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幻想的な自然の絶景。一生に一度は見たい、日本国内「雲海」7選

ニッポン津々浦々
2019/05/24

「雲の上にいるような気分」とは、ふわふわとした高揚感・気持ちよさをあらすたとえですが、実はホントに味わえます。それが日本各地にある「雲海スポット」です。

まるで海のように広がる白い雲の中にいると、そこはもう天上気分。自然現象である雲海はさまざまな条件がそろわないと姿を現しませんが、タイミングを押さえれば意外と体験できるものなのです。そこで今回は、北は北海道から南は九州まで、雲海見るなら外せない名所をまとめてご紹介します。

津別峠展望施設/北海道

見ごろ:6月〜10月

image by:photolibrary

津別峠」は、津別町と弟子屈町の境にある標高947mの峠です。中世ヨーロッパの古城を思わせる展望台からは屈斜路湖の上に広がる雲海が見渡せ、気分はまさに王様。

5月〜11月は展望台に向かう道路が通行止めになりますので、訪れるなら6月〜10月です。特に雲海の白、朝日の赤、空の青のコントラストが鮮やかな日の出の時間がオススメですよ。

  • 津別峠展望施設
  • 北海道網走郡津別町字上里
  • 開館期間:6月1日〜10月31日
  • 9:00〜19:00
  • 公式サイト

雲海テラス/北海道

見ごろ:5月〜9月

image by:星野リゾート トマム

北海道勇払郡占冠村の「星野リゾート トマム」内、標高1,088mの高さに作られた「雲海テラス」も、雄大な雲海を眺めることができる絶景展望スポットとして、全国から観光客が多く訪れます。

Cloud Walk image by:星野リゾート トマム

まわりの山の近くの雲海、雲海テラスがあるトマム山の裾野に広がる雲海、太平洋の海霧が流れ込んで起きた雲海…と、テラスには細かい見どころスポットがいくつもありますが、特に「Cloud Walk」はハズません。斜面にせり出したスポットに立つと、雲の上にいるような気分になれますよ。

  • 雲海テラス
  • 北海道勇払郡占冠村中トマム(星野リゾート トマム内)
  • 大人 1,900円/小学生 1,200円/ペット 500円 ※未就学児無料
  • 2019年5月11日(土)~2019年10月14日(月)
  • A期間:5月11日~5月31日 5:00~7:00/B期間:6月1日~10月14日 5:00~8:00(C期間を除く)/C期間:9月1日~9月30日 54:30~8:00
  • 星野リゾート トマム 雲海テラス
  • ※リゾナーレトマム、トマム ザ・タワーに宿泊の方は無料

九十九谷展望公園/千葉県

見ごろ:秋〜冬

image by:photolibrary

千葉県君津市にある「九十九谷展望公園」は、秋から冬にかけての日の出前後、幾重にも重なる上総丘陵の山並みを雲海がとりまきまさう。その姿は一幅の墨絵のようで、昭和を代表する日本画家・東山魁夷氏絵のモチーフにしています。

また「ちば展望100選」のひとつでもあり、美しい初日の出を見ることができる定番スポットとしても有名なので、絶景ファンなら見逃せません。

同所の雲海の見ごろは基本が秋から冬にかけてですが、一年を通して雲海が現れる可能性もあります。


  • 九十九谷展望公園
  • 君津市鹿野山東天峪119-1
  • 公式サイト

越前大野城/福井県

見ごろ:10月〜4月

image by:M Andy/Shutterstock.com

大野市内中心部の亀山に建つ「越前大野城」。10月〜4月の明け方から午前9時ごろまで出る雲海に囲まれたその姿は、まさに「天空の城」です。また晴れるにつれて大野城下の街並みがしだいに現れていく様子も、一見の価値ありですよ。

雲海は大野城の西にある戌山城址から見ることができますが、そこへ向かう3つの登山道はすべて徒歩。寒い時期の早朝登山になるため、暖かい格好をして足元に注意しましょう。

