ジモココ編集長が出会った、小林市のユーモアあふれる世話好き人たち
小林市の牛肉を最高に美味しく料理してくれるシェフ
「小林市で宮崎牛を食べるなら原シェフの焼いた肉が一番美味い」そんな噂を聞きつけてやってきたのが、小林市産の牛料理専門店「なかにし」。直営の西ノ原牧場(小林市)で生産された牛肉を使っているため、通常よりも手軽な価格で宮崎牛をいただけると人気です。
シェフの原さんはこれまで20年以上「なかにし」で小林市産の牛肉を焼き続けています。口数が少なめで、いかにも職人気質といった雰囲気を漂わせる原さんですが、小林市の牛肉を知り尽くした彼のもとには市役所の職員までもがノウハウを教えてもらいにやってくるのだそう。
「宮崎牛はやはりレアかミディアムが美味しいですね。宮崎牛は肉質が柔らかくて、脂の甘みが違います。脂身が美味しい肉は、赤身部分も美味しいですよ。ご家庭で宮崎牛や宮崎和牛を焼くときは、常温で30分くらい置いて焼く直前に塩コショウで味付けするのがコツです」。
お話をすればするほど、原さんの牛肉への愛情と、牛肉を美味しく食べてもらうためならなんだって教えてあげたい、という控えめながらも芯の通った思いを感じます。
ちなみに原さんの小林市内お勧めスポットは、生駒高原にほど近い「神の郷温泉」 。なんでも大の温泉好きだそうで、仕事帰りに神の郷温泉の熱めの温泉に浸かるのが至福なんだとか! 温泉の話題で顔の表情も緩んで、職人気質な原さんのちょっとお茶目な笑顔も素敵でした。
なかにしシェフ・原さん
小林市の人は、ユーモアあふれる世話好き
私にとって小林市の方々は、誰もが「ユーモアあふれる世話好き」でした。
良いものを作ろうと愛情をかけて育てる生産者の皆さん、おしゃべり好きな喫茶店のオーナー、遊び心に溢れた企画を生み出す市役所の方々など。控えめな方も大雑把な方も、若い方もお年寄りも、小林市出身者も移住してきた方でさえも、誰もが人が好きで、人が気になって、人に何かしてあげたくてたまらない人ばかり!
知らない地域に観光へ来た時、ついつい観光名所やグルメに目が入ってしまいがちですが、小林市を訪れた時は「人」に話しかけてみてください。きっと、そこに暮らす「人」こそが地域の魅力のかたまりなのだと、感じさせてくれるはずですよ。
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