食用などと島の地の利を活かしたさまざまな椿関連商品がつくられるなど、人々の生活とは切っても切り離せない関係にあります。

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春になれば島中で咲き誇る椿ですが、なかでも東京都立大島公園の「椿園」は、国際ツバキ協会が認定する「国際優秀つばき園」にも指定されており200を超える品種が展示されている日本最大級の椿園です。

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広大な敷地の園内をゆっくり散歩しながら、色とりどりの椿を堪能するのにはピッタリです。

image by:編集部

また、公園内にある「椿資料館」では椿のドライフラワーやさまざまな資料が展示されており、椿に関する知識を深めながら鑑賞することができます。

同館では椿園内の季節ごとの展示がわかりやすく説明してあるので、事前にチェックしておきましょう。

  • 東京都立大島公園 椿園・椿資料館
  • 東京都大島町泉津福重2
  • 04992-2-9111
  • 入園料:なし
  • 休園日:なし
  • 8:30~16:00
  • 公式ページ

溶岩の地形を活かしたダイナミックな「東京都立大島公園動物園」

image by:編集部

1935(昭和10)年開園の歴史ある動物園「東京都立大島公園動物園」は、入園料無料ながら大満足の施設です。

園内は自然豊かな大島らしい動物たちを身近に感じることができる作りであり、非常に開放的。

image by:編集部

特におすすめなのが、日本屈指の規模を誇る「フライングゲージ」。中には15種の鳥が伸び伸びと放し飼いされており、より野生に近い生態の姿を間近で観察できます。

ラクダの「コブスケ」と雄大な海との組み合わせも絶妙!image by:編集部

景観の良い園内でのんびり動物と触れ合えば、リフレッシュ間違いなし。「椿資料館」のすぐそばなので、ぜひあわせて巡ってみてください。

  • 東京都立大島公園動物園
  • 東京都大島町泉津字福重2
  • 04992-2-9111
  • 入園料:なし
  • 休園日:なし
  • 8:30~17:00
  • 公式ページ

名著のバックグラウンドに触れる「踊り子の里資料館」

高台にある「波浮港見晴台」からの眺め。image by:編集部

ノーベル文学賞作家・川端康成の代表作『伊豆の踊り子』。日本が世界に誇る名著ですが、その舞台となったのが波浮(はぶ)港エリア

image by:編集部

いまも当時と変わらぬ木造建築が残るなど、歴史を感じるこのエリアにあるのが、「踊り子の里資料館」です。

image by:編集部

小説のモデルとなった大島の旅芸人たちが演芸を披露していた「港屋旅館」を当時のまま保存しており、当時を再現した人形や旅芸人一座の資料などが展示されています。

image by:編集部

レトロで雰囲気たっぷりな2階廊下から波浮港をのぞけば、気分は小説の世界へ。文豪・川端康成も、この景色を見ていたかもしれません。

  • 踊り子の里資料館
  • 東京都大島町波浮港1
  • 04992-2-2177
  • 入館料:なし
  • 休館日:なし
  • 9:00~16:00
  • 公式ページ
  • 波浮港見晴台
  • 東京都大島町差木地クダッチ

断層が物語る地球の記憶 「地層切断面」

image by:編集部

島のメイン道路である大島一周道路を走っていると目に入る、巨大な縞模様の地層面。通称「バームクーヘン」と呼ばれているこの地層切断面は、1953(昭和28)年の道路建設工事中に偶然発見されました。

image by:編集部

最寄りのバス停バームクーヘン柄となっており、地層をバックに写真撮影するのが定番となっています。

image by:編集部

大噴火により降り注ぐ火山灰などの堆積物が、何万年もの長い歳月をかけ積み重なった結果生まれた美しい縞模様は、まるで大地が織りなす年輪のよう。

古くから噴火を繰り返してきた大島の歴史を証明するかのような、スケールの大きい景色に、思わず圧倒されてしまいます。

火山島ならではの黒砂海岸「砂の浜」

image by:編集部

「地層切断面」から波浮港方面へ歩いてくると見えてくるのが、約1kmも続く玄武岩の黒砂が敷き詰められた美しい海岸「砂の浜(さのはま)」です。溶岩が海岸線まで流れできた火山海岸が多い大島の中では、珍しい砂浜といえます。

image by:編集部

夕暮れ時、オレンジ色に染まる空と黒い砂のコントラストはとても幻想的なので、ぜひ写真に収めたいところ。天候が良いときは、水平線から伊豆諸島を望むことができます。

どこかSFチックな絶景の砂浜は、ただ散歩するだけでも楽しい。image by:編集部

ウミガメの産卵地としても有名な砂の浜は、砂が黒いことで熱を吸収しやすく、地中の温度が上がりやすいことから、卵が他の場所と比べて比較的早く孵化するといわれています。

時期によって地元有志の方々による「子ガメの放流観察会」に立ち会えるかも?

