そうだ、ひとり旅行こう。集団旅行中82%が「一人になりたい」と思っている

Array
2020/04/01

日常が忙しく過ぎてゆくなか、たまの休日は「ご褒美」といえます。友だちや家族と過ごす時間を作ったり、親しい人たちと一緒に過ごしてより仲を深めたりする人も多いなか、一方でリラックスして自分と向き合う「じぶん時間」を大切に、旅行に出かけたいと思う人もいるのではないでしょうか。

そこで今回、新たな旅行のかたちである「ひとり旅」について、Hotels.comが20代~50代の「ひとり旅」経験者300人と、未経験でひとり旅に興味のある300人の計600人に「#気ままなソロ旅」調査を実施しました。両方の立場から、ひとり旅へのモチベーションをのぞいてみましょう。

82%が「グループ旅の途中で、ひとりになりたいと思ったことがある」と回答

image by:Shutterstock.com

ひとり旅に行く理由について質問すると「リラックス」や「探検」よりも、「じぶん時間」と強い関係性があることがわかりました。「気を遣わずに済む」(58%)、「自分の行きたいところに行ける」(51%)、「自分のペースで観光したい」(51%)と、自由気ままに旅のプランを考えられることが大きな理由となっています。

理想のひとり旅は?」という質問では、「癒しの旅(温泉などにつかり、日ごろの疲れを癒す旅)」(59%)、「予め計画をせず、思い思いに過ごす旅」(46%)、「鉄道・バスの旅(車窓からの眺めや、乗ること自体を楽しむ旅)」(43%)が上位に来る結果となりました。

image by:Shutterstock.com

ひとり旅へのモチベーションを質問すると、20代のひとり旅経験者は「ひとりになりたいと思ったとき」(34%)、「自分にごほうびをあげたいとき」(34%)、「失恋をしたとき」(20%)が、ほかの年代とくらべて顕著にモチベーションとなっていることが判明。

一方、30代以上の旅行者は、「行きたい・見たいイベントがあるとき」(45%)や、「急きょ休みが取れたとき」(31%)がモチベーションとなっており、動機は年齢によって異なっていることがわかりました。

また、82%が「グループ旅の途中で、ひとりになりたいと思ったことがある」と回答。自由さが最大のメリットであるひとり旅は、まさにそんな想いを消化してくれるものだといえます。

image by:Shutterstock.com

そんななか「ひとり旅に行かない理由」を未経験者に聞いてみると、「寂しい」(32%)「つまらない」(28%)が最も多い理由として挙がり、続いて「価格が高い」(16%)、「パートナーや親が嫌がる」(15%)、「安全ではない」(15%)という結果に。ハードルが高いと感じている人も多いようです。

ひとり旅のイメージを経験者・未経験者それぞれに聞いてみると、未経験者の55%は「ひとり旅の価格が高い」と感じ、58%が「安全ではない」と考えていることもわかりました。


とりわけ、女性のひとり旅未経験者の64%が「価格が高い」と感じ、79%が「安全ではない」と思っていることも判明。経験者は64%が「価格が安い」、68%が「安全」と考えており、真逆の結果に。

国内外問わず訪問先によっては、女性のひとり旅の危険性は充分に考慮しなければいけない点かもしれませんが、経験者と未経験者で大きな意識の違いがありつつも、全体の77%が「ひとり旅は特別な人がすることではない」と、身近に感じていることもわかりました。

また、全体の80%はひとり旅のとき「SNSはできるだけつながず、自分の時間を大切にする」と回答。84%のひとり旅経験者がひとり旅を「ごほうび」だと考え、旅行体験は自慢の対象ではなく、自分自身でしっかりと感じるためのものとなっているようです。

image by:Shutterstock.com

一方、ひとり旅の2大必需品として「スマートフォン」(69%)、「モバイルバッテリー」(47%)に支持が集中。見知らぬ旅先での情報収集など、なくてはならないアイテムだといえます。

現在、半数以上(53%)が「流行してきている」と感じているひとり旅。日本でも流行し始めており、旅行の選択肢はさらに広がってきているといえます。

仕事のストレスから逃れ、自分自身と向き合える「ひとり旅」。日常のリフレッシュに、ひとり旅で自由な時間を存分に体感してみてはいかがでしょうか。

  • source:PR TIMES
  • image by:Shutterstock.com
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
いま読まれてます

美容師・ヘアメイクを経て映画業界に転身。フリーの記者カメラマンとして国内外のレッドカーペット取材や俳優インタビューを行いながら、来日イベントの企画運営・PR、記者会見や舞台挨拶のMCなど洋画をメインに活動。現在は育児のため仕事をセーブし、ライターとして幅広いジャンルの記事を執筆中。

Instagram

エアトリインターナショナル コスパが高いLCC「ジェットスター」直行便でラクラク!ケアンズで大自然の癒やしを満喫しませんか?
そうだ、ひとり旅行こう。集団旅行中82%が「一人になりたい」と思っている
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます