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宝石のような美しさ。ガラスでできた世界の「グラスビーチ」4選

ニッポン津々浦々
2019/06/15

通常、ビーチといえばサラサラの砂の、言葉通り「砂浜」をイメージしますよね。でも驚くなかれ。世界には砂の粒ではなくガラスの破片でできた、カラフルな「グラスビーチ」が存在するのです。

今回は夏が待ち遠しくなる、鮮やかで美しい世界のグラスビーチをご紹介します。

ウラジオストクのグラスビーチ/ロシア

image by:Ovchinnikova Irina/Shutterstock.com

ロシアのウラジオストクから北東へ進んだ「ウスリー湾」は、深い緑色に輝くグラスビーチです。

image by:Ovchinnikova Irina/Shutterstock.com

同所のガラス片は、なんとウォッカの瓶や陶器なんだとか。ウォッカの大量のビンなどが、トラックで運ばれてこの地に廃棄され、それらが研磨され丸みを帯びたことから、現在の宝石が敷き詰められたようなビーチができあがったのです。

カリフォルニアのグラスビーチ/アメリカ・カリフォルニア州

image by:Wollertz/Shutterstock.com

アメリカのカリフォルニアにある「グラスビーチ」は、「グラスビーチ」といえばココが挙げられるほどの代表的な存在です。

同所はまるで宝石がまかれているかのように輝いて見えますが、これ、実はゴミなんです。20世紀の初めごろ、この浜には大量のガラス製品や電化製品のゴミが大量に投棄されていました。

1967年に当時のカリフォルニア市長が、浄化プログラムを開始し、ゴミを撤去。とり残されたガラス片が波に浸食されて、角が取れて丸くなり宝石のように見えるようになったというわけです。

しかし、残念なことに最近では、美しいガラス片の多くが観光客に持ち去られてしまい、景観が寂しくなっているようです。

カウアイ島のグラスビーチ/アメリカ・ハワイ州

image by:Adrienne Wagner/Shutterstock.com

アメリカのハワイ州、カウアイ島西海岸のポート・アレン港の東にあるグラスビーチには、砂に交じって多くの角の取れたガラス片が混じっています。


これは、かつてここの近くに粗大ゴミの廃棄物処理場があり、潮の流れの関係でゴミのなかのガラス片がこの浜に打ちよせているからなんだとか。


シーグラスビーチ/カリブ諸島・バミューダ

image by:Felix Lipov/Shutterstock.com

カリブ諸島のなかのバミューダ島にある「シーグラスビーチ」も、ガラス片が潮の関係で打ち寄せられて集積したビーチです。同所のガラス片は、周辺の川や海に投棄されたガラス瓶などのゴミが集積したもの。

バミューダ島というと「魔の海域」や「バミューダ・トライアングル」といった超常現象が起こる恐ろしい海域として知られていますが、安心してください。この浜は、ただ美しいガラス片が集積しているだけですよ。

最近は観光誘致のために、わざわざガラス片を蒔いており、また、これらのガラスから造ったお土産を売る店などもあるそうです。

世界中の「宝石の浜」、キレイでロマンチックですよね(元々はゴミなのですが…)。グラスビーチは、このほかにもまだまだ世界中にあります。気になる場所があれば、ぜひ足を運んでみてくださいね。

  • image by:RanQuick/Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

本業は某百貨店などのグルメ系イベント企画。日本全国をめぐりすぎて詳しくなってしまったため、2013年よりグルメ・旅行ライターとしてもスタート。現在は6カ月国内地方、3カ月海外にいるため、名前のわりに海外にも詳しくなってしまいました。

宝石のような美しさ。ガラスでできた世界の「グラスビーチ」4選
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