  • 砂の浜
  • 東京都大島町野増字間伏

「浜の湯」で温泉に浸かりながら絶景を楽しむ

image by:編集部

元町港から続く、美しい海岸線沿いに整備されてある遊歩道「サンセットパームライン」。その名の通り、美しい海や夕日、水平線の先に浮かぶ富士山といった絶景を眺めながらのサイクリングやウォーキングにぴったりのルートです。

image by:編集部

約5km続くこの道のスタート地点である元町港のすぐそば、源泉かけ流しの温泉につかりながら大島ならではの絶景を楽しめるのが、長根浜公園の「浜の湯」です。

提供:(一社)大島観光協会

どこまでも続きそうな大海原と、そこに浮かぶ伊豆半島の景色がパノラマで楽しめる唯一無二の露天風呂は圧巻!

提供:(一社)大島観光協会

快晴に恵まれた昼間は住んだ青空、夕暮れ時には遥か彼方へ沈んでいく夕日とオレンジに染まる海の叙情的な景色と時間帯によって変化する自然の表情を楽しめます。

公共の温泉施設のため、入浴料は300円とリーズナブル。男女混浴のため水着着用必須となりますが、無料レンタルも行っています。お散歩ついでに手ぶらでふらっと立ち寄ってみては。

  • 浜の湯
  • 東京都大島町字元町トンチ畑882
  • 入浴料:大人300円、小人150円
  • 休館日:なし
  • 13:00~19:00 (7、8月は11:00から営業/天候により休業・時間短縮があります)
  • 公式ページ

珍しい赤い岩肌と夕日が美しい「赤禿」

image by:編集部
image by:編集部

元町港から徒歩で約30分、サンセットパームラインの道中にある「赤禿」は、約3400年前の水蒸気爆発でできた側火山。

火口から流れ出た噴出物(スコリア)に含まれる鉄分が酸化した影響で、その名の通り赤い色をしています。

image by:編集部

遊歩道からは海を見渡すことができるので、お散歩がてら大島ならではの個性的な地形と共に景色を楽しむのがおすすめ。

特に赤禿では夕日が美しく見えることで知られているので、日没時にあわせて足を運んでみてはいかがでしょうか。

終着点で見上げる最高の夕景と星空「野田浜」

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サンセットパームラインの終着地点にあたる「野田浜」は島随一の夕景スポット

遮るものがなく、広く開けたこの場所から望む夕景は圧巻の一言。天気が良い日は、海の向こう側で赤く染まった“赤富士”が見えることもあります。

ダイバーたちが多く集まるこの場所に建てられた「Buddy’s Bell(信頼の鐘)」は、気の置けない仲間「Buddy(バディ)」との“信頼の輪が永遠に続く”ことを願って造られた鐘です。

image by:編集部

このランドマークを中心に広がる夕景を写せば、映画のワンシーンのような幻想的でフォトジェニックな1枚に仕上がります。

また、満天の星空が広がる夜景スポットとしても大人気なので、晴れた日の夜に訪れるのもおすすめです。

  • 野田浜(野田浜園地)
  • 東京都大島町岡田新開

“生きている地球”を感じる大島で、パワーを貰う旅

今回訪れた大島をはじめ、東京の島々には歴史・文化、美しい自然、海洋資源や特産品などの宝物がたくさんあります。

それらの宝物を掘り起こし、さらに磨きをかけて広く発信する、島のブランド化に向けた東京都の事業が「東京宝島」事業です。

水汲みなど島内の仕事を担う「あんこさん」たち。image by:伊豆大島アンコ文化保存会

取組の一環として大島では、歴史や美しい景観、特有の資源や特産品の発信だけでなく、島独自の“あんこさん文化”を紹介する冊子「ANKO BOOK」の作成を行っています。

「ANKO BOOK 2021」image by:編集部

アンコさんの起源から現在に至るまでのストーリーや、トレードマークの「手ぬぐい」などアンコさんにまつわる名産品や観光スポットのほか、街歩きにも役立つさまざまなコンテンツがもりだくさん!

文章だけでなく、キャッチーでポップなイラストや美しいグラビア写真なども掲載されているので、街歩きのお供にすると共に旅の思い出として永久保存したい1冊に仕上がっています。

島内の「一般社団法人大島観光協会」などで無料配布しているので、見かけた際はぜひゲットしてみてください。

image by:編集部

本島と地続きになっていない、島だからこそ育まれた独特の文化や美しい自然など、まだ世間に広く知られていない「宝物」の数々。

通年を通して楽しめる三原山トレッキングはもちろん、春は島全体で咲き誇る椿、夏はダイビング、秋から冬は澄み渡る夜空を贅沢に楽しむスターウォッチングと、訪れる度に異なる表情を見せてくれる大島。

自然の変化や四季の移り変わりに敏感になるのも、島全体が火山という独特な環境だからこそ。

何気なく歩いている道に咲く椿や、三原山で触れた溶岩や地熱、長い年月をかけてできあがった地層切断面を眺めているだけで感じる“生きている地球”。

都会で生活しているだけでは体験できない、大自然の醍醐味を味わいに大島を訪れてみてはいかがでしょうか。

PR:東京都

  • image by:Shutterstock.com
  • ※取材時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※記事内の時間表記はあくまで目安です。季節によって日の出・日没や営業時間が変わる可能性があります。
  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

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東京から離島へプチトリップ。絶景や温泉も楽しめる「大島」観光のコツ-PR-
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