  • 越前大野城
  • 福井県大野市城町3-109
  • 電話番号
  • 最寄り駅
  • 大人 200円/中学生以下 無料
  • 休館期間:12月1日~3月31日
  • 4月~9月午前9時~午後5時/10月~11月午前6時~午後4時(入場は閉館30分前まで)
  • 公式サイト

千畳敷カール/長野県

見ごろ:7月〜9月

2月の雲海 image by:駒ケ岳ロープウェイ

お菓子のような名前「カール」とは、氷河期にできたお椀状の地形のことを指します。長野県「千畳敷カール」は中央アルプスにあり、ロープウェイで気軽に行ける標高2,500m以上の場所から見る雲海は格別です。

天気がよければ雲海の向こうに富士山が見えることもあるとか。見ごろは夏場とされることが多いですが、条件がそろえば上の写真のように冬場でも見ることができますよ。

また千畳敷カールは高山植物の宝庫でもあり、夏にはコマクサやチングルマが咲き誇るお花畑が見ものです。

竹田城跡/兵庫県

見ごろ:9月〜11月

image by:Matsuo Sato/Shutterstock.com

標高約354mの古城山の頂上にある、兵庫県の「竹田城跡」は、天気のよい秋の朝に生まれる雲海が城を囲みます。そのファンタジックな姿から、「天空の城」「日本のマチュピチュ」などと称されることも。

城跡に登って霧に包まれながら雰囲気をたのしむのもよし、城の向かい側にある立雲峡に登って外から霧を眺めるのもよしです。ちなみにNPO法人が選んだ「恋人の聖地」のひとつでもあるので、気になる方やパートナーと訪れるのもいいですね。

観測期間は9月から11月ごろですが、11月下旬から12月上旬ごろにも濃い雲海が現れることも。このシーズンになると降雪もあるので、気をつけて訪れましょう。

  • 竹田城跡
  • 兵庫県朝来市和田山町竹田
  • 大人 (高校生以上) 500円/中学生以下 無料
  • 春:3月1日~ 5月31日 8:00~18:00(最終登城17:30)/夏:6月1日~ 8月31日 6:00~18:00(最終登城17:30)/秋:9月1日~11月30日 4:00~17:00(最終登城16:30)/冬:12月1日~翌年1月3日 10:00~14:00(最終登城13:00)
  • 公式サイト
  • ※1月4日~2月末は入城ができません

国見ヶ丘/宮崎県

見ごろ:9月末〜11月

image by:San Hoyano/Shutterstock.com

国見ヶ丘」は、宮崎県高千穂町にある標高513mの丘です。雲海の見ごろは秋で、よく晴れて風のない早朝がベスト。高千穂盆地やまわりの山々を雲海が覆う姿は、神話で有名なこの町にふさわしい風景です。

展望台は世界的な旅行ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に掲載された折り紙つき。高千穂の山々だけでなく、阿蘇外輪山まで見られます。


雲海が出る条件とは?

トマム image by:San Hoyano/Shutterstock.com

雲海が出るための自然条件はシーズンによってさまざまありますが、以下が基本となります。

  • ・早朝で晴れの日
  • ・風がないこと
  • ・前日と当日との気温差が大きいこと(10度以上あればベスト)
  • ・前日の夕方に雨が降るなど、湿度が高いこと

美しい雲海を楽しむためには、お出かけの前日、当日の気象情報をしっかりチェックしてから訪れてくださいね。

image by:photolibrary

※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

本業は某百貨店などのグルメ系イベント企画。日本全国をめぐりすぎて詳しくなってしまったため、2013年よりグルメ・旅行ライターとしてもスタート。現在は6カ月国内地方、3カ月海外にいるため、名前のわりに海外にも詳しくなってしまいました。

幻想的な自然の絶景。一生に一度は見たい、日本国内「雲海」7選
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