まだ見ぬ「島根」の美しさ。神々しい魅力をとらえた写真の数々

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2019/03/29

日本最古級の神社・出雲大社などの遺産をはじめ、美しい自然や土地文化に恵まれ、観光客が後を絶たない島根県。日本人の心を揺さぶるような光景を求めて、多くの人が足を運んでいます。

そんな中、島根県を訪れた方々の感動した観光地や風景、グルメなど多岐に渡るジャンルから「全国の皆さまにオススメしたい島根の魅力を発信する」といテーマのもと、島根県が「『ご縁の国しまね』インスタグラムフォトコンテスト」を開催。

今回は見事入賞したその作品群にあわせ、スポットの詳細をご紹介します。

神秘あふれる島根県の、神々しい魅力をとらえた写真の数々に感嘆

今回グランプリに選ばれたのは、島根県・鹿足郡津和野町の「太皷谷稲成神社」を撮影した、島根県・益田市在住の川邊宗一朗さんです。雪深い太皷谷稲成神社の中に連なる「千本鳥居」と灯りを幻想的に捉えたこの1枚は、まるで日本神話の世界のような趣があります。

太皷谷稲成神社は、1773(安永2)年に津和野藩主の第7代・亀井矩貞が京都の伏見稲荷大社を勧請してつくられた神社のため、伏見稲荷大社と同じく千本鳥居があるのが魅力のひとつ。

石段を上がった先では津和野の大眺望が目に飛び込んでくる絶景ポイントでもあり、「山陰の小京都」とも呼ばれる太皷谷を心ゆくまで眺めることができます。

「ご縁の国しまね賞」からは、島根県・大田市在住の和田冬樹さんによる益田市「唐音水仙公園」での1枚が選ばれました。雲間からのぞく太陽の光が、唐音水仙公園の名物でもあるスイセンを美しく照らし出す光景に、思わず見入ってしまう作品です。

唐音水仙公園を彩るスイセンは、その数およそ200万球とも言われており、一面の水仙の花畑を漂う甘い香りに包まれながら、日本海の大海原を鑑賞できるという見逃せない名所です。

国指定の天然記念物である岩脈「唐音の蛇岩」も隣接しており、一緒に楽しむことが可能です。海や花、岩といった雄大な自然を満喫することができます。


続いての1枚は、北海道の柳楽航平さんによる浜田市の「石見畳ヶ浦」。国の天然記念物に指定されている石見畳ヶ浦の「きのこ岩」と呼ばれる岩々の間を、すり抜けるように広がる霧の姿を見事に映し出しています。

畳を敷き詰めたような光景から「畳ヶ浦」と名付けられているこの場所では、1,600万年前の地層を目の当たりにすることが可能です。

岩だけでなく貝やクジラの化石なども見ることができ、波の侵食で作られた「ノジュール化石」と呼ばれる腰掛け状の岩など、迫力満点の世界が広がっています。

「ただいま島根賞」からは、島根県・出雲市在住の和田冬樹さんによる出雲市の「出雲大社」が選ばれました。雪景色の中で存在感を放つ鳥居が神々しく、出雲大社の荘厳な空気感が伝わってくる1枚です。

恋愛をはじめ、多くの良縁を引き寄せる効果があるとの評判もあり、日本中から多くの観光客が訪れ続けている出雲大社。島根県を代表する知名度の高さを誇る神社は、日本の神話「古事記」でも描かれているほど由緒正しい歴史をたたえ、数千年の時の流れを感じながら参拝することができます。

続いての1枚は、島根県・雲南市の永瀬順和さんによる松江市の「水郷祭」。湖上花火大会の壮大な花火を余すところなく捉え、思わず足を運びたくなる迫力が伝わる、ダイナミックな作品です。

松江水郷祭の湖上花火大会では毎年1万発以上もの花火が打ち上げられており、山陰地方を代表する一大祭典とも言われる大きなお祭りです。浪人おどり、灯ろう流し、神輿渡御(浦安の舞)などが披露されており、写真にも映し出された立ち並ぶ露店にも是非立ち寄りたいところです。

見事なまでに島根県の魅力を映し出している、今回の入賞作品たち。「ご縁の国」という名前に相応しい、多くの人が足を運びたくなるような風景の数々を、ぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか。

  • source:PR TIMES
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。 
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美容師・ヘアメイクを経て映画業界に転身。フリーの記者カメラマンとして国内外のレッドカーペット取材や俳優インタビューを行いながら、来日イベントの企画運営・PR、記者会見や舞台挨拶のMCなど洋画をメインに活動。現在は育児のため仕事をセーブし、ライターとして幅広いジャンルの記事を執筆中。

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