5月が見ごろ。力強く春の訪れを告げる絶景、青森横浜町「菜の花畑」【2019】

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2019/05/11

寒く厳しい冬を越え、暖かな陽射しに包まれるような穏やかな。花々も生き生きと咲き始めることから、日本国内では多くの花畑見ごろを迎えます。

今回は、青森県横浜町にある瑞々しい黄色一面の花畑「横浜町 菜の花畑」の魅力を深掘りしてご紹介。可憐な見た目とは裏腹に耐寒性があり、非常に強い花としても知られる菜の花。力強く咲き誇る姿は、きっとあなたの心を震わせるはずです。

日本一の作付面積を誇る黄色一面の絶景「横浜町 菜の花畑」

image by:yoshimi maeda/Shutterstock.com

青森県下北半島に位置する横浜町にある「横浜町 菜の花畑」は、見になると142ヘクタールもの広大な土地を明るい黄色一面に染め上げる日本一の作付面積を誇る菜の花畑です。

作付される菜の花の品種は、キザキノナタネといい、花々が美観をもたらすだけでなく、菜種油としての品質も非常に優れている品種です。

秋のうちに芽を出した菜の花が、青森の雪が多く厳しい冬を越して春にはつらつと花を咲かせる姿は、生命力に満ちあふれており、息を飲むほど。

過去開催の様子 image by:横浜町役場

また例年、菜の花が満開となる5月中旬の土日には、菜の花畑の真ん中で「菜の花フェスティバルinよこはま」が開催されます。

美しい菜の花に囲まれながら、イベントショーや菜の花マラソンなど、さまざまな催しを楽しむことができますよ。

横浜町 菜の花畑を楽しむためのベストな時期や時間帯とは?

例年の見ごろ:5月上旬〜下旬

image by:yankane/Shutterstock.com

同所は例年5月上旬から約1カ月間の間、丘陵地帯が菜の花に埋め尽くされています。開花時期は5月初旬となり、満開の見ごろを迎えるのは5月中旬から5月下旬です。

近年は開花が早まる傾向にあり、行楽シーズンのゴールデンウィーク中に菜の花が開花している年もチラホラ。開花は雪どけの早さによって大きく左右されるので、訪れる前に横浜町役場HPにて、「菜の花開花宣言」をチェックしてみてくださいね。


ちなみに、菜の花畑を訪れるなら午前9時ごろの早い時間帯がおすすめです。見ごろの時期には周辺道路の渋滞も多く発生するため、なるべく早い時間帯に訪れることで、スムーズに菜の花畑を楽しむことができますよ。

image by:yankane/Shutterstock.com

晴れた日に訪れれば、青空と黄色い絨毯の美しいコントラストが目の前に広がります。さらに風のない日であれば、菜の花に蜜を吸いに訪れるチョウがヒラヒラと舞う、春らしい光景を見ることもできるので、風のない晴れた日にがベストですよ。

横浜町 菜の花畑へのアクセス方法

大湊線と陸奥湾 image by:photolibrary

菜の花畑の最寄駅は、路線バス 青森線、路線バス 野辺地線のバス停「大豆田」です。同バス停から「菜の花フェスティバルinよこはま会場」までは、徒歩15分ほど。

公共交通機関を利用したい場合は、この方法でのアクセスがおすすめです。しかし、運行本数が少ないので行きと同様に帰りのバスの時刻確認もお忘れなく。

そのほかにも、菜の花畑の近くにはJR大湊線「陸奧横浜駅」があります。こちらの駅からはさらに車で15分ほど移動が必要となるため、陸奧横浜駅からはタクシー利用が推奨されています。小さい子どもがいる際など、電車とバスの乗り継ぎが困難という方はこちらも利用してみてください。

また、菜の花フェスティバルinよこはま開催の2日間は、シャトルバスの運行も予定されています。本数は限られますがとても便利なので、事前に確認の上、利用を検討してみてくださいね。

image by:photolibrary

ちなみに菜の花畑には無料の駐車場も整備されているので、車で訪れることもできます。

周辺には、日本秘境百選のひとつである「仏ヶ浦」や、日本三大霊地の「恐山」など合わせて訪れたい観光スポットが多く存在するので、朝からお出かけして複数のスポットをめぐるのもおすすめですよ。